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更新日:2018年9月11日

知事定例記者会見(2018年9月11日(火曜日))

【発表項目】

  1. 台風21号災害に対する緊急要望
  2. 知事の海外出張(マレーシア)の概要
  3. ひょうご豊かな海発信プロジェクトの取組 
  4. 平成30年7月豪雨に係る岡山県への職員の中長期派遣 
  5. 兵庫県旅券事務所姫路出張所の移転
  6. 職員の勤務時間の弾力化にかかる試行実施 
  7. 「兵庫県伝統文化研修館」開設2周年記念事業の開催
  8. 県立美術館・博物館の特別展
    (1) 兵庫県政150周年記念事業 横尾忠則 在庫一掃大放出展
    (2) 兵庫陶芸美術館 県政150周年記念事業「没後50年 河井寬次郎展―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今―」
    (3) 県立考古博物館加西分館 企画展 「唐王朝の彩り 宮廷の栄華をうつす金銀銅」


動画 

 記者会見を動画で見る(約55分)(外部サイトへリンク)

 会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事記者会見内容 

 

知事:

 1番目は「台風21号災害に対する緊急要望」です。

 最初に、先ほど小此木防災担当大臣が神戸空港に見えましたので、神戸空港で、私と久元神戸市長と山中芦屋市長から小此木大臣に台風21号の災害に関連して緊急要望いたしましたので、その概要をご説明したいと思います。
 1番目は激甚災害への指定です。7月豪雨以降の台風19号、20号、21号と立て続けに続いた一連の被害として、激甚災害にぜひカウントしてほしいということを要請しました。 
 2番目は、関西国際空港についての緊急的な措置です。後ほど報告しますけれども、第1回アジアパシフィックマスターズゲームズがマレーシアのペナンで開かれていて、私はそこに出席して参りましたが、行き帰りで大変な不便を被ったのはやむを得ないとしても、海外の人たちが大変心配されておられます。そのような意味では、インバウンドの人達の関西へのキャンセルが随分続いています。9月の補正予算でも、旅館ホテル対策のようなことをやらなければいけないかもしれません。そのような中で、関西には関西国際空港だけではないぞというアピールをしっかり行う。国の要請は国際線についても含むという形で、伊丹空港と神戸空港に臨時枠を要請されているわけですが、できるだけ早く外国航空会社の離発着ができるような体制をつくることが海外に対するアピールに繋がり、そして、関西の交通網の持続に安心感を与えることになります。そのような意味で、2番目の緊急措置を要請しています。
 3番目は港湾です。神戸港、尼崎西宮芦屋港の物流機能の早期回復への支援、そして航路・泊地の啓開についての調査も含めた支援です。航路・泊地は浚渫土砂が貯まっているということではなく、コンテナ等も含め、何が航路・泊地に堆積しているかは調査をしてみないと現状ではわかりません。だから調査を急いでして、航路・泊地の確保をしないといけません。そういう意味で、(2)番を要請しています。そして、民間の被害に対する対応です。
 4番目は、高潮対策に対する支援として、県としても高潮対策についての技術的な調査をしようと思っていますが、大阪湾全体の高潮の発生のメカニズム等については共通的な課題です。芦屋浜とか鳴尾浜とか、我々からするとそれぞれの浜の課題は個別の課題です。ですから、共通課題と個別課題の両方を踏まえた上で対策を行わなければいけないので、少なくとも共通課題については、国と神戸市等とともに検討を加えて、個別課題は、我々で検討していくことになるのではないかと考えています。その海岸保全機能確保のために必要となる高潮対策については、財政支援をお願いすることにしました。実態から見ると今回の高潮の水位は室戸第2台風のときよりも高いそうです。現実に史上最高を記録しているのですが、すべて設計高潮位を超えてはいないです。では、なぜ波があのように超えたのかというと、普通高潮を防ぐための防潮堤には、高潮の潮位にプラスして波が揺れてきます。あるいは、風に吹かれて波があるので、防潮堤は高さを上増ししているのです。大体1.6メートルから2メートルぐらい上増ししているのですが、それが足らなかったという話のようです。機能を保持しなければいけませんから、どういう対応をすればいいのか、例えばコンテナ埠頭は、高くすればいいという話ではありませんし、個別の状況に応じた対応を検討していく必要があるだろうということです。漂着物処理については、現行は1000立米以上が対象になっているのですが、これを1000立米以下でも対象にしてほしいということと、補助率のかさ上げをお願いしました。
 5番目はライフライン、特に停電が随分長い間続きましたので、そのような意味でライフラインの対策を行うようにということです。
 6番目は、こういう対策はしっかり事後対策も含めてやっていただく必要があるので、緊急避難的に予備費の活用をされてきているわけですが、ぜひ補正予算をつくって、暫定対策、緊急対策、そして中長期的対策も含めた対応をお願いしました。

