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更新日:2019年12月16日

知事定例記者会見(2019年12月16日(月曜日))

  1. 「淡路花博20周年記念 花みどりフェア」2020年秋期実施計画の策定
  2. 大津園児死傷事故を受けた道路の交通安全対策
  3. 東日本大震災被災地等に係る支援
  4. 阪神・淡路大震災25年「減災月間」事業の実施
  5. 令和2年の県立文化施設の主なラインナップ

動画

記者会見を動画で見る(約42分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事記者会見内容

知事:

 お手元にワールドマスターズゲームズ2021関西のクリップを置いていますが、ぜひご活用いただきたいと思います。皆さんがつけていると、注目を浴びることになるのではないかと期待をいたしておりますので、よろしくお願いします。また、カウントダウンボードの除幕式を明日行いますので、お手元にそれに関連する資料も置かせていただいていますから、ぜひこれも報道していただければ思いますので、お願いします。
 ルミナリエの来場者は346万人だったそうです。去年と比べて4万3000人しか増えなかったそうです。もっと多かった感じがしましたが残念です。25年で346万人ですか。以前は450万人台でした。それでも昨日は大変な人出でにぎわいました。おかげさまで、昨年よりは4万人ほど増えて終えることができました。

 

 1番目は「『淡路花博20周年記念 花みどりフェア』2020年秋期実施計画の策定」です。

 来年の秋と再来年の春にかけて行います淡路花博20周年記念花みどりフェアですが、来年の秋期の実施計画がまとまりましたので、ご紹介します。もともと、この淡路花博20周年記念ですが、東京オリンピック・パラリンピックとワールドマスターズゲームズ2021関西の開催も踏まえまして、20周年記念花緑フェアとして実施しようとするものです。開催テーマは、『みなとつながる「花緑食の島」淡路』。会期は、秋の部が来年9月19日から11月3日までの46日間です。秋のアクションテーマとしては、「暮らしの持続」をメインに展開させていただきます。和食のふるさと御食国の島、歴史と文化薫る国生みの島、豊かな自然・温泉に恵まれた癒しの島、この三つのビジョンで展開します。資料を眺めていただきますと、それぞれのいろいろな行事を、「御食国」と、「歴史と文化」と、「豊かな自然・温泉」とに分けまして展開してまいりますので、どうぞよろしくご理解いただければと思います。
 合わせてメイン会場で、例えば、洲本市民広場等では淡路ロハスピクニック「アロハス」や、淡路ファームパークイングランドの丘ではあわじジビエフェア、国営明石海峡公園では淡路市具―1グランプリ。「誕生花366日」淡路島めぐり、サテライト会場では、うずしおクルーズ船によるミステリーナイトクルーズなども実施もします。
 交通輸送計画について一番問われるのですが、4ページにありますように、メイン会場につきましては、高速バス停留所と観光地をアクセスする周遊バスを運行しますし、メイン会場間につきましても、路線バスを増便します。また、高速バスの乗降の自由化ですが、今は例えば淡路ICから洲本行きの高速バスは乗せていません。停まって降ろすことは降ろすのですが、乗せていないです。なぜ乗せないのかよく分かりません。それを、乗せられるようにして、会場間を巡られるようにするなどのいろいろな工夫も進めていきたいと考えています。

 

 2番目は「大津園児死傷事故を受けた道路の交通安全対策」です。

 190箇所防護柵を設置しようと考えています。日交通量1万台以上の信号交差点で、交差点のたすき掛けのところに防護柵がない交差点が多いので、そこに防護柵を設置するものです。次のページのイメージをご覧いただいたらと思います。また、緊急安全点検をしまして、172箇所について、防護柵、注意喚起の看板、路肩カラー舗装、歩道の設置などを行わせていただきます。次のページに、イメージ図をつけていますのでご参照ください。

 

 3番目は「東日本大震災被災地等に係る支援」です。

 今回新たに紹介するのは、2番目の発達・知的障害等の被災児童に対して、プレイセラピー(遊びを通じた心理療法)を行うグループが、岩沼市と亘理町で活動を実施します。また、(特非)兵庫県子ども文化振興協会が仙台市で、多文化と共生社会を育むワークショップが気仙沼市、南三陸町で、北淡震災記念公園震災の語りべボランティアの皆さんが、南三陸町でボランティア活動を展開してくれます。
 次に、倉敷市において、豊岡総合高校インターアクトクラブが、ワークショップを展開してくれることになっています。
 トピックス等ですが、宮城県の亘理町で、新庁舎が竣工したということです。これにより、宮城県内で東日本大震災で破壊された庁舎の再建は、完了したということになります。それから、南三陸町の震災復興祈念公園が一部開園したということです。全体ができると、旧防災対策庁舎が保存されて残され、その周辺に公園ができるということになります。
 なお、今週水曜日に、現地に派遣している職員との意見交換会を行うとともに、私が気仙沼市の視察をさせていただくことにしています。震災被害があってから私は気仙沼市に初めて行くことになりますので、よく調査をしてきたいと思っています。

 

