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更新日:2017年7月31日

知事定例記者会見(2017年7月31日(月曜日))

【発表項目】

 1 5期目の県政運営に臨んで
 2 「安全元気ふるさとひょうご実現プログラム」の平成28年度取組状況
 3 「平成28年度参画と協働関連施策の年次報告」の作成
 4 少子対策及び子ども・子育て支援の総合的推
 5 「兵庫県スポーツ推進計画」の進捗状況[平成28年度]及び平成29年度の取組
 6 東日本大震災に係る支援
 7 第2回県民モニターアンケート「兵庫県の広報活動」の調査結果
 8 国際フロンティア産業メッセ2017の開催
 9 再発見『尼崎』サイクル&ウォークロゲイニングの開催
10 尼崎の森中央緑地 めざせ、虫取り名人!の開催
11 第53回関西学生カヌー選手権大会の開催
12 兵庫県・岡山県合同移住相談会及び合同空き家見学バスツアーの実施
13 「ヒアリ・アカカミアリ」の確認方法

 

動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約45分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 1番目は「5期目の県政運営に臨んで」です。

 明日から新しい任期が始まりますので、これまでずっと言ってきたことではありますが、コメントをまとめさせていただきました。
 具体的には、新しい県政推進プログラムをこの秋にはまとめて分かりやすく示したいということ。もう1つはご承知のように、平成30年度は行革の完成年度でもあり、新しい地域創生の施策展開を行って軌道に乗せるためのスタートを切る年でもありますので、その重要施策等について、具体の検討を来月から本格化させていきます。そして、活力あるふるさと兵庫の実現を基本目標に、参画と協働、県民目線、現場主義、職員の一致協力を基本姿勢として進んでいきます。
 重点課題として、6つの課題を挙げさせていただいています。内容は、その時々に応じて少し柱立てが動いたりしていますが、従来から言っている事柄を整理しているものです。基本的に、地域創生の柱立てをベースにしながら県政推進の重点課題を並べていくことになっていますのでご理解ください。

 

