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更新日:2019年12月2日

知事定例記者会見(2019年12月2日(月曜日))

  1. 債権管理の進捗状況と次期3か年の債権管理目標の設定
  2. 兵庫県職員 社会人経験者採用試験の実施
  3. 県内のインフルエンザ流行開始
  4. 東日本大震災被災地に係る支援
  5. 阪神・淡路大震災25年事業の展開
  6. 高校生等の消費者力アップ大作戦の開催

動画

記者会見を動画で見る(約48分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事記者会見内容

 

知事:

1番目は「債権管理の進捗状況と次期3か年の債権管理目標の設定」です。

 平成25年に債権管理推進本部を設置して、計画的に債権の減少を図ってきていますが、その概要を説明します。まず1ページの1「3ヵ年の進捗状況」ですが、平成27年度末の収入未済額は全部で111億円ありましたが、期間中に縮減した額と期間中に生じた未済額等を差し引いた結果、収入未済額は、平成30年度末で101億5,800万円となります。3年間で約9億6,500万円の減という実績です。2ページにあります債権管理の対象は、平成27年度末の収入未済額が1000万円以上の債権としており、27年繰越分につきましては、目標を設定して圧縮しようとしています。現年分については、回収率を目標として、新たな収入未済額の発生を抑制するということを原則としています。
 2ページの対象債権ごとの状況ですが、目標達成がほとんどですが、行政代執行弁償金、特に県営住宅の使用料、特別賃貸県営住宅使用料、県営住宅弁償金、港湾施設使用料等、勤労生徒奨学資金貸付金返還金、駐車違反などの放置違反金などが並んでいます。全体としては130.5%ですので、目標達成しているのですが、債権ごとには、未達成分があるということです。
 30年の現年部分については、3ページにある通りです。現年分の発生を抑制するということも一つの対策ですので、これもしっかり取り組んでいますが、目標との関係では、半分ぐらいが未達成ということになっています。
 4ページに、これからの3ヵ年の債権管理目標ですが、15債権あったのですが、2ページをご覧いただきますと、特別賃貸県営住宅使用料や勤労生徒奨学資金貸付金返還金も最終的に債権放棄等で収入未済額がほとんど0になったので、この2つは対象債権から除いて13債権になっています。30年度繰越分の収入未済額の縮減についての目標については、4ページの計のところにありますように、101億円の未済額に対して、債権回収は約6億円、債権放棄等が5億円で11億円ほど減らそうという計画になっています。現年分の回収率につきましては、5ページの目標を掲げて対応しようとしています。全体としては、プラス1.5%を目指していますが、なかなか難しいものについては、若干目標水準を下げているものもあります。
 6ページは、目標達成のための主な取組状況を整理しています。滞納者に対する施設使用許可の取消しや、裁判を通じた支払督促、債権回収会社に委託、面談による納付指導。コンビニ収納やインターネット公売、インセンティブ制度、経営指導等も行っていくことにしています。以下詳細の個表が7ページについています。
 30年度から比べて10億円しか減ってないというのをどう評価するかということだと思っていますが、もともと焦げ付き債権ですので、対応したから直ちに、大幅に縮減できるというものではなかなかないと思いますが、しっかりと管理して、対応を続けていくことが成果に結びつくと考えています。

 

 2番目は「兵庫県職員 社会人経験者採用試験の実施」です。

 社会人経験者採用試験を、経験者採用に上積みして実施します。就職氷河期対策も兼ねています。「雇用環境が厳しい時期に就職活動を行い、希望する就職ができないなど様々な課題に直面している方も受験が可能です。」と記載しているのはそういう意味です。
 受験資格は、年齢が35歳から45歳まで、学歴、職務経験は不問です。10名程度の4職種を対象にしていますが、対象者によっては若干名の増もあり得ると考えています。試験内容は、筆記試験は教養試験と専門試験がありますが、それほど難関ではないはずです。面接試験を2月中旬に実施し、最終的に、2月28日に合格発表をする予定です。専門試験は、総合土木職のみ実施します。受験申し込みは、明日12月3日から18日までの間に行いますので、申し込んでいただきたいと思います。

 