 

 2番目は「知事の海外出張(マレーシア)の概要」です。
 マレーシア・ペナン島で、第1回アジアパシフィックマスターズゲームズ(APMG)2018ペナン大会が開かれましたので、開会式に出席して参りました。あわせて、実施競技の運営状況の視察と2021年のワールドマスターズの第10回の関西大会のPRを行ってきたということです。ちなみに、行きは伊丹から成田に飛んで、成田からクアラルンプール、クアラルンプールからペナンへと入りました。帰りは、ペナンからバンコクに入って、バンコクから中部空港に戻り、中部空港から名鉄の特急で名古屋駅に行って、新幹線で戻って参りました。いかに不便かということを実感して参りました。それだけではなく、先ほど言いました海外の皆さんの不安や心配をどう解消するか、ということが非常に重要ではないかという意味で申し上げました。
 開会式ですが、非常に感動的だったのは、陸上競技場で行われましたが、2000人ぐらいの高校生を中心とする若者が、帽子をかぶったりお辞儀をしたりする動作と、手をひらひらさせる動作で大変温かい歓迎を、入場行進をしている選手にしてくれました。それは非常に感動的な場面になったと思います。私たちですが、来賓席で座って応援していても意味がないので、日本からの出席者が一番多い卓球チームにまじって、最初に総領事館からお借りした日章旗を掲げて、松本会長と私とで、選手にとともに行進させていただきました。上から見ていても目立っていたそうで、大会委員長からも井戸さん歩いていたねという話になりました。PRとしては成功したのかなと思っております。また歓迎スピーチやレーザー光、花火、音楽ショーが繰り広げられました。
 関西大会のPRイベントでは、開会式会場に特設ブースを置きまして、歓迎を図りました。シンボルアスリートであります、テコンドーの岡本さん、バレーボールの狩野さん、陸上の200m、400mの塚原さん、卓球の四元さん、この人たちと一緒にPR活動をいたしました。特にファンランと書いていますが、事前に実施された5キロのランニングを選手以外の人達がしましたが、その人達が戻ってくるのを歓迎しながら、特製のうちわと名刺上の関西大会の勧誘カードを配らせていただきました。
 兵庫県ツアー等の選手一同とシンボルアスリートとの交流会を日曜日の夜に実施させていただきました。このときには、鹿屋ペナン日本総領事にもご参加をいただきました。特に、2日目でしたので、すでに金メダルをもらわれた人達が8人いらっしゃって、その人達を壇上に上げて称賛をさせていただきました。大変盛り上がりました。またシンボルアスリートの皆さんの座談会も、それぞれの経験を踏まえて、もう、ディスカッションが弾みました。
 競技場視察ですが、水泳は屋外プールでした。設備的には普通だと思いますが、マレーシアの水泳連盟の役員、とくに審判部長にお会いすることができ、彼女から、ジャカルタのアジア大会で国際水連の理事会が開かれた際に、日本の水連から、2021年の関西大会の状況等について説明がありましたよという報告を受けまして、大変意を強くいたしました。スポーツ団体が少しずつ準備をこのようにしてくれているのだということで重ねて大変意を強くいたしました。
 もう1人、香港在住で神戸出身の女性の選手がいまして、彼女がもう金メダル4つ取っていまして、彼女からさらにメダルを目指すという抱負などを聞かせていただきました。
 卓球については、水泳とともに神戸で実施されます。卓球は専用競技場がありましたが、狭かったです。観客席がもともとないところに観客席を設置して、会場にしているから狭いのですが、運営自身はしっかりした運営をしていました。四元さんからも応援をいただきました。
