ホーム > 県政情報・統計(県政情報) > 知事のページ > 知事定例記者会見(平成29年) > 知事定例記者会見(2017年10月16日(月曜日))

ここから本文です。

知事のページ

更新日:2017年10月16日

知事定例記者会見(2017年10月16日(月曜日))

【発表項目】

 1 平成29年度兵庫県文化賞・科学賞・スポーツ賞・社会賞受賞者の決定
 2 平成29年度「ひょうごオンリーワン企業」の認定及び認定式の開催
 3 平成29年度兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練の実施
 4 兵庫県糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定の締結及び糖尿病性腎症重症化予防プログラムの策定
 5 「更生保護就労支援シンポジウム」の開催
 6 県庁マルシェの開催

 

 

動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約30分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 

知事:

 1番目は「平成29年度兵庫県文化賞・科学賞・スポーツ賞・社会賞受賞者の決定」です。

 文化賞は6人の方に贈呈します。人と自然の博物館名誉館長の岩槻邦男先生は、生物多様性の関係で世界的な学者です。大倉流小鼓方の久田舜一郎さんは、関西を中心にいろいろとご尽力いただいています。明珍宗理さんは、現代の名工にもなられていますし、文化庁長官表彰を受けられています。「火箸風鈴」は県を代表する伝統工芸品になっています。姫路城の大改修でも140点もの江戸時代の金具を再現していただきました。山田美耶子先生は、20年ほど県日本画家連盟理事長を続けられている日本画の大家です。絵に必ず猫がついてくるというユニークな作風も有名です。ひょうごアーティストサロンを活用して若手育成にもご尽力いただいています。神戸親和女子大学の山本裕之学長は、テノール歌手のスターです。関西における「第九」コンサートでは30回以上も出演していますし、親和女子大学で「オペレッタ・ボランティア公演」等で後進の育成も尽力されています。吉田和生さんは、文楽の人形使いとして人間国宝に今年度指定されました。芦屋市在住で、西宮市で開催される「文楽に遊ぶ~知って楽しい、知的文楽セミナー~」などにほぼ毎回参加し、協力いただいています。文化賞が6人というのはいつもより多いかもしれませんが、文化賞が多いというのはそれだけ兵庫の文化力が高いということを示しますので、選考委員会から6人で是非と選考されたものです。
 科学賞は、我々に全く選定能力がありませんし、学閥などの不公正な選定をされても困りますので、選考委員を大阪大学と京都大学と神戸大学の3大学に毎年持ち回りで審査をお願いしています。樋口芳樹先生は、ヒドロゲナーゼの構造解析などに寄与した方として期待されています。廣田誠一先生は、消化管間質細胞腫の病態解析とその臨床応用ということで注目されています。西野孝先生は、セルロースを用いた材料の研究をされています。
 スポーツ賞は、ハンドボールの指導者である大原康昇さん。後藤義見さんは軟式野球の指導者です。中野園子さんはフィギアスケートのインストラクターです。吉井道昭さんは陸上の指導者ということでいずれも後進の育成という観点でスポーツ賞を差し上げることにしました。スポーツ賞特別選手賞は既に発表させていただいていますが、柔道の梅北眞衣さん、水泳の小西杏奈さん、陸上の多田修平さん、野球の辰巳凉介さん、水泳の幌村尚さん、柔道の藤原崇太郎さん、野球の松本航さんです。いずれも特別選手賞を差し上げることにしています。
 社会賞は、特定非営利活動法人兵庫さい帯血バンクです。大変業績を上げているのですが、これからどこに移るのかということが話題になっているので、激励も込めて兵庫さい帯血バンクを社会賞としました。それから社会福祉の分野では社会福祉協議会副会長で知的障害者の施設協会会長の婦木治さん。また、神戸YMCA名誉主事で兵庫県元教育委員長の山口徹さんを社会賞とさせていただきました。いずれも素晴らしい活躍をされた方々ですので、11月7日に県公館の大会議室で贈呈をさせていただきます。

 

 2番目は「平成29年度『ひょうごオンリーワン企業』の認定及び認定式の開催」です。

 10月24日に認定式を開催します。近畿工業(株)、(株)コーアツ、佐和鍍金工業(株)、(株)千石、日藤ポリゴン(株)、明昌機工(株)、(株)WADECOの7社をひょうごオンリーワン企業として認定させていただきました。詳細は、資料を参照してください。いずれも既にオンリーワン企業として名を確立されている企業ですので、わざわざ今更という企業がないわけではありませんが、まさにオンリーワンという企業を選ばせていただきました。

 

