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更新日:2018年10月29日

知事定例記者会見(2018年10月29日(月曜日))

【発表項目】

  1. 平成30年度兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練の実施
  2. 第41回(2021年)全国豊かな海づくり大会の本県開催の決定
  3. 知事の海外出張(ベトナム、タイ)
  4. 起業プラザひょうご1周年記念イベントの開催
  5. 「ひょうご皮革総合フェア2018」&「第27回たつの市皮革まつり」の開催
  6. 兵庫県立美術館 県政150周年記念「兵庫県美ボーダレスアートトーク」 

動画 

 記者会見を動画で見る(約50分)(外部サイトへリンク)

 会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

 

知事記者会見内容 

 

知事:

 1番目は「平成30年度兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練の実施」です。

 これで3回目ですが、11月5日の津波防災の日・世界津波の日関連の取り組みとして、南海トラフ地震の津波避難訓練を行います。今年は特に地震も大阪北部地震を皮切りに、北海道胆振東部地震までありましたし、台風被害が続きました。そういう最中ですし、一方で、阪神淡路大震災からもう24年経とうとしていますので、そういう意味での経験の風化ということが、懸念されている時期ですので、ぜひ県民の皆さんに津波や地震の経験のある方だけではなくて、まさに未経験の方にこそこの一斉避難訓練に参加していただきたいと願っております。
 実施場所は、お手元にあるように、津波の浸水想定区域であります。14市1町で一斉に行います。内容としては、一斉避難訓練と、シェイクアウト訓練と、緊急速報メール一斉配信訓練と、防潮門扉の閉鎖訓練と、ヤフーとタイアップいたしました防災速報アプリによる防災トレーニングを実施させていただきます。このヤフーの防災速報アプリによる防災トレーニングにつきましては、新しい試みでもありますが、この後、皆さんの方に詳細説明をさせていただくことにしたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
 訓練の特徴としては、記載のとおり、平日の月曜日午前10時に設定していますので、企業活動や学習中の方々の参加を前提にこのような訓練をセットいたしました。また、ヤフー防災速報アプリの活用を実施させていただく予定です。約7万7600人の方々の参加を期待いたしております。あとは行動指針とか、参加される団体の主な部分は一覧に挙げておりますので、ご参照いただきたいと思います。

 

 2番目は「第41回(2021年)全国豊かな海づくり大会の本県開催の決定」です。

 2021年はワールドマスターズゲームズ開催の年ですけれども、その2021年に全国豊かな海づくり大会の本県での開催が決定いたしました。

 開催場所や大会の内容については、準備委員会とか実行委員会において検討する予定です。順番を見ていただきますと、今年は高知県、来年は秋田県、再来年は宮城県、その次に兵庫県ということになっています。秋田県、宮城県というのは、ちょっとイレギュラーなのですけれど、被災地だという事に絡んでオリンピックも激励のために被災地の福島でも開催されますから、そういう意味もあって宮城県でも2020年に行い、その翌年の大会から、また新たな大会にしていくかどうかを含めてこれから検討するということになってまいります。行事の内容それ自体は、式典と、海上歓迎・放流ということになります。今まで天皇陛下・皇后陛下のご参加される植樹祭と、豊かな海づくり大会、国体が3大行事に位置付けられていたのですが、新天皇・皇后陛下になられるので、どういう取り扱いになるのか、今は未定です。
 我々としては、引き続きおいでいただくことを期待したいと思っています。

 

 3番目は「知事の海外出張(ベトナム、タイ)」です。

 10月31日から11月6日までベトナムとタイに出張して参ります。
 ベトナム出張の主目的は、ホーチミン市と兵庫県は経済促進会議を定例的に実施するということにしておりますので、経済促進会議に出るのですが、せっかくの機会ですのでハノイにも寄り、政府要人にできれば会っていきたいということで、出かけます。ズン官房長官とは、お会いできると思っておりますが、もしかするとフック首相にも会えるかもしれません。官房長官が段取りをしていただけるかどうかというような状況です。まだ決まってはいません。
 ベトナムのホーチミン市の方では、しっかりと経済会議を行うとともに、県人会の皆さんとの交流を深めて参りたいと考えています。それからベトナムまで行きました後、タイのパタヤ市に行きまして、第12回世界閉鎖性海域環境保全会議に出席して冒頭に理事長として挨拶をさせていただくことにしております。世界閉鎖性海域ですけれども、兵庫県の提唱により発足した閉鎖性海域の環境保全を守ろうという会議ですが、1990年に第1回会議を神戸で行い、2、3年おきに、世界会議大会を開いています。
 タイではこれで2回目の開催になります。前回はサンクトペテルブルクで行いました。大変行きたかったのですが、残念ながら行けませんでした。