 4番目は「阪神・淡路大震災25年「減災月間」事業の実施」です。

 来年の1月は25年を迎える節目の減災月間で、いくつかの大きな事業を行いますので、ご紹介します。「減災月間」で行う事業として、140の事業を全県で展開します。開催地としては、主に、神戸、阪神南、阪神北、東播磨に集中している状況です。
 3ページにあります「国際防災・人道支援フォーラム2020」は例年実施していますが、基調講演を松岡由季国連防災機関(UNDRR)駐日事務所代表、以前の名称はUNISDRですが、その松岡代表にしていただきます。あわせて、キャスリーン・ティアニー コロラド大学ボルダー校名誉教授にレジリエントな都市の実現ということで、米国の取組事例の紹介をしていただきます。そして、河田先生をファシリテーターに、WHOの健康開発総合研究センターの茅野医官、地球環境戦略研究機関関西研究センターの前田副所長、レジリエント・シティ京都市統括監(京都市前副市長)の藤田さん、国際協力機構関西センターの西野所長をパネリストとしてディスカッションを展開していきます。ポートピアホテルの地下1階「偕楽の間」で行います。奮ってご参加いただきたいと思います。
 次は、7ページ別紙2です。国際復興フォーラム2020「レジリエントなインフラでBuild Back Better(より良い復興)を目指す」の開催です。Build Back Betterは仙台で開催された 国連防災世界会議で行動目標として採択された概念です。兵庫県で言うと、創造的復興ですが、これをテーマに開催します。1月28日(火曜日)、ホテルオークラ神戸1階「平安の間」で実施します。主催は、国際復興支援プラットフォームです。開会あいさつは世界銀行で防災専門官をしているIRP運営委員会議長のジャレッド メルカダンテさんがします。室﨑先生とカマル・キショー インド政府国家防災委員会の理事が特別講演した後、専門家によるパネルディスカッションが二つ続き、パウラ・アルビリトUNDRRパートナーシップ政府間プロセス及び機関間協力部長が総括し、閉会することになっています。ぜひご参加いただきたいと思います。

 

 5番目は「令和2年の県立文化施設の主なラインナップ」です。

 まず、3ページですが、県立芸術文化センターが開館15周年になるので、多彩な記念事業を展開します。恒例の7月の佐渡裕監督のプロデュースオペラは「ラ・ボエーム」です。大合唱、児童合唱、楽隊等もあり、華やかで大規模な作品になると思います。あわせて、これに先立ち、ハイライトコンサートを行います。丹波篠山、洲本、明石、三田、西脇で開催する予定です。ジルヴェスター・コンサート、「キオスク」、ひょうご能「土蜘蛛・替間狂言」、ベートーベンが生誕250周年なので、ベートーベンの交響曲を中心に演奏します。招聘事業の大きなものは、7月の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」です。
 ピッコロシアターは、鑑賞劇場として文学座の公演が行われています。劇団の事業として、「夢をみせてよ」ということで、犬を中心とした物語を芸術文化センターの中ホールで来年2月28日から3月1日に実施します。本公演は、「スカパンの悪だくみ(仮)」を舞台化します。その次の本公演では前代表の別役実さんの作品を現代表の岩松さんが、初演出に挑戦しようとしています。ファミリー劇場は「とっととといてよ!シャーロックホームズ」、他にわくわくステージ・お出かけステージ・アウトリーチ活動・演劇指導活動を実施します。
 兵庫陶芸美術館には、TAMBA NOW2020-丹波の現在、明日のやきものを求めて-、The 備前-土と炎から生まれる造形美-、No Man’s Land-未だ見ぬ地平の先-出石焼-但馬の小京都で生まれた珠玉のやきもの-(仮)展ということで現代アートの紹介、出石焼を展示しようと考えています。
 横尾忠則現代美術館は、年間3つの企画展を行うことにしています。「兵庫県立横尾救急病院」「髑髏まつり」「Yの喜劇」でY字路シリーズ誕生20周年記念展も行います。横尾さんに企画展に出席していただき、実演などをしていただきます。
 県立美術館は、来月の1月25日から3月29日まで、ゴッホ展を行います。ゴッホ展は美術館の開館記念で、一度実施しました。今回、約80点の作品によりゴッホ展を開催する運びになりました。大いに期待していただきたいと思います。県立美術館は開館して50年になるので、開館50周年記念として、名品展を開催します。またフィンランドと日本の修好条約100周年記念として、ミナ・ペルホネン/皆川明 つづく 展を行います。9月5日から11月8日までは「ハリーポッターと魔法の歴史」ということで、ハリーポッターの日本での出版20周年を記念した国際巡回展として書籍や作者直筆の原稿、スケッチも合わせて紹介します。
 歴史博物館は、特別企画展「スケッチでたどる兵庫の建築と景観」の他、特別展「驚異と怪異-モンスターたちは告げる」展を行います。これはなかなか、注目を集めるのではないか期待をしいます。夏休みの間は、「明治の音楽と社会」ということで、唱歌が生まれてから140年ですので、日本の歌100選などをベースにした展示を行います。秋の特別展では「女たちのひょうご」ということで