 3番目は「平成29年度兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練の実施」です。

 11月1日水曜日の11時11分に発災する想定で、南海トラフ地震津波一斉避難訓練を実施します。昨年と同様に14市1町で行われます。訓練内容は、シェイクアウト訓練で約400万人が対象人口になります。防災行政無線等を合図に参加していただきます。緊急速報メール一斉配信訓練を行います。また、一斉避難訓練や防潮門扉閉鎖訓練、災害対策本部事務局の参集訓練などを行おうとしています。去年は、日曜日でどちらかというと自主防災組織の避難訓練を中心に実施しました。今回は、平日で企業や学校等に焦点を当てて実施したいと考えています。従って訓練には学校、施設などがかなり参加していただける状況です。2ページには行動指針を記載、3ページは参加実施の連絡があり、公表の承諾があった団体を一覧として掲載しています。
 取材申込書も添付しています。神戸市立盲学校、大慈幼保連携型認定こども園、南あわじ市立松帆小学校、ティー・エム・ターミナル株式会社神戸事業所について訓練状況を公開しますのでお申し込みをいただいたらと思います。

 

 4番目は「兵庫県糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定の締結及び糖尿病性腎症重症化予防プログラムの策定」です。

 県医師会と県糖尿病対策推進会議と兵庫県で糖尿病性腎症重症化予防に向けた取組について協力をする協定を結ぶこととしましたのでご連絡をさせていただきます。

 

 5番目は「『更生保護就労支援シンポジウム』の開催」です。

 協力雇用主を始めとする更生保護に関心がある方を対象に、刑務所出所者の就労の現状やその支援制度等について理解を深めていただき、より就職が叶うようにPRをしていこうとするものです。11月22日に兵庫県民会館で開催します。

 

 6番目は「県庁マルシェの開催」です。

 昨年から1号館南側広場で県庁マルシェを開催しているのですが、今回も10月19日木曜日に開催します。参加するアンテナショップは元町マルシェ、北播磨おいしんぼ館、西播磨ふるさと特産館です。私は前回お昼休みに覗きに行ったのですが、ほとんど売り切れていて何もありませんでした。従って14時までに売り切れるようなボリュームにしていただかないといけないのではないかと思います。

 

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 兵庫県スポーツ賞の受賞で中野園子さんが入っていますが、三原舞依選手の指導もされています。来年、オリンピックが開催され、これからウィンタースポーツも佳境になりますが、激励の思い込めた受賞ということでしょうか。

 

知事:

 中野さんは、いろいろな名選手を育ててこられていますが、最近では三原舞依選手が突出した伸びを示した選手になっています。そのような意味では、激励も兼ねてということになろうかと思います。西宮市にスケートリンクを整備したことも選手の育成には非常に機能を発揮してくれていると言われています。

 

記者:

 南海トラフの一斉訓練の関係でお伺いします。今回、初めて企業も対象にして、平日に実施するとのことですが、知事として期待されることをお聞かせください。また、帰宅困難者の対策について、何らかの訓練を考えられていることがあればお聞かせください。

 

知事:

 今回、帰宅困難者を対象にした訓練は、県全体の対応としては実施していません。
 87社5000人ぐらいが企業として参加していただきます。緊急速報メールが入っても、意外と知らん顔になったりしているケースが多くなっています。意識を持っていただくためにも、速報メールが入ったらどうするかという動機づけにもしていきたい。そのような意味で協力を求めています。

 

記者:

 一斉訓練の関係で神戸地下街(株)等が入っていますが、地下街の避難も関西では大阪を含めて課題になっています。今回は、会社だけが参加するということですか。

 

知事:

 今回は、神戸地下街(株)の会社だけの参加になります。地下街対策の避難訓練をするわけではありません。
 将来的には、地下街の避難訓練も実施しなければなりません。

 

記者:

 本日2時から神戸ルミナリエ実行委員会がありましたが、昨年も観客をどう増やすかなどいろいろなご意見があったと思います。開催まで2ヵ月と迫ってきましたが、今日の会議も踏まえてどのように考えられているのかお聞かせください。

 

知事:

 5月の実行委員会の時にいろいろな提案をさせていただきました。それに対して、実行委員会の方でかなり検討をしていただいて、今回のルミナリエでそれぞれの取組みを実行していただけることになりました。
 一つは、ルミナリエの長さです。長さがワンブロック短くなっていましたがそれを元に戻すことになりました。それから、東遊園地の入口の辺りが暗くなっており、少し歩かないと東遊園地の灯りが見えなかったのですが、今年は東遊園地にガレリア作品を初めて設置します。また、神戸港150年と県政150年を記念する作品を展示しようということになりました。光の長さが、従来と比べて長くなるのではないかと思っています。
 2番目は、募金活動をしっかりした方が良いと提案していました。ルミナリエ会場の入口と出口の東遊園地に大きな募金箱を設置することで検討をされています。
 3番目は、並んでいただく列にバリケードを並べて威圧感があるようなことになっていました。USJなどにしてもスマートな並べ方をしているので、スマートな並べ方を学んで検討してみてはと指摘をしていましたが、改善をするとのことでした。ただ、どこまで対応できるのか見極めがついていません。混雑が予想されるところ以外でのバリケードのような構造物を並べることは少し避けようとする方向です。
 4番目は、警備の人員も見直しをすべきとの提案をしていました。これは、警察との相談が必要なのですが、警察の方も協議に応じていただいていると承知しています。
 従って、5月の実行委員会で私が提案した事項については、それぞれ、前向きに検討していただき、方向づけをしていただいているのではないかと思っています。神戸港開港、県政150周年を飾るルミナリエとなるのですばらしい開催になることを期待したいと思っています。