 2番目は「『安全元気ふるさとひょうご実現プログラム』の平成28年度取組状況」です。

 56プログラムがありますが、現時点でデータが整っている55プログラムの達成状況を四角囲みに記載しているように、100点が「◎」(目標達成)、90点以上100点未満が「○」(目標を概ね達成)、70点以上90点未満が「△」(目標をやや下回る)、70点未満が「▲」(目標を下回る)という形で評価させていただきました。
 施策・事業318の中で、データが整っている286について、目標を達成した「◎」178と「○」58を合わせると236(83%)は概ね達成したことになりますが、目標下回った「▲」15とやや下回った「△」35を合わせると50(17%)になっています。目標を達成していないところについては、さらに努力を重ねていきたいと考えています。
 4ページ以降に、目標を達成できていないものの一覧を整理しています。南海トラフ巨大地震対策では、「簡易耐震診断実施戸数」の達成率が40.9%でした。これは平成37年に耐震化率97%を達成しようとする場合の年次割りを全部耐震診断すべきだという形で整理していますので、どうしても達成率が低くなってしまいます。究極の対策は建て替えです。建て替えれば耐震診断をしなくても良いので、そのようなことを考えるとこの目標が高過ぎるのかもしませんが、今のプログラムからすると未達成です。「ひょうご住まいの耐震化促進事業による耐震改修工事実施戸数」も達成率は59.9%にとどまっています。これもなかなか評価が難しいです。なぜかというと、建築してから50年ぐらい経っているような住宅だとすると、いまさら耐震工事をするのかという方々がかなりいらっしゃいます。そのような方々への対応を考えてみると、この数字もやむを得ないというところがあるのかもしれないとは思いますが、かなりの経過年数が経っているような建築物への対応をどのように考えるのかが課題です。一時、私が提案していたのは、今も事業としてありますが、ベッドルームやリビングルームなど、部分改修をやろうということでした。そのような対応をもっと普及させていくことが必要ではないかと思っています。フェニックス共済は努力をさせていただきます。
 5ページのゲリラ豪雨対策では、「森林管理100%作戦による間伐実施面積」の達成率が50.8%になっています。これは国の施策が切捨間伐から搬出間伐へ転換されたことに伴う影響もかなりあり、条件の良いところは進んでいるのですが、条件の悪いところが進んでいません。また、境界や所有者が不明な森林での間伐が進んでいないということがあり、これらについても制度的な対応も含めて、さらなる対策を充実していきたいと考えています。
 6ページの防災力向上対策では、「避難所となる小学校等への井戸設置支援校数」は、井戸がないところでも学校のプールや近所に水源がある場合は整備対象から外していますので、その関連で目標数値についても見直しが必要になるかもしれないと考えています。
 7ページの社会インフラ対策では、「右折車線の設置、道路拡幅などによる渋滞緩和数」が若干下回っています。これは新名神高速道路の供用時期遅延が主な原因ですので、来年度は違った結果になると思います。
 8ページの少子化対策では、「ひょうご出会い・結婚支援事業による成婚数」が実績を下回っていますのでさらに努力をしていく必要があります。専門職対象の出会い支援事業の本格実施や市町での新たな窓口の開設、UJIターン支援等を組み合わせて行っていきます。「子育てほっとステーション開設箇所数」は、他の支援制度との関連で十分に利用されていない面もありますので、特に子育てや青少年対策の事業全体についてメニュー化、重点化を来年度予算編成に関連して行っていく必要があるのではないかと考えています。「待機児童数」は、定員を4807人も増やしたにも関わらず、1572人になってしまいました。M字カーブの深さが大きい兵庫県ですので、それだけ待機児童対策を行い、保育所等の定員拡大をすることによって、働きながら子育てをしたいというお母さん方も増えてきており、その増加率が高いということではないかとは思われます。さらに定員確保に努力をしていきたいと考えています。
 10ページの次代を支える人材育成対策では、「ひょうごっ子・ふるさと塾体験活動、体験学習実施数」が59.0%にとどまっていますが、これについても先ほど触れた青少年対策事業と同様です。「兵庫版道徳教育副読本等を用いた授業公開を全ての学級で実施した学校の割合」ですが、ご案内のように、道徳の教科書もできますので、その採択の状況等も踏まえながら目標をどうするかを検討していきたいと考えています。今年は愛媛国体ですが、しっかり頑張らなくてはなりません。デフリンピックで日本の女子バレーが優勝しました。兵庫県の出身者が選手として2人が入っていますので大変喜んでいます。
 16ページの高齢者の生活安心対策では、「がん検診受診率」が悪い、あるいは「24時間対応巡回サービス提供事業所数」がなかなか増えていないという実情があります。
 17ページの健康づくり対策では、「健康づくりチャレンジ企業登録社数」は良いのですが、「健康づくりチャレンジ企業など健康運動機器・用具の整備に対する支援件数」は、達成率が36.2%ということですので、これについても、PRが足りていないからなのか、民間でいろいろな施設ができており、それで代替しているということだとすると、クーポンなどの方が、意味があるのか事業を十分考えてみる必要があると思います。スポーツクラブ21ひょうごの活動は、2021年のワールドマスターズゲーム関西の開催に備えてさらに強化を進めていきます。
 18ページの地域医療対策の「県指定がん診療連携拠点病院数」は、数が増えれば良いという話ではありませんから、十分その施設として能力のあるところを指定していくということであると思っています。
 20、21ページは、農林水産業対策でなかなか難しい実情があります。「新規就農者数」も目標は高いのですが、実態としてなかなか目標に届いていません。この辺りも、さらに強化を図っていきたいと考えます。
 22ページのまち・むら活性化対策の「田舎暮らし農園施設整備、空き家改修実施地区数」は、農地取得に時間を要する、空き家改修の手続き等について手間がかかるなどの理由で実績が伸びていません。また、「自主運行バス立ち上げ支援数」は、まずまずですが、市町と連携してさらに努力をしていきたいと思います。
 24ページの環境創造・エネルギー対策では、県民緑税の都市部事業の進捗率が良くないということなのでさらにPRを進めます。「住宅用創エネルギー・省エネルギー設備設置特別融資件数」の達成率は、69.5%で導入ペースが鈍化してきています。融資利率を0.8%に改定していますので、これも普及啓発を図っていきたいと思います。
 27ページの国際化対策の「高校生の海外留学者数」は達成が75.6%ですのでさらに努力が必要です。
 28、29ページのふるさとひょうご実現対策では、「人口転入増加(転出抑制)数」が思ったほど伸びていなかったということです。以上を成績の発表とさせていただきます。

 