 テコンドーは姫路の武道館で行いますので、会場視察に参りました。最近テコンドーの胴着は、センサーがついていて、当たったりするとその強度まで電波で飛ぶようになっています。ちょっとしたあたりだと、25点以上でポイントになりますが、19点だとポイントにならないみたいな形で、かなり正確に、機械が動く仕掛けになっていますので、見ていて結構わかりやすいスポーツになっていたのでびっくりしました。これだと判定等の問題も少ないのではないかと思いました。テコンドーの試合にもビデオ判定が導入されていて、装置がしっかりしているわけでありませんが、一応ビデオで撮って、不満があればビデオ判定を申し出るこができるというような対応がされていました。
 陸上は、開会式が行われた会場で行いますが、視察をしたときに、陸上の80mで優勝した選手がいて、80代前半の方で、大変びっくりいたしました。
 バトミントンは人気のあるスポーツですが、会場が暑かったので、うちわを配ると皆さん喜んで受け取ってくれましたので、ここで随分捌くことができました。持っていったうちわは3000~4000はありましたが、全部、きちんとPRグッズとして消化することができました。
 国際マスターズゲームズ協会との懇談をさせていただきましたが、12月3日に理事会を大阪で開くということで日程変更になりました。その理由は、11月の下旬に1週間ほどIOCの理事会が東京で開かれ、準備状況等の確認をIOCがするということになっていまして、国際マスターズゲームズの理事会も、IOCのメンバーが半分ぐらい理事を兼ねていますので、そのような意味で、ダブリを排除して12月3日に、大阪で開くことになりました。したがって、IOCのメンバーも参加していただけるということになっています。IOCの競技運営委員会の副会長にも出席いただけるということになっています。
 ある委員からは、開会式が長すぎるという話があり、もっと単純化できないかということでした。私も、入場行進の前に2時間も待たされましたので、国体と同じではないかと思いました。そういう意味では工夫をしていかないといけないと思っています。2021年の関西大会の場合は、陸上競技場ではなく平安神宮ですので、選手の入場式はやりにくいので工夫をしなくてはいけないと思っています。
 全羅北道のソン・ハチン知事と面談をしました。全羅北道はこのアジア大会の第2回目を開きたいということで、第2回目は2018プラス4年ですから、2022年。私たちの関西大会の後に開かれますので、関西大会の盛り上げと、それをアジア大会につないでいくということで、協力し合いましょうということを申し上げました。全羅北道は、ジャンボリーの世界大会の開催も期待されています。2023年世界大会です。山口のきらら浜は埋め立て地ですが、ジャンボリー2015年を開催し、その時に参加して、うちでもできる、埋め立て地でできるということで、誘致をすることに決めたとおっしゃっていました。
 そして2022年のアジア大会第2回を誘致したいということで、そういう大きなスポーツ行事が7年続くそうです。私たちは3年で、ゴールデンスポーツイヤーズと言っていますが、7年続くので、それではセブンイヤーズですねと言って、松本会長がゴールドより良いのはプラチナだということで、プラチナセブンイヤーズとされたらどうですかと、言われました。向こうの知事もプラチナセブンイヤーズということで検討しますという話をされていました。
 ペナン州の主催者側の要人たちと昼食会をさせていただきました。ペナン州の大臣チョウ・コン・ヨウ首相ですね。チョン・インアジアパシフィックマスターズゲームズの会長、青年・スポーツ担当大臣、警察本部長等と一緒に話し合いをいたしました。その会には鹿屋ペナン総領事にもおつき合いをいただきました。また、この場所は小西史彦会長のご自宅でやらしていただきましたが、大変大きなお屋敷でした。特に、青少年交流や大学間のMOUを結ぶ話などが出ました。

 

 3番目は「ひょうご豊かな海発信プロジェクトの取組」です。

 9月29日にフェスティバルを須磨海浜公園と須磨海岸で行わせていただきます。漁業体験、グルメ体験、ステージイベント、それから水族園との連携企画展、シンポジウム、パートナーイベント等を行うことにしておりますので、おいでください。

 