 3番目は「県内のインフルエンザ流行開始」です。

 インフルエンザ流行の兆しですが、インフルエンザの定点医療機関から報告された患者数が1.57になったので、流行開始宣言をしました。昨年に比べ、1週間早い流行です。全国は、3.11になっていて、本県よりも1週間早く、流行開始になっています。流行の目安の基準は、定点医療機関ごとの受診した患者数の平均値が10以上になると注意報レベル、30以上になると警報レベルです。
 四角で囲んでいる項目についてぜひ注意してください。(1)早めに予防接種を受け、手洗い、咳エチケットなどに気をつけましょう。(2)発熱、咳やのどの痛みなどの症状が現れたら、水分を十分に補給して休養をとりましょう。
 比較的急速に38℃以上の発熱があり、全身の倦怠感を伴うような場合はインフルエンザ感染の可能性があります。具合が悪い場合は早めに医療機関を受診しましょう。(3)受診先が分からないときは、兵庫県医療機関情報システムホームページを閲覧いただくか、健康福祉事務所・保健所にお電話いただくと、近くの受診可能な医療機関をご案内します。(4)受診の際には、マスクを着用するなど咳エチケット守り、感染を広げないように注意してください。(5)基礎疾患のある方は、インフルエンザに罹患した場合の対応についてかかりつけ医師などと日頃からよく相談してください。と注意喚起しています。
 また感染症情報センターで情報公開もしているので、ご参照下さい。
 2ページをご覧下さい。第47週(11月18日~11月24日)の加東健康福祉事務所管内で、一気に増えていますが、学校の交流事業が行われ、感染が拡大した可能性があります。このようなことはよくあります。10年前の新型インフルエンザの時はバレーボールの交流試合がきっかけで感染が広がりました。それぞれ注意していただきたいと思います。前週比を上回っている状況です。

 

 4番目は「東日本大震災被災地に係る支援」です。

 県内避難者の登録状況及び職員等派遣状況に変化はありません。

 

 5番目は「阪神・淡路大震災25年事業の展開」です。

 一つ新たに紹介するのは、「2020世界災害語り継ぎフォーラム~災害の記憶をつなぐ~」という事業です。1月24日(金曜日)から26日(日曜日)までの3日間、2020世界災害語り継ぎフォーラム実行委員会が主催します。全体テーマは、「災害の記憶をつなぐ」、サブテーマは「語り継ぎのパワー」、「語り継ぎの条件」、「語り継ぎの方法」、「ミュージアムの役割」です。
 1月24日(金曜日)に県公館で公開シンポジウムを行います。基調講演は堀内正美さんにしてもらいます。彼は阪神・淡路大震災のときにボランティア団体のリーダーとして活躍し、その後も災害ボランティアの中心的役割を果たしている俳優です。また、これまで詩の朗読で協力していただいた竹下景子さんとの対談、臼井真先生の指揮による「しあわせ運べるように」などを行います。
 パネル討論は、河田惠昭先生と、ムハンマド・サイデュール・ラーマンバングラデシュ防災センター所長、ハフニダールアチェ津波博物館館長、フィリピン台風ヨランダ語り継ぎ関係者、西野恭子JICA関西所長などと行います。参考に書いてある竹下景子さんの「詩の朗読と音楽の夕べ」は、復興支援コンサート実行委員会が、この事業とは別に公開シンポジウムに引き続きいて県公館で開催します。残念ですが、いっぱいになりましたので申し込みを締切りました。
 2日目は分科会です。神戸まちづくり会館で各30人のA・B・C・D・E・Fの7つの分科会を開催します。世界中の方々が集まり、それぞれの題名で議論します。
 3日目は、人と防災未来センター東館のこころのシアターで、ポスターセッション等を行います。合わせて、全体会議で分科会からの報告と、ポスター発表の概要をアピールします。そして五百旗頭ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長に総括をしていただきます。全体会議では、分科会Aからアチェ津波博物館館長、Bからイカプトラガジャマダ大学教授、Cからギュルム・タヌルジャンボスフォラス大学准教授、Dからイブラヒム・コモオアジア太平洋ジオパークネットワークコーディネーター、Eからポール・ミラーカンタベリー大学教授、Fからエコアグス・プラウォトドゥタワチャナキリスト教大学教授、ポスターセッションからは、イタリア国立研究評議院地質水文保全研究所研究部長のアセサンドロ・パスートさん、テルネットからは、世界災害語り継ぎネットワーク事務局長の深澤さんがそれぞれ報告等を行います。語り継ぎに関する世界大会になると期待しています。詳細は資料をつけているのでご覧ください。
 私は、6ページにある2020世界災害語り継ぎフォーラム支援委員会の委員長をしています。支援委員会は、関係者が集います。関連して、記念事業の一覧をつけているのでご参照ください。

 

