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古くから伝わる神事「樋(ひ)抜(ぬ)きの儀(ぎ)」が今年も開催されます

2021年5月27日

担当部署名/東播磨県民局地域振興室県民課  直通電話/(079)421-9063

古くから伝わる神事「樋ひ抜ぬきの儀ぎ 」が今年も開催されます

東播磨地域を象徴する「ため池群と水路網」を地域の財産として、“守り、活かし、次世代に継承する”ため、多様な主体の参画と協働のもと、地域全体を“まるごと博物館”とする「いなみ野ため池ミュージアム」を平成14年度より展開しています。

この取り組みの一環であり、五穀ごこく豊穣ほうじょうと水利の安寧あんねいを祈願する地域の伝統行事(神事)“樋ひ抜きぬの儀ぎ”が下記のとおり執り行われます。

この神事は、加古川市志方西地区の5集落の貴重な農業用ため池である「原大池」の円筒分水工から、5つの集落の農地へ分水するもので、毎年5月最後の大安の日に行われます。

 

1 実施日 : 令和3年5月31日(月曜日)

集合9時30分 神事開始 10時より

2 実施場所 : 原大池(加古川市志方町原字大池1060-1)

3 主催 : 加古川市横大路、原、成井、永室、西牧の5集落

4 内容 : 町内会や水利組合の代表者らが集まり、五穀豊穣と水利の安寧あんねいを祈願する伝統神事です。拝礼と振る舞いの後、

原大池の樋抜き(取水バルブを開け)が行われ円筒分水工を経由し水が轟音ごうおんと共に水路へ、そして農地へと流れだします。

5 その他 : 野外での神事ではありますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け咳エチケット(マスクの着用など)等の感染予防に努めてください。

6 問合せ先 : 東播磨県民局地域振興室県民課(水辺地域づくり担当)

 TEL079-421-9026・FAX079-424-9977