 3番目は「『平成28年度 参画と協働関連施策の年次報告』の作成」です。

 できるだけ事例を紹介する形で今回は取りまとめています。本文の2ページをご覧いただきますと、地域づくり活動への施策数409、県行政への参画と協働を推進する施策数175を整理しています。
 3ページの情報提供の充実では、兵庫県公式地域創生インスタグラムの開設、ひょうご博覧会in大阪という形で兵庫のPRを始めました。4ページの相談体制の充実は、カムバックひょうご促進事業で相談体制を整えました。
 地域の魅力や課題を学ぶでは、伝統文化の学びの充実も図りました。また、ひょうごっ子・ふるさと塾の実施を行っています。5ページから6ページにかけて、各県民局での目玉事業を紹介しています。
 7ページの活動・交流拠点確保で古民家再生促進支援事業では、一般社団法人ノオトが、古民家を改修してシェアハウスとして活用を図っています。商店街新規出店・開業等支援では、加東市で「町家カフェ」が開業し活動を展開しています。空き店舗を借り上げて新しい業種等の出店者を誘致しました。農山漁村活性化応援事業ではワークショップや交流を行いました。
 9ページの人材確保では、女性、シニア、若者をはじめとする全ての世代の活躍推進のためにいろいろな事業を展開しています。それを枠組みで紹介しています。ふるさとづくり青年隊の支援を行っていますし、地域おこし協力隊も定着支援を行っているものです。11ページには、商店街ご用聞き・共同宅配の実施等の取り組みを紹介しています。
 12ページ以下では、資金調達支援として、「ふるさとひょうご寄付金」を募集、それによるプロジェクトの推進を紹介しています。あまり大きくありませんが、子犬子猫の飼い主探し応援プロジェクトも実施しています。キラリひょうごプロジェクトでは、兵庫の地場産品の推進をしています。ひょうごボランタリー基金助成事業でも、県民ボランタリー活動に対して、例えば、NPO法人格を持たないグループに対して3551件も助成をしていますし、NPOが地縁団体等と連携した活動に24件、約1140万円の助成を行っています。それから、休眠預金の活用についても今後検討を進めていきます。
 14ページの連携支援では、コラボネットを改修して、検索しやすく見やすい画面に、また、スマートフォン・タブレットにも対応できるようにしています。
 16ページの県行政への参画と協働の推進では、各種媒体を活用した広報活動、県政モニター、さわやか提案箱、審議会等の委員公募及び公開をします。
 そして、協働事業の機会確保では、学校・家庭・地域の連携協力推進事業として地域学校協働本部が学校区ごとに設置されますので、この活動の支援をしています。また、健康づくりのステップアップ事業として、健康教室を開催しています。ひょうごアドプトでは、道路・河川・海岸等の維持管理や美化活動を地元の方々に委託をする事業も展開しているものです。

 

 4番目は「少子対策及び子ども・子育て支援の総合的推進」です。

 平成28年の兵庫県の合計特殊出生率は、昨年より0.01ポイント上昇して1.49となりました。全国では12県(青森県、秋田県、福島県、福井県、長野県、静岡県、兵庫県、岡山県、香川県、愛媛県、長崎県、大分県)が上昇しています。そのような意味では、兵庫県のように人口が多いところでポイントが上がっているのはなぜかという分析はできていませんが、他の傾向とは異なっている実績を上げたと思っています。ただ、問題は、出生率ではなく、右側の表にある絶対数です。10年前の平成18年では、約5万人の出生数でしたが平成28年では4万4000人になっているで、この絶対数をどう確保していくのかが大きな課題になると思っています。それぞれの関連する主な事業実績を整理しているのでご参照ください。
 2ページ目には、平成29年度の取り組み事業を一覧で整理しています。3ページ目は、89項目の達成状況を整理しています。集計中の18項目を除いて、◎が53項目、○が11項目、△が3項目で、▲が4項目となっています。ちなみに、▲は、「ひょうごっ子・ふるさと塾事業体験活動、体験学習実施数」、「新体力テストにおける昭和60年頃の子どもの体力水準に達している項目の割合」では特に小学校と高等学校が未達成となっています。それから、「待機児童数」、「ファミリー・サポート・センター事業の提供回数」が▲になっています。今後、努力をしていきます。

 

 5番目は「『兵庫県スポーツ推進計画』の進捗状況[平成28年度]及び平成29年度の取組」です。

 5つの重点目標として、「スポーツをする子どもの増加と体力の向上」、「成人のスポーツ実施者の増加」、「競技力レベルの向上」、「障害のある人のスポーツ参加者の増加」、「手軽に参加できるスポーツ環境の整備」を挙げています。それらを51項目の達成状況で評価してみますと、表のとおり、◎が16項目、○が18項目、△が15項目、▲が2項目となっています。平成27年度と比べると◎が1つ減って、△が2つ増えており、概ね横ばい状況だと思っています。
 これらの状況を踏まえて、平成28年度の取り組み状況と結果、平成29年度の主な取り組み内容を整理しています。3ページは、それぞれの項目ごとに平成26年度から平成28年度の実績を整理したものです。