 6番目は「高校生等の消費者力アップ大作戦の開催」です。

 西播磨文化会館で行います。西播磨消費者団体連絡協議会による「エシカルファッションショー」や、県立大学附属高校が「SNSを安全・安心に使うために」という活動報告を行います。
 また、基調講演は、成年年齢の引き下げに伴う対応について消費者庁の関係委員等をやっておられる消費者行政に詳しい中村弁護士に講師をお願いしております。そして、ワークショップは消費行動についてのグループ討論や発表・意見要約等を行います。
 面白い議論が行われるのではないかと期待しています。

質疑応答 

記者:

 債権管理についてです。これまでの3ヵ年の管理の状況を見てきますと、縮減額は年間で見ると年々減ってきているかと思われますが、先ほど知事がおっしゃったように、もともと焦げ付き債権で回収がなかなか難しいという点があると思います。今後3ヵ年に向け改めて、難しい債権制度をどのように扱われるかをもう一度お聞かせいただけませんでしょうか。

 

知事:

 グラフをご覧なってもおわかりいただけますように、3分の2ぐらい、約7割を高度化資金が占めています。高度化資金を借りた人が破産してしまうと、基本的になかなか(債権を)とれません。そういう状況の中で、努力をせざるを得ないのですが、無駄な努力と生産的な努力とを分けて、無駄な努力、つまり形式的にやっているというような努力はやめてしまったらいい、もっと実質的な努力に集中した方がいいのではないかと思います。債権免除等の要件もありますので、そういった要件を満たしながら努力をしていくということになろうかと思います。もとより、現年分の発生を押さえるということが第一です。そうすると積み上がらないということになりますから。
 第二に、できる努力をしっかりやるということなのではないかと思います。現実にほったらかしの状態だったものは、こういう形で債権管理されていくことになりました。それぞれの業務で貸し付けた未収債権ですから、その業務の運営などについても増やすことがないような貸し付け態度に繋がっていきます。そのような意味で、有形の成果としては(債権を)減らすということですし、無形の成果としてはそういう事業主業務の執行に影響を与える、この両面で期待をしています。

 

記者:

 社会人経験者採用試験についてです。ご説明いただいたように就職氷河期世代が対象となるということですが、これまで、例えば宝塚市のような自治体が行う試験の場合、かなり応募者が殺到するという現状がありました。改めて県がこういった採用をする意義と、どういう方に受けてもらいたいかについて知事のメッセージをいただければと思います。

 

知事:

 特に総合土木職を入れさせていただいています。これらは、もしかすると就職氷河期であっても就職されたことがある方々ばかりかもしれませんが、いろいろな事情で今は正規職員ではないという方もいらっしゃるでしょうから、ぜひ受けていただきたいなという意味で期待しています。あわせて、一般事務職で5名程度(採用を)考えているわけですけれども、県としてはこれぐらいのボリュームでまずやってみたいということで、試行的に行ってみようとするものですので、どれぐらいの方が申し込まれるのかはちょっと想像がつかないです。宝塚市は約600倍、三田が約400倍だったそうなので、100倍ぐらいは覚悟しなければいけないかと思っていますが、どうなるかです。いずれにしても、兵庫県もこういう機会を作ったということが、他の団体に波及していくことが望ましいのではないか、と考えています。

 

記者:

 先週、中曽根元総理がお亡くなりになられました。元総理に対しての思いがあれば教えていただけませんでしょうか。

 

知事:

 中曽根元総理大臣には、私は直接の謦咳に接することは少なかったのですが、当時の官房長官は後藤田正晴さんで、後藤田官房長官のところには、ちょうど私が税務局の理事官、課長補佐総括の役割をしていましたので、随分いろんな形で官房長官の指導を受けることがありました。
 私の一番の印象はやはり国鉄改革です。中曽根総理が、国鉄民営化に対して今の時期に絶対にやらなければいけない事業の一つだという強い決意で臨まれたがゆえに、国鉄の民営化が実現したのではないかというふうに思っています。私は後に林航空局長に2年ほどお仕えしたのですが、林局長は国鉄民営化委員会の事務局長でした。特別委員会で1日の答弁は120ありました。120もの答弁を一々読んでいられないぐらい、ボリュームも中身も大変で、そういうような、状況の中でやり遂げてこられたわけでありますので、そういう意味で中曽根さんの決断力、胆力は非常に大変なものがあったのではないかと思います。中曽根さんは率直な人でしたから、不沈空母発言のように物議を醸す発言もなされましたけれども、愛国心の塊みたいな人であったということは言えると思います。大体、戦前の昭和10年代に内務省に入ったような人たちはそういう人が多いと思います。奥野誠亮さんもそうです。一方で一言居士、他方で信念の人というような人が多いと言えたのではないかと思います。