 

記者:

 神戸製鋼のデータ偽装問題についてお伺いします。これまで航空機産業等に神戸市、兵庫県として力を入れてきた中で、そういった産業にも影響が出始めています。また、県下で大きな信頼が置かれていた企業ということで、経済人のみならず、一般の人にとっても非常にショッキングな出来事であったかと思います。これに対する率直な受け止めと、今後、兵庫県経済に多かれ少なかれ影響が出てくるかと思いますが、県としての対策と、今後の対応への要望等があればお聞かせください。

 

知事:

 一言で言えば、大変残念な事柄です。神戸製鋼のような素材産業が一番の川上で不祥事を起こすと、その関連する川下の産業全部に影響があるわけです。素材産業の皆さんは自分達の作っている製品が一番川上に位置していて、そしてそれが何らかの問題を起こすと全産業に影響が及びかねないのだという自覚を持った上で、品質管理などをきちんとしていただかなければいけません。
 それから、いろいろな程度があると思います。JISの安全性は満たしているのだけれど、企業からの特別注文のようなところが不十分なケースとか、JIS基準を十分に満たしていないケース、あるいは、本来大丈夫なのだけれど(検査の)手抜きをしていたケース等、いろいろなケースがあると思われます。そこは神戸製鋼がきちんと会社責任で明らかにして、二度とこのような不始末が起こらないような対応をされなければ、購入してくれる顧客が存在しなくなるということになりかねません。そのような意味で、できるだけ早く状況を把握し、それに対する対策を明確にして、信頼回復の道を探られるということが第一義ではないかと思っています。

 

記者:

 素材産業であり、一番川上にあるということで、神戸製鋼単体ではなくて下請け、孫請け含め、関連する産業の裾野が非常に大きく、私も経営者数名に聞いてみましたが、どういった影響が出てくるか分からないということで、不安で選挙どころではないというような声もありました。これに対して、県として安心させられるような制度等はあるでしょうか。

 

知事:

 今のところはありません。と言いますのは、全容が分かっていませんし、どんなことをされたのかも分かっていないので、我々からすると手の打ちようがありません。しかし、川下のそれぞれの製品の安全度は、購入して原材料として使われた企業の方も顧客に対する安全確認はしていかなければなりません。川下産業の方でもそれぞれの製品の安全確認をしっかりとしていただくことが重要ではないでしょうか。安全が確保されているのであれば、それはそれとして安心に対する一つのメッセージになりますので、神戸製鋼は顧客に対しても安全確認をしてもらうようにお願いをしていかなければならない立場にあるのではないかと思います。
 問題発覚の当日に打ち上げられたGPS衛星搭載のロケットにも使われていました。今、全然問題なく周回しているわけですが、このような事実を積み重ねていかなければ、なかなか不安感が解消されません。そういう意味で、神戸製鋼は自身の調査と対策も必要ですが、顧客にお願いして安全確認をしていただくという対策も必要ではないかと思います。
 ですから、今の段階で下請けに対する影響や兵庫県経済に対する影響などは予測ができません。急速に手だてが打たれて、顧客もこれなら大丈夫だとなれば、過去の分の処理はともかくとして、営業活動が続けられるということになります。そのような営業活動が続けられるような信頼を取り戻すための対策をいかに早く神戸製鋼が打ち出すか、顧客にもお願いして安全を確認していくか、ということが重要だと思います。

 

記者:

 不安や影響を最小化するためにも、真相究明を会社責任として進めていかなければならないということでしょうか。

 

知事:

 もちろんそうです。そこがスタートになります。

 

記者:

 神戸製鉄所の高炉跡地に計画されている石炭火力発電所に関して、データ精査ということで環境アセスメントのプロセスが、ストップしている状況です。知事は来年1月に意見を出すというお立場ですが、今現在でこの計画について何らかの影響があるとお考えですか。

 

知事:

 分かりません。その意味は、データの詳細確認がいつまでにできるかということと関わってきますので、今の段階では当初の予定を変更しなければならない状況ではないのかも知れませんが、もしもデータ確認がかなり遅れてしまうという状況が出てくれば、1月には知事意見が出せないということに繋がります。問題は、そのデータ確認の作業です。これもある意味で、一種の信頼回復ですので、神戸製鋼としてしっかりとした説明をしていただく必要があるということだと思います。

 

 

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

部署名:企画県民部知事室広報課

電話:078-362-3018

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp