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更新日:2016年1月17日

知事コメント「震災21年を迎えて」(平成28年1月17日)

阪神・淡路大震災から21年を迎えます。改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様の復興に向けたご努力に敬意を表します。

私たちは、内外からの温かい励ましや支援を支えに、県民一丸となって懸命の努力を重ねてきました。21世紀の成熟社会を見据えた「創造的復興」の歩み。それは、高齢者の見守りや、こころのケア、ボランティア活動への支援など、未知への挑戦の連続でもありました。手探りのなかで、私たち自身が創ってきた復興のモデルは、世界の防災・減災対策においても注目されています。

阪神・淡路大震災から20年の節目を迎えた昨年は、県民総参加で、「-1.17は忘れない-『伝える』『活かす』『備える』」をテーマとした防災活動に市民レベルで取り組みました。20年を経ても、まだ残された課題があります。時の経過とともに、高齢化が進行し、震災を経験していない世代が増加するなか、高齢者の自立支援やまちのにぎわいの回復、そして震災を風化させない取り組みが大切です。地域と連携した高齢者の見守り支援、新長田駅南地区への県市関係機関の共同移転や商店街の空き店舗対策、毎月17日の「減災活動の日」を活用した県民の実践活動の促進に一層の力を注いでまいります。

兵庫は今、ポスト震災20年の新たな飛躍をめざし歩みはじめています。地域創生が求められる今こそ、震災を乗り越えた県民の知恵と力を結集し、人口減少下でも活力を保ち、将来への希望を持てる新しい兵庫づくりをめざしていくときです。
そのためには、安全安心の基盤を確かなものとしなければなりません。近い将来の発生が危惧されている南海トラフ地震、地球温暖化の進行により頻発する巨大台風やゲリラ豪雨などに備え、建物の耐震化などの地震対策、防潮堤の強化などの津波対策、防災訓練などの避難対策、治山・砂防の推進など、ハード・ソフト両面での総合的な対策を進めます。

また、5年を迎える東日本大震災の被災地は、いまだ復興途上にあり、多くの課題を抱えています。本県は、まちづくり・コミュニティ再生・こころのケアなどの専門家や、復興プロジェクトを担う職員チームの派遣など、復興ニーズにあわせた幅広い支援により、これからも東日本への息の長い復興支援を続けていきます。

これまでの復興の歩みを礎に、県民の皆様とともに力を合わせ、「安全安心で元気なふるさと兵庫」の創造をめざし、全力で取り組んでいく決意です。

平成28年1月17日

兵庫県知事 井戸 敏三

 

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