 

記者:

 氷河期世代の採用試験で、今回は試行的にと知事はおっしゃっていますけれども、こういった氷河期世代対象の採用試験を一定期間継続するお考えは、現時点でありますでしょうか。

 

知事:

 現時点でそこまでは決めていないのですが、課題が解決するわけではないでしょうから、県として継続することもありうべし、ということで検討していきたいと思います。

 

記者:

 今、色々な自治体で氷河期世代対象の採用試験が広がっていますけれども、行く行くは民間でもやっぱり対応してもらわないと、受け皿としては限界かと思うのですが、何かしらの働きかけも含めて検討していますでしょうか。

 

知事:

 経営者協会などに、県もこういうことをやるので、経営者協会の企業でも積極的に検討してください、というような働きかけはぜひしたいと思っています。まだやっていません。

 

記者:

 同じく、社会人経験者採用の件です。35歳から45歳という方を採用する上で、採用する県の側として、県のメリットをどのように考えているのでしょうか。

 

知事:

 やはり、体験・経験でしょう。まさに、社会人経験者採用試験と言っているように、社会人としての体験・経験を公務にも活かしてもらいたいというのが一番の狙いです。ただ、その人の持っている経験や技量などを見極めて仕事を考えていかなければならないのではないでしょうか。新規採用を各部署に割り振るのとは異なる配慮が必要になると考えています。総合土木職の人達は、きっと土木関係の仕事をされてきたでしょうから、直ちに戦力になるのではないかと期待しています。他の職種は、今言いましたように、その経験や体験を十分踏まえ、適性を見極めた上で職務に就いていただくことになるのではないかと思います。

 

記者:

 先週26日、国会議員の方と省庁に予算要望を行ったと思いますが、その反応について、まず総論的な部分で、どういった手応えがあったでしょうか。

 

知事:

 手応えはあるような無いような感じです。特に、国会議員の方々には、主な事業を説明してご支援を頼みましたが、それぞれ関心の項目が異なりますので、関心のある項目についてお願いしますと言っています。質問があった部分などは、議員の方々の関心があるのではないかと思います。
 ただ、共通して言えるのは、災害対策をきっちりやっていかなければならないということでしょう。省庁の方もそうですが、安全安心対策、特に災害対策について、今、3ヵ年で別枠7兆円の事業を実施していますが、単純な延長ではあまり意味がありません。どれだけの規模で、どれくらいの期間、どのような打ち出しができるのかということに皆さん大変関心を持っているという印象はありました。国交省についても同様です。

 

記者:

 先日の知事会見の際に宝くじの話が出ていましたが、知事が地方債課長の時にナンバーズ(が開始)だったのでしょうか。今回、総務省の方はどういった反応だったかが非常に気になりました。

 

知事:

 総務省にこの件で私は出かけていません。しかし、7月23日の富山での知事会で、私は発言しており、結局、売り上げがこのままだとジリ貧になってしまうおそれがあります。何が問題なのかを踏まえた上での商品構成を検討していかなければおかしいのではないかと発言しています。それを踏まえて、少し勉強会を開催しようかという動きが出てきていますので、それなりの期待をしています。何が一番問題かというと、当たらないことです。私も当たったことがありませんが、当たらないというのが一番問題です。年末ジャンボでは、賞金10億円で開催されていますが、中間の当たるクジの賞金を1等に集めてクジの組成をしています。ある方に言わせると、1等が当たった人は、孫をずらずらと銀行に連れて行き、教育資金に全部預けてしまいます。そうすると、孫の代まで無税でバトンタッチができるということですが、本来であれば、もっと使ってもらわなければなりません。それが、商品が回っていないというのも金額が大きすぎるからです。ですから、そういう意味で、もっと当たるくじを出すようにしてもらわなければなりませんし、事務費が掛かり過ぎているのではないかという問題もあります。また、競馬は75%還元していますが、宝くじは50%ほどしか還元していません。これで良いのかなど、課題がいろいろあります。また、売り方について、宝くじは戦後すぐ売り出したのですが、その売り方は、戦争未亡人の職場を作るということもありました。それが、相変わらず同じような形で売られているのはどうなのでしょうか。ようやく平成30年度からスクラッチ・ビンゴ5を除く全ての宝くじのインターネット販売が始まりましたが、インターネット販売などをもっと重視し、充実していくべきではないでしょうか。販売の仕方も変えていかなければならないという状況にあるのではないかと思います。受託銀行にももっと知恵を出してもらいたいということだと思います。