 4番目は「平成30年7月豪雨に係る岡山県への職員の中長期派遣」です。

 7月豪雨について、職員を事務2人、土木1人、林学1人長期派遣することにいたしましたのでご報告させていただきます。大変職員の数も少ない中で、応援に東日本に出し、熊本に出し、また岡山ですので、人材が払底してきていまして、人事当局が大変苦労してくれています。もちろん行く人もごくろう様です。しっかり頑張ってきて欲しいと思います。

 

 5番目は「兵庫県旅券事務所姫路出張所の移転」です。

 前々からかねがね言っていましたが、旅券事務所姫路出張所はイーグレひめじの2階にようやく引っ越しすることができます。開所日は11月21日からということになりますし、土日も業務時間として、今、旅券事務所を開けておりますが、同じような対応をさせていただく予定です。ヤマトヤシキからちょっと北側の事務所です。

 

 6番目は「職員の勤務時間の弾力化にかかる試行実施」です。

 E勤務とL勤務というのを付け加えまして、E勤務は30分早くする、L勤務は30分遅くするという勤務を認めて、試行的に実施しようとするものです。執務時間そのものを変更するものではありません。勤務の形態として四つの勤務形態を取り入れて、実験してみようということです。サマータイムは止めましたが、サマータイムはこのE勤務を前提にしていたわけですが、後に遅らせるということも、例えば保育所に子供さんを預けてから出勤するお母さん方から見ると、需要があるのではないかということもあって、早いケースと遅いケースを選択できるようにしたということです。

 

 7番目は「「兵庫県伝統文化研修館」開設2周年記念事業の開催」です。

 姫路にあります伝統文化研修館ですが、開設2周年を迎えますので、2周年を期してのシンポジウム等を行います。日本文化再発見シンポジウムということで、9月29日に西垣幸児さんによる特別講演や田所昌幸さん等と一緒に高校生による意見発表を行います。11月16日は特別セミナー、12月15日には伝統文化体験成果発表を行います。また、30年度の主な事業として挙げておりますような事業を計画しております。来年の2月には、異文化交流ということで、留学支援講座を行いますし、文化発信と人材育成等を盛りだくさんで行っていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。

 

 8番目は「県立美術館・博物館の特別展」です。

 まず横尾忠則現代美術館では、在庫一掃大放出展といって、横尾さんの作品の数々を一斉に放出し、展示しようということです。
陶芸美術館は、河井寬次郎展を行います。考古博物館の加西分館では、唐王朝の彩りということで、金銀銅の材料を使った美術展を開催いたします

 

 私からは以上です。

質疑応答  

記者:

 台風21号災害について、いくつか質問させていただきます。まず1点、今回、高潮の被害がかなり広範囲で発生しました。緊急要望の中で、県としても高潮対策の技術的な調査をするとおっしゃいましたが、具体的にどのような調査をどういう規模で実施するか決まっているのでしょうか。

 

 

知事:

 先ほど少し触れたように、大阪湾全体のデータがありません。観測点がぽつぽつとあって、観測点のデータはありますが、大阪湾全体がどうだったのかというのがよくわかっていない。ですから、シミュレーションして想定しなければなりません。その想定等は、仮に、国が調査機関を作るとすればそれが前提になるし、神戸市が仮に作るとするとそれも前提になります。もちろん、我々の前提にもなります。したがって、そういう大阪湾全体のメカニズムのような点については、合同で調査したら良いのではないでしょうか。先ほども触れましたように、そこから、それぞれの個別の被害状況を見極めて、どんな対応、対策がありうるのかという議論は、それぞれの関係調査機関の結論を待てば良いのではないでしょうか。こういう基本的な考え方で調査機関を発足させたいと考えています。ですから、やり方としては、合同で作って、分科会のような形式にするのか、3つの機関一緒が難しいとすると、調査委員会は3つに分かれますが、総合的な部分は合同で議論を進めて、個別の対策については個別の委員会で議論するということを考えていけば良いのではないかと思います。ただ、いずれにしても実測データが完全にあるわけではないので、ある程度高潮の状況や波浪の状況等について推測して、それに基づいた対応をせざるをえないというのが実情です。

 

記者:

 そういった具体的なシミュレーションがこれまで無かったとことから言えば、経験がなかった高潮に襲われたともいえるのかもしれませんが、かなりその対策としては今まで脆弱だったと言えるのでしょうか。