 

 6番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 避難者の登録状況は変化がありません。また、県の派遣職員や関西広域連合の職員派遣の状況についても変化はありません。

 

 7番目は「第2回県民モニターアンケート『兵庫県の広報活動』の調査結果」です。

 県民モニターになっていただいている2366人に対して「兵庫県の広報活動」に関するアンケート調査を実施しました。県民モニターの方々は、元々、県政に関心が深い方にモニターになっていただいていますので、そのような意味から一般県民の回答より、若干よく理解をされた上での回答が多いのではないかと思っています。
 県民だよりひょうごは、9割の人が読んでいることとなっています。読んでいるコーナーは、「イベントや体験プログラム、文化施設の展覧会のお知らせ」が最も多く、続いて、「セミナーや募集情報などの暮らしに役立つ情報の紹介」が多くなっています。県民情報番組「ひょうごワイワイ」も約4分の1の方が見ています。知事対談番組「日曜さわやかトーク」は約16%なので高いとはなかなか言えない状況ではないかと思っています。県ホームページで知りたい情報は、「イベント情報」や「観光情報」、「困ったときの相談先」となっています。SNSの利用は、LIENが約5割の方が使っており、Facebookは約3分の1、Twitterが約6分の1となっています。「SNSを利用しない」は、50代以下では22%、60代以上では46.5%、全体では約3分の1となっています。やはり、60代以上の方の利用で少ない傾向が出ています。兵庫県のイメージは、やはり、「太平洋、瀬戸内海から日本海まで県土が広い」、「大都市から自然豊かな地域まで多彩な地域がある」とのイメージが持たれている状況です。

 

 8番目は「国際フロンティア産業メッセ2017の開催」です。

 今回で通算20回目となりますので、特別講演として2ページに記載のとおり、情報産業の先覚者であったアスキー創業者の西和彦さんによる講演。水素の関係で橘川先生にお願いをしています。
 また、今年の特徴を水素として、3人の先生に基調講演をお願いしています。
 併せて、兵庫県最先端技術研究事業(COEプログラム)認定式を実施します。この認定を受けた企業は半数程度が国のCOEプログラムに採択されていますし、事業化・商品化に成功されているプロジェクトもあります。ある意味で質の高い活動を表彰していることになっていますので注目をしていただきたいと思います。

 

 9番目は「再発見『尼崎』サイクル&ウォークロゲイニングの開催」です。

 サイクリングの部、ラン&ウォークの部を11月4日に尼崎の森中央緑地等で開催します。

 

 10番目は「尼崎の森中央緑地 めざせ、虫取り名人!の開催」です。

 400人の皆さんに集まっていただいて、9月17日に尼崎の森中央緑地で虫取りイベントを開催します。

 

 11番目は「第53回関西学生カヌー選手権大会の開催」です。

 西播磨の「音水湖カヌー競技場」で、第53回関西学生カヌー選手権大会が8月9日から12日まで開催されます。第52回大会までは、滋賀県立琵琶湖漕艇場で開催されていました。琵琶湖以外で音水湖が初めての開催となっており、我々も注目をしています。

 

 12番目は「兵庫県・岡山県合同移住相談会及び合同空き家見学バスツアーの実施」です。

 8月20日にマイドームおおさかで両県の魅力や地域の特徴などを紹介する移住相談会や合同空き家見学バスツアーを開催します。

 

 13番目は「『ヒアリ・アカカミアリ』の確認方法」です。

 兵庫県としては、コンテナ到達先の輸入貨物荷受企業等に対して、目視調査の要請を7月7日から実施しましたが、現在のところ定着等は考えられていません。県民からのヒアリ等の見分け方法の問い合わせがありますのでとりまとめをしました。まず、ヒアリ・アカカミアリらしきアリを発見したら、発見したアリを数匹駆除してください。つまり、手で触らないで熱湯やスプレー式殺虫剤で殺虫処理をして、その処理をしたものに対して簡易同定をしていただき、それでも分かりにくければ県の自然環境課へ個体送付の上、確認をしてください。あまり、自分で判断したりせず、問い合わせをしていただければと思います。この段階では、殺虫エサであるベイト剤は活用しない方が望ましい。と言うのは、ベイト剤は遅効性ですので、巣の中に入っていって、巣の中のアリが全滅する効果を狙っていますが、普通のアリが全滅する恐れがあるので、発見段階では、基本的には使わない方が良いということです。分かりやすいチラシを添付していますのでご参照ください。