 

記者:

 省庁だけではなく、国会議員の方は何か反応があったのでしょうか。

 

知事:

 あまり反応はありませんでしたが、当たらないということと、賞金はこんなに必要ないのではという見方をしている方はいらっしゃいます。

 

記者:

 債権管理について、この3ヵ年を見ると、縮減額の3分の2程度が債権放棄に至っており、知事がおっしゃったとおり、もともと焦げ付いているという性質がここによく出ている気がします。
 また、これからの管理目標について、特に、高度化資金で債権放棄の割合が目立つのですが、貸付時の判断に対する検証等はどうしていくのかということが1つ、また、これからの管理目標について、債権回収と債権放棄の額それぞれ示されていますが、実際には、債権放棄がどうしても出てくるのではないかと思います。直近3年と今後の3年の額に若干の違和感がありますが、それらについてはいかがでしょうか。大きすぎるというか、もう少し債権放棄が出ざるをえないのではないかと思いますが、それに対して計画額が若干少ないのか、計画しづらいのかと思います。

 

知事:

 まず計画額からいうと、これから3年計画ですので、3年分なのです。令和元年度から令和3年度までの3年間で、時効到来等の債権放棄要件を満たす債権を積み上げ、計画額を設定しています。また、高度化資金の貸し付けに際して、県および中小企業基盤整備機構により審査を実施しています。
 ですから、先ほど少し触れたように、このような債権管理に後で追い込まれてしまいますので、しっかりと審査能力を高め、また、銀行とは違いますので、積極的な事業を応援していくという立場で、高度化資金などを利用していただいていますので、そのような見地での判断と、事後処理等を的確に、やはり、バランスを取りながら貸していかなければならないということだと思います。それは、後で苦労しますので、適切な判断と指導をしていってもらう、そういう意味での圧力になってくれていると考えています。

 

記者:

 債権管理について、6ページにある目標達成のための主な取組のところで、例えば、コンビニ収納だとか、差押物件のインターネット公売など新規で対応されている取組について、改めて、ねらいと期待する部分を教えていただけますか。

 

知事:

 コンビニ収納については、若い人達はコンビニによく行かれますから、ついでに払ってもらうということです。銀行窓口まで出かけていって、払うというのは結構面倒くさいですよね。したがって、利便性を高めようということです。
 差押物件のインターネット公売は税金では常識的にやらせていただいていますが、差押物件をインターネット公売すると、最低価格を提示してやりますので、結構高めに出ることがあります。
 自動車そのものを差し押さえるのではなく、放置違反金に相当する何らかの財産を差し押さえて、インターネット公売にかけるものです。

 

記者:

 暴力団の対立が激化していまして、神戸市内や尼崎市内など県下広がってきている中で、今後ものっぴきならない事情があると思うのですが、知事の受け止めやご見解を伺ってもよろしいでしょうか。

 

知事:

 県民市民に安全上の問題が生ずるようなことがないように、第一義的には警察にしっかり対応してもらわないといけないと思っています。当事者は、県民市民に迷惑かけないということを基本に行動していただかないと困ると思っています。そんなこと言っても、やってはいけないことやっている人達ですから、そういう意味では、市民に迷惑かけないような対応をしっかり警察がやっていくということが重要だと思っています。県民市民の方も、すぐ物見に行ったりすることがあるので、そういう行動を差し控えて、ぜひ自分の身は自分の身で守るぐらいの行動をとっていただくように、安全を確保する行動とっていただくようにしていただきたいと思います。今はANAクラウンプラザホテルになっていますが、新神戸オリエンタルホテルで、巻き添えになった歯科医がなくなったことがありました。ですから、そういうようなことは生じないように(してもらいたいです。)特に自動小銃でこういう事件を起こすということは、あまり聞いたことがありません。殺傷力が非常に高いですので、非常に危険な事件を起こしたということが言えます。銃刀の管理をもっと徹底してもらわないといけないということなのではないかと、普通の市民からも思われているのではないかというように思います。暴力団だから、銃刀を持っていていいのかということです。違反行為です。それが、平気でああいう時に使われているというような状況に対しても、しっかりと取り締まり当局が行動しなければいけないと思っています。特に自動小銃などは、絶対に許してはいけません。

 

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