 

 4番目は「起業プラザひょうご1周年記念イベントの開催」です。

 11月22日に起業家大交流会として、Entrepreneur MEETUP(アントレプレナー ミートアップ)という事業を開催いたします。応援スピーチを関西学院大学の西本先生にお願いして、ファシリテーター・パネリストとしてそれぞれ起業家の皆さんに登壇していただくことにしております。
 参考に書いておりますように、起業プラザは現在会員64人、スモールオフィスは17室のうち15室使われています。ワーキングデスクは全席満席、施設利用者数は今まで延べ数で1万人となっております。各種セミナーは36回、セミナールームも月13回利用されていて、しかも、1年間で起業が11件生まれていますので、それなりに成果を上げていると言えると思います。
 2ページ目の上にスモールオフィス利用者による事業拡大の主な事例ということで一つは「株式会社フードピクト」を挙げています。この3月に知事賞を差し上げ、10月には、保健文化賞を受賞しています。フードピクトとは、食の絵文字です。例えば、イスラムの人達が食べられないものが入っている、入っていないということが簡単にわかる絵文字のアプリを開発しています。
 アプリと言えば、私が視察に行った時に施設運営者からごみの分別アプリを教えてもらいました。ごみがいつ収集されるのか、どれに分類したらいいのかってなかなかわかりにくいですよね。例えば、魚等が入っている白いトレーをいつの収集で出したらいいのか。自分の住所を入れて、捨てたいものを入れて、ポンと押すと、パッとこの日に出せばいいんだっていうものが出てくるアプリです。これの神戸市版を作製した団体が起業プラザを運営しています。このように大変ユニークな事業が起業されていくのではないかと思って大いに期待しております。
 ただ、来年度末、つまり再来年の3月で三宮の再開発で今あるサンパルビル自身が、取り壊されますから別の場所を探さなきゃいけないのです。ちゃんと別の場所をしっかり確保するようにしたいと思っています。

 

 5番目は「『ひょうご皮革総合フェア2018』&『第27回たつの市皮革まつり』の開催」です。

 これは一度ご覧になると大変びっくりされると思います。革製品がいかにも繊維生地のようなプリント印刷で、使われるような素材までできていますし、それからベストレザーニスト2018というように、レザーがよく似合う方々の対談やファッションショーも行われます。そのような意味で最新の革の利用状況が一度に分かるので、一度のぞいていただくとありがたいと思います。11月17日、18日の土曜日、日曜日です。たつの市赤とんぼ文化ホール、たつの市青少年館で行います。

 

 6番目は「兵庫県立美術館 県政150周年記念『兵庫県美ボーダレスアートトーク』」です。

 県美ボーダーレスアートトークということで、県立美術館で講演会をシリーズで行っておりますけれども、アートトークが順次開催されます。
 11月24日に作家の原田マハさん。1月13日に建築家の曽野正之さん。3月2日は美術作家で舞台演出家のやなぎみわさんに行っていただくことになっていますので、事前の応募が必要ですが応募していただいたら楽しい最先端の美術の動向に触れることができるということになろうかと思います。

 私からは以上です。

 

質疑応答  

 

記者:

 防災訓練について、阪神・淡路大震災から24年が経ち、風化が懸念されているとおっしゃいましたが、自治体の職員の中にも阪神・淡路大震災を経験していない職員もいるような中で、風化を防ぐ取組の重要性と、どのように風化を防ぐため今後進めていきたいかについて所見をお聞かせください。

 

知事:

 一つは、こういった一斉訓練に参加してもらうことです。職員等は、一斉訓練にタッチをする中で学ぶということになりますが、一斉訓練に参加していただくということが重要です。被災地でも、既に半分以上の人が震災を知りませんので、忘れないだけではだめです。経験者からきちんと伝えてもらわないといけません。特に、大学生以下は知りませんので、大学生や小中学生、高校生に十分学んでもらう必要があります。昨日も、和歌山県の広川町で、「稲むらの火」の追体験事業が実施されていましたが、多くの子供たちが参加していましたし、世界津波の日にちなみ、世界の高校生が集まって来ていました。ああいう実体験は、まさに、忘れないということに繋がりますので、多くの実体験をしてもらう機会をできるだけ作ることが重要ではないでしょうか。そのための1つが、一斉訓練だと思います。
 もう一つは、1.17の日ですね。今度は24回目ですが、翌年は25回目も控えていますし、そういう意味で1.17の色々な諸行事を展開することで、追体験をきちっとしてもらおうと考えています。そういう意味では、今まで追体験というのは、あの寒かった日を思い出して歩くウォーキングをやってきました。こういうウォーキングは、実際の災害救助や災害体験とは異なりますが、皆、交通手段がなくて歩かざるを得ずに歩いたということの、一種の体験をしてもらうことに繋がりますので、そのようなことをしっかり体験してもらいたいと思います。また、人と防災未来センターで色々な発信をしていますが、今検討しているのは東館の改修です。この改修にあたり、議論として出ているのが、地震は西館でかなりしっかりと情報発信してる一方、自然災害のうち風水害や土砂崩れ等についての発信力は弱いので、それをもっと高めるような展示を考えたらどうかというものです。
 すでに8月21日からオープンしていますが、津波が来て30cmほどの水圧でもいかに動きにくいかという体験装置も稼働し始めていますので、そういった疑似体験をできるだけ多く重ねてもらうということが重要ではないかと思います。学校で、地震や風水害の課題や問題点、その時にはどうすべきかをしっかり伝えていくことが重要だと考えています。

 

記者:

 風水害と土砂崩れの発信の強化というのはどのようなものでしょうか。

 

知事:

 水害だと、どのような形で水が来るのか、事前の予測情報等はどのようにキャッチして使っていったらいいのか、あるいは、これは難しいですが、避難勧告と避難指示への対応というようなことも含めて、発信力を増したいと考えています。

 

記者:

 具体化にはまだ時間がかかりそうでしょうか。

 

知事:

 来年度予算で整備していくことになると思います。これから大詰めです。

 

記者:

 先ほど、豊かな海づくり大会の件で、新たな天皇皇后両陛下のご出席について言及されましたが、出席等は検討中の段階であるということで、自治体としては、手続き上何かあったり、もう既に用意しておかないといけないものが遅れていくというような、そんな話もあるような段階でしょうか。

 

知事:

 そういう問題ではなくて、豊かな海づくり大会は、今の天皇皇后両陛下が皇太子殿下の頃からご出席になっていました。それが、天皇皇后両陛下にご即位になってもご出席いただくことになり、植樹祭と豊かな海づくりと国体が三大ご出席イベントとして定着してきました。新しい天皇皇后両陛下がどのようにお取り扱いになるかにかかっているのかなと思います。我々は、しっかりと準備もして、要請していきたいと思っています。

 

記者:

 出席なさるとなさらないで、全く自治体としてはやることが違うということでしょうか。

 

知事:

 それはありません。天皇皇后両陛下をお迎えするか、皇嗣殿下にお出ましいただくかで行事の内容が異なることはないと考えています。警備などは違ってくるかもしれませんが、皇太子殿下や皇嗣様の場合は、天皇・皇后両陛下に準ずる形ですので、それほど違いはないかもしれません。

 

記者:

 エメックス会議について、兵庫県発祥ということで12回を数えていますが、これまでの成果物も含めて、知事が考えられるこの会議の存在意義というのは何がありますでしょうか。

 

知事:

 世界的な環境保全運動として、もう12回目の会議ということですので、世界的な横の繋がりができてきたということが一つ挙げられると思います。それに、単なる学者の情報交換の場ではなく、実践活動家や高校生の意見発表の場も作っていますので、一種の運動としての横の繋がりも生まれてきているのではないかと思います。情報の発信は、国際エメックスセンターのホームページや、一種の情報図書館のようなものを作っており、そこで整理をして情報発信をしています。ただ、科学政策委員会という専門の先生方の専門的な会議からアドバイスをいろいろ受けて、もう少し見やすいものにしよう、とか、資料の整理の内容が体系的ではない等、いろいろな指摘を受けていますので、それはそれで改善を加えていくということになるかと思います。もう一つは、お金をどうするかという問題ももちろんありますが、それは、事務局が考えなければならない課題だと思っています。今は、基金を充てています。

 

記者:

 南海トラフ地震の訓練で、今年から新しい取り組みとしてヤフーのアプリを使うという部分に関して、知事が期待されるところをお伺いします。

 

知事:

 エリアメールと同じような形で、必要な情報を、登録していただいた方に入れていくというのが基本です。ですから嫌だといって切られない限り情報が入っていくということになりますので、そのような意味からすると、危険情報等を伝達するには非常に有効な手段になるのではないかと思います。今年、ヤフーと提携したのが5月だったため、台風20号21号などに威力を発揮できなかったかもしれません。これからさらに威力を発揮できるように期待しています。

 

記者:

 起業プラザひょうごの1年に絡んでですが、ユニークな起業があってそれなりに成果を上げているというふうに知事は評価されていたかと思うのですが、これは、もともと目標があってそれをクリアしたという意味でしょうか、あるいは違う物差しで評価されたのでしょうか。

 

知事:

 起業プラザというものを開いてみても、どこまでものになるかなと思っていました。本当に、具体の起業にどれだけの成果が上がるかなというのが、実を言うと懸念でした。ですから、起業の件数などは目標に掲げていませんでした。逆に言うと、会員数を目標として設定していたのですが、1年で11件ですので、月1件ぐらいの起業に結びついているということは、初年度としては、それなりの成果が上がっているのではないかなというふうに評価したいと思います。

 

記者:

 この前、ITカリスマも招致が決まりましたけれども、この施設のことも含めて起業家を増やすという意味での県の課題やポイントになるところはどこでしょうか。

 

知事:

やはり仕事環境でしょう。神戸に来ると、そういうITの仕事なんかができやすいんだよというような評判をどうやって打ち立てていくかっていうことは非常に重要だと思っています。そのような意味で、例えば谷上プロジェクトの活動には大いに期待をしています。別に兵庫県内で起業しなくても、谷上で刺激を受けて学んで、それが、例えば山口で成果を上げたということになれば、それはやっぱり、谷上プロジェクトの後継者が生まれたということになりますので、それはそれで、神戸があるいは兵庫が評価を高めるということにつながりますので、そういう意味で、いかにIT人材の集積地や集積機能を積み上げていくかということが重要なのではないかと思っています。

 

記者:

 11月1日から兵庫県内で外国人の方による家事支援の事業が始まります。事業自体は民間の事業者がされますが、特区制度を活用してこの事業自体を申請した兵庫県です。このサービスの需要について、知事はどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

 

知事:

 結構、利用者がいらっしゃるんじゃないかなあと思います。例えば、東京の六本木や西麻布というところに住んでおられる人たちっていうのは、若干、所得層が高い人たちですけれども、気を遣わないで依頼ができる、つまり自分のプライバシー空間に入って家事サービスを提供してもらうわけですので、日本人だと気を遣ったり、情報管理の面がどうかなというような方もいらっしゃるそうですが、外国人の家事サービスの従事者の方が気楽で気を遣わなくていいなという方々もかなりいらっしゃるのが実態のようです。ですから、兵庫のようなところですと、そういうニーズが、やはり同じようにあるのではないかと思います。せっかく特区制度が認められているわけですので、ニーズのあるところに、働いてみてもいいと思われているような外国の方、特にフィリピンの方が多いと思うのですが、そういう方々の活躍の場を提供するというのも、特区のねらいです。その特区のねらいに、兵庫も手を挙げてみたということです。手を挙げていたのですが、なかなか活用されませんでした。しかし、ようやく1社が11月1日から始めようということになりました。こういう仕事は、もし、うまくいけばうまくいったでいいのですが、うまくいかなかったとしても、最初から軽視するという意味ではなくて、取り組んでいただいた上、どんな状況が生まれるのかという実験的な要素として受け止めたらどうかなと思っています。

 

記者:

 今、政府与党で、来年春からの実施を目指して、新しい外国人の方の在留資格を設けるとことについて議論が行われていますけども、知事としては、今、県内の製造業などの産業の現場を見渡されて、新しい在留資格を作ることについては、どのようにお考えでしょうか。

 

知事:

 単に人手不足だから、新しい在留資格を作って人手不足を埋め合わせるという発想であれば、慎重であった方がいいと思います。ただ、受け入れる環境をしっかりと整えた上で受けるのですよということならば、それはそれで一つの今のような状況に対する回答になり得るのではないかと思っています。受け入れる方だけが先行して、受け入れ環境の整備というのは、あまり議論が尽くされていないのでは、あるいは報道されていないだけなのかもしれませんけれども、受け入れ環境の整備、例えば、家族はだめとか、家族はだめなのに5年間だというような条件だとすると、日本人の働き方改革、環境整備を、一方ですごく議論をしながら、外国人の方に5年間単身赴任で働けと言うのかというような議論に及ぶかもしれませんから。そういう意味でのバランスのとれた対応というのは、どうしても必要なんじゃないかと思います。そのバランスがちゃんととれているのか、その辺の配慮がちゃんとなされているのか、もし法案が出されるのなら、その内容について、しっかり国会でも議論していただいたらいいのではないかと思います。

 

記者:

 今回、ベトナムに海外出張されるということで、県が今度目指している介護の技能実習の形の管理団体を社協さんで作る予定にされていますが、その受け入れ先がベトナムとなっています。今回、県として、介護実習生を受け入れる目的や、先ほどの受け入れ環境をしっかり整えたいという思いもあると思うんですけども、そういうねらいと、そのほか、ベトナムではどういったことを現地の指導者の方と話をしていきたいと思われているのかという点お聞かせください、

 

知事:

 制度が作られたのですが、現実に介護人材が大変不足しており、現に今までも介護人材の研修生の受け入れ制度というのを活用してきていた福祉施設もあるわけですので、これは、個別ではなくて、もっと制度的な対応ができるようにしていこうというのが今回の制度の趣旨です。社会福祉協議会に受け入れ機関をつくってもらい、日本語を学べる環境整備等にも配慮しながら受け入れていこうということにしました。一方で、受け先がしっかりしてないと、研修生にまつわるいろんな課題も出てくる可能性がありますから、送り出し先として、まずはベトナムの機関と協定を結んで始めようとしているという状況です。官房長官に会いますので、その際にも、こういう動きになったということと、よろしくご配慮いただくべきことをお願いしてきたいと思います。
 また、県立大学のグローバルビジネスコースの留学生の派遣とかについても、話ができればと思います。あとは、交流のある各団体との交流の実情について報告をするということになるのではないかと思っています。

 

記者:

エメックスの関係ですが、瀬戸内海の栄養塩の下限値について設けたいということを議会等で答弁されていらっしゃると思いますけど、設定の見通しはいかがでしょうか。

 

知事:

下水道整備の基本計画を改定しまして、その中に、瀬戸内海の栄養塩をある程度確保するための下水処理運転の基本基準みたいなものを位置付けました。それが位置付けられたことによって、下限値ではないかもしれませんが、下水処理場の運用基準について、栄養塩が不足しているような時期には、環境基準の範囲内で栄養塩増加についての配慮をするというような運転がされますので、そういうのも一つの回答だったのではないかと思います。

 

記者:

 先週、旧優生保護法の関係で、県の調査の再調査の結果が出まして、65人という結果でしたが、そのことに対する知事の受け止めと、今、救済法については国の方で議論されていると思うのですが、現時点で知事のお考えがあれば伺いさせていただきたいと思います。

 

知事:

 65人、よく調べてくれたと思います。当初は、なかなか資料がなくて、皆さんの方から見つけていただいたりして、手がかりまでちょうだいしたわけですから、それが、旧光風病院、今のひょうごこころの医療センターですが、ここにも、患者のカルテがあったりしたということなども含めて、全体をプロジェクトチームが中心となって調査をした結果だったのではないかと思います。そういう意味では、よく調査をしてくれたんではないかと思っています。
 救済については、県は、機関委任事務の一環として、国の機関として、国の命によって、仕事をさせていただいた立場ですので、これは今後の取り扱いや今後の救済は、国がきっちりそのような実態を踏まえた上で、方向づけをしていただかないといけない課題だと思っています。

 

記者:

 豊かな海づくり大会のことで、最終決定については、その全漁連推進協の方になるのだと思うのですけれども、県として申請をなさった開催申請をなさったということと、このたびの開催意義としては、瀬戸内海に関するテーマを掲げていらっしゃいますけれども、県として、前回の第2回開催は日本海開催ですけれども、今回第41回の開催地に関して、テーマとの関係性について何か持ってらっしゃるものがございましたら少し伺えないかと思います。

 

知事:

 日本の中で、日本海と瀬戸内海と、淡路では太平洋に面しているのは兵庫だけですので、同じ開くならば、次は、兵庫の大きな漁場である瀬戸内海漁業の振興の一与としても、ぜひ開催したいと考えたのが、一番の理由です。それと、様子を聞いていると、今の段階で、なかなか手を挙げるところが、どうも聞こえてこなかったこともあって、これはチャンスだと、こういう機会にやはり瀬戸内海漁業の総括みたいなことが、この豊かな海づくり大会でできれば、今後の瀬戸内海の環境保全と漁業の振興につながると考えました。特に、瀬戸内法が改正されて、豊かな海と美しい海、きれいな海はもう水質で綺麗になっていますから、瀬戸内海全体の水産物の生産量が6割以上も落ちているというような実情の中で、大会を開くことによって大きな瀬戸内海漁業に対する激励にも繋がるのではないかという意図で、誘致をすることに決めました。
 どこで開催するかというのは、あてがないわけじゃないのですが、今、ひそかに相談をしておりますので、時期が来たら、またお知らせさせていただきたいと思います。

 

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