 

知事:

 今までの最高高潮を前提にした対策は打っていたつもりですので、今回の高潮がこれだけ高く、従来の最高潮位よりも1mほど高いという実態を示しています。そして、今回のような強力な台風が合わせてやって来るという事まで想定されていなかったという意味では、もっと強力な想定をすべきだったのではないかという指摘を受ければ、その通りですということになりますが、そこまでの想定を当時できたかどうか。これは、なかなか精一杯やってきたのではないかと思っています。

ただ、もう経験しましたので、しっかりと分析をして、その結果に基づいて対策を行っていかなければならないと思っています。

 

記者:

 かなり被害が出て、先ほどおっしゃったように、関空の機能が低下し、観光客等に対する旅客数が減ったということで、旅館やホテルの対策を行わなければならないというご発言がありました。県として、台風21号に対する支援策というのは、どの程度お考えになっているのでしょうか。

 

知事:

 今申し上げましたように、旅館、ホテルは、かなりキャンセルが続いているようですので、従来も実施してきましたが、つなぎ資金をきちっと用意していくということが必要になるのではないかと思います。その他、床上・床下浸水については、基本的には従来の対応を踏襲せざるをえないのではないかと考えています。

 

記者:

 それは、9月補正に間に合わせるということでしょうか。

 

知事:

 従来の対応がありませんので、どういうふうに考えていくのかということは、明日、明後日くらいの間に検討して結論を出したいと思います。必要があれば、9月補正に盛り込むということにしたいと思います。

 

記者:

 関空の代替に関する質問です。本日、緊急要望提出の際に、官房副長官が、神戸空港と伊丹空港に国際線35便程度の振り分けをお願いしたいという発言をされたとお聞きしていますが、この事実関係は確認されているでしょうか。

 

知事:

 西村官房副長官が、本日の午前中の検討会議で、35便程度、神戸と伊丹に国際線についても協力を願おうという議論をしました、とおっしゃっていましたので、近いうちに、そういう具体的なお話があるのではないかと思います。

 

記者:

 知事はその場で初めてお聞きになって、具体的にまだそういう話が来ているわけではないのでしょうか。

 

知事:

 初めてお聞きしました。神戸市長も初めてだという感じでした。朝の検討会議から半日経っていますので、状況は把握できておりませんが、そういう基本的な方向で動いていくことになるのではないかと思います。私が先ほども強調しましたように、関空の代替機能を伊丹空港や神戸空港が果たせるのだという発信をすることが非常に重要ではないかと思います。関空は海上空港として心配だという印象を世界に与えていますので、関空も心配だが、きちんと代替機能を果たせるということが安心感や信頼感に繋がるのではないかと思います。

 

記者:

 関空の代替に関係しますが、これまで知事が早期に開催してほしいとおっしゃっていた3空港懇談会に対して、今回のことが影響するかどうかということについてどのようにお考えでしょうか。

 

知事:

 例えば枠組みですね。基本的に伊丹空港も神戸空港もこれだけの枠組みで協力しますよということが見えたときに、懇談会を持ち回りでもいいから開いたことにするかということは、少し検討しておく余地があるのではないでしょうか。つまり、緊急事態対応を懇談会としても了とするといった対応があっても良いのかもしれません。ただ、このあたりは、国が臨時特例的な対応で済ませるということにするのか、地元の了解もきちっと取ったということにするのかによると思います。私はどちらでも良いのではないかと考えています。

 

記者:

 今、具体的に3空港懇談会で持ち回りという話が浮上しているわけではないのでしょうか。

 

知事:

 ありません。そういうことも考えられるのではないかと思っているという話です。

 

記者:

 先ほど高潮のところで調査機関を設置してというお話があったと思いますけれども、これはいわゆる組織的なものを何かつくってそこで調査をするということでしょうか。

 

知事:

 調査委員会みたいなものを発足させるってことです。よくありますよね。諮問機関。それを発足させようということです。

 

記者:

 国と神戸市もというようなお話ありましたけども、そこは一緒にやりましょうっていうところで話が進んでいる話なのか、これからする話なのかというところはいかがでしょか。

 

知事:

 国と神戸市もおやりになるでしょうから、その時は、共通部分は一緒にやったらいいのではないかっていう意味です。もしやられないなら、我々単独でもやります。

 

記者:

 現時点では、県として単独でやることはすでに決まっていて、あとは、国と神戸市がどうされるかということでしょうか。

 

知事:

 はい。今日、地方整備局の局長が、後程大臣にバスの中で説明しますとか言っておられましたから、国が調査機関を発足させるのではないかというふうに受け止めました。

 

記者:

 実際にコンピューターか何かを使って潮位がどう動くかとかを検討されるのでしょうか。

 

知事:

 そういうモデルビルディングもやらざるを得なくなるかもしれません。風と波と潮位の問題ですので。風が強いから、大阪湾に潮が吹き寄せられるらしいです。それで高潮になるそうです。しかも大変強い風速で、大変早く駆け抜けましたから、より風が強くなっています。波高が高くなったということです。特に東風をまともに受けたところが被害を受けたのではないかというふうに言われていますので、その辺を確認してという作業になります。

 

記者:

 主眼としては、大阪湾での潮位のメカニズムと被害がどう出ているかっていうところを調査するということでしょうか。

 

知事:

 そうでしょうね。私は調査委員ではないから分かりませんが、そういうことを検討されるということになるのだと思います。

 

記者:

 激甚災害の指定をということですが、どのようなメニューを求める、どのあたりの手当を補助してもらうということを考えていらっしゃるのでしょうか。

 

知事:

 特に港湾施設です。港湾施設に被害がかなり起きてますから、その補助率の嵩上げとか、対象の拡大というような点を念頭に置いてということになろうかと思います。

 

記者:

 3空港の話ですが、午前中、閣議後の会見で国交省の石井大臣が伊丹に40便、神戸に30便、それは地元の方には要請したというふうに会見で言っているようなんですが、この辺りもう少し内訳とか細かいところは知事のところには来ているんでしょうか。

 

知事:

 私は聞いていません。私のところにくる話ではありません。空港管理者であったり、あるいは、10市協や調停団もそうですが、過去に伊丹空港設置の運営について当事者として国と協定を結んでいるところに、きちんと話がくることであって、我々はそれを包括する立場にいるということだと思っています。無視されていいと言っているわけではありません。

 

記者:

 今回災害で、台風によって関空が一時的に使えなくなってしまったということなのですが、今後、長い目で見た場合、恒久的に代替機能を、防災の意味でも神戸や伊丹に持たせるべきではないかという議論もあり得ると思うのですが、この辺り、知事はどうお考えでしょうか。

 

知事:

 今は議論することではないです。やはり今は、緊急措置をどういうふうにスムーズに取り組んでいくかということを基本に議論や検討をしていかないといけないのではないかと思っています。それは次の課題です。

 

記者:

 マレーシアで、関経連の松本会長と一緒だったということなんですが、松本会長とはこのあたりの3空港の話をされたんでしょうか。

 

知事:

 3空港の話をするというよりは、臨時的な措置を早くやらなければいけないなという話をしていたということです。将来の話は、まずはこれ乗り越えてからです。でないと、次の話にいけませんので。しかも、関西国際空港に対する信頼感をどう回復するかということは非常に重要ですから、そのためにも緊急対策をしっかりやっていこう、やっていかなければいけないということは話しました。

 

記者:

 激甚災害の指定を受けるのは、地域で受けるのでしょうか。それともこの要望書は、どこで受けるというようになっているのでしょうか。

 

知事:

 地域では難しいでしょう。この程度の被害では。地域で受けるとすると、標準税収入の何パーセント以上の被害といった要件がありますから、そういうマクロ要件を満たすのはなかなか難しいのではないかと思います。一連の台風被害とか、長雨被害をひとまとめにして、激甚適用を認めてほしいと要請したということです。

 

記者:

 被害を受けた施設全体という理解でいいでしょうか。

 

知事:

 激甚指定は、全部ひとまとめだったらもうとっくに基準はオーバーしています。例えば、7月の豪雨災害も激甚指定を全国で受けているのですが、追加していいと思います。だから、それは硬直的に考えないで、弾力的に取り扱って激甚指定を検討してくださいということを申し上げました。

 

記者:

 3空港懇談会の緊急の了承を得るという話をされたのですけども、これは後々のどういう効果があるとお考えでしょうか。

 

知事:

 思いつきに過ぎませんが、何もしないよりはましかもしれないです。3空港は常に地元と共通理解のもとに運用してきましたという経過がありますから、それなら臨時措置についても、地元の了解のもとにやっているんだよということをきっちり示すというのも一つの効果としてあり得るのではないかという意味で申し上げました。ただ、そういうことまでしなければいけないのかどうかというのはまた別の問題だと思います。

 

記者:

 ここに緊急要望ですが、これは知事の名前しか入ってないのですが、どなたか国に要望したということになるのでしょうか。

 

知事:

 神戸市は神戸市の要望があります。芦屋市は芦屋市の要望があります。

 

記者:

 緊急要望の関係で、旅館支援ですけれども、もともとの7月豪雨でかなり特急なんかもキャンセルが出て風評被害が出ているということで、もともと支援というのを検討されていると伺っていたのですが、今回また追加でという考えでしょうか。

 

知事:

対象にしていくってことです。仕組み同じですから。つなぎ融資です。要件などは、1ヶ月要件を特例にしましたけども、同じ特例要件を続けるということです。

 

記者:

 10日に、関西広域連合長として自民党総裁選に対して緊急申し入れというのをされているかと思うのですが、この中で、首都機能のバックアップ構造の構築のところなのですが、双眼構造ということは求めているのですが、防災省を作ってそれを移すとか、そういった文言は入ってないのですけれども、

 

知事:

 防災省を言うと、片方の候補者に、地域として、応援をしているように誤解を与えてはいけませんから、配慮したということです。バックアップ構造の構築で読み込もうということです。広域連合は、ちゃんと防災庁の設置を常に要望しています。

 

記者:

 ワールドマスターズゲームズですけども、いの一番に水泳の視察というのが入っているようですが。

 

知事:

 これは別に私が出ようと言っているから、水泳にまず一番に行ったわけではありません。たまたま順番がそうなったということです。

 

記者:

 競技の様子をご覧なられて意欲は高まったでしょうか。

 

知事:

 出ておられたバタフライの選手などはすごい体がしなやかにしなって泳がれていました。ああいうまねはとてもできないなというふうに思いました。ただ、昔取った杵柄で泳がれている方もいらっしゃるんです。スピード感はないですけれど一生懸命やられているというのも確認させてもらいました。私は、後者の口でしょうか。参加することに意義を見いだして頑張りたいと思います。

 

記者:

 まだプールは決まってないということでしょうか。

 

知事:

 思案中です。検討中です。

 

記者:

 神戸、伊丹の国際便というのは、これは貨物便も含んでいるでしょうか。

 

知事:

 貨物の場合、ベリー輸送、お腹に詰める量もかなりありますから、その辺は便数が決まった段階での調整になるのではないでしょうか。排除はしていないと思います。

 

記者:

 もし国際便を受け入れると、税関であったり、出入国管理という体制も必要になってくると思うのですけれども、それも徐々に体制を作っていくということでしょうか。

 

知事:

 関空は閉鎖されているので、人員は余っていますよね。人員配置は心配するような話ではありません。

 

記者:

 そういった国際便を受け入れる体制というのは関空が閉鎖している段階では人員配置等も特に問題はないということでしょうか。

 

知事:

 今、関空は仕事がないので、別に新しく体制を作るわけではないですよね。つまり、関空の代替機能をどこで裁くかという話です。だから、人員を新たに配置しなければいけないとかそういう話ではないのではないかと思います。

 

記者:

 懇談会についてお伺いしたいのですけれども、これは持ち回りでも良いというのは、できるだけ緊急事態を克服するためには早期開催も一つの選択肢であるということでしょうか。

 

知事:

 そういう考え方もあるということを申し上げたので、そうしなければいけないということを申し上げたのではありません。早期開催ということではなくて、本来でしたらもう懇談会の了解ということはいらないかもしれないですが、今までの経過からすると、懇談会で地元の共通認識のもとに運用されてきたということなので、その形を延長線として作るのだとすると、持ち回りで懇談会も了としたというような形を作るというのもあり得るねということを言いました。そうすべきだと言ったつもりはありません。

 

 

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