 

 

 私からは以上です。

 

 

質疑応答

記者:

 安全元気ふるさとひょうご実現プログラムでは、結果として83%が概ね達成、残り17%が目標を達成できなかったということですが、知事としてのこの評価をどのように受け止められているかお聞かせください。

 

知事:

 5年、10年の経過目標がほとんどですので、経過目標が達成できたかどうかで一喜一憂はできないのではないかと思っています。しかし、経過目標を達成していないと本目標の達成が難しいという懸念が出てきます。経過目標についても達成度を上げていく必要があるのではないかと思っています。だだ、激減しているとか、大きく路線からはずれているというような状況では無いと思っています。例えば、住宅再建共済制度の加入率などは目標の15%にはほど遠い状況ですが、0.1%ずつ上がっています。そのような意味では、大きな路線逸脱はしていないが、さらなる努力を要する状況ではないかと思っています。

 

記者:

 核のごみについて、先週に国の方で科学的特性マップを発表しました。最終処分場の選定に向けて調査対象になる可能性のある地域を示したものですが、兵庫県は、播磨地域を中心とした瀬戸内沿岸が輸送面でも好ましい地域とされています。この受け止めについてお聞かせください。

 

知事:

 兵庫県が対象になった訳でもありませんし、地質的な調査の結果と、(核のごみは)ものすごく重いので輸送面で沿岸部が選ばれているのではないかと思います。一般的な条件整理をした上で発表されたということだと思います。これからをどのように国が作業を進められるのか見守っていきたいと思います。

 

記者:

 明日から始まる5期目の任期に向けて、意気込みをお願いします。

 

知事:

 コメントも出していますように、いずれにしても、人口が減少しても、少子高齢化が進んでも、地域の資源を活用しながら地域の元気や活力を持続させ発展させていくことが課題ですので、その課題を達成していくために我々も参画と協働をベースにしながら県民目線、生活重視、各職員の自立と協力・一致団結をベースに推進を図らせていただきたいと思っています。県民主役で取組んでいかないと行政が旗振りだけをしても実現できる事柄ではありませんので、力を合わせながら推進を図らせていただければと思っています。

 

記者:

 全国知事会の岩手宣言の中で防災庁についてのコメントが出ています。これをきっかけにして防災庁をどのように実現に向けてつなげていくのか、お考えをお聞かせください。

 

知事:

 関西広域連合で研究会を作って、研究会からの報告をいただいた中では防災庁より防災省の方が先だと言われています。防災担当大臣が8月3日にも決まると思いますので、その報告書をできるだけ早いうちにお持ちして働きかけをしたいと思っています。
 全国知事会で防災庁を具体的に入れていただいたのは、災害があってから初めて取り組むのではなくて、災害が起こる前になすべき事をなしていく態勢を作っていくことがいかに重要かということが、今回の九州北部豪雨災害への対応でも認識されたこともあったためだと思います。事前防災を推進していくためには、基幹的な国の組織がいるのではないか、我々としては、そことどのようにタイアップしていくのかを整理していかないといけませんが、そういう認識があったので、岩手宣言にも盛り込んだということではないかと思います。事前防災の中核が必要だということであろうかと思います。

 

記者:

 全国知事会では地方分権改革についても、研究会の報告書も発表されてかなり議論があったと思います。知事は公約の中で中央集権制限法というものを作りたいと訴えられていましたが、今回の全国知事会の議論の中でどういう感触を得られましたでしょうか。

 

知事:

 これからの地方分権の進め方についてのところで発言しましたが、国の仕事は、ここまででそれ以外のことは地方に委ねるという基本的なスタンスを明確にしていかないと今のような個別の権限移譲の議論をしていても限界があります。そのような意味でかなり共通理解になっていると思います。しかし、具体的にどう進めるかということになってきたときの方法論については、共通理解が現状では得られていないということではないか。私どもの提案は、中央集権制限法を作るべきだ、つまり今は地方が事務をよこせと言っていますが、国自身が自分のやることはこれまでだと決めてしまうべきだと発想を逆転しています。そのような発想の逆転についての理解を進めていく必要があると思っています。2年前に行われた参議院の国の統治機構に関する調査会のヒヤリングにおいて私の方から主張をさせていただいて、若干の質疑をいただいたところでもありますが、これからです。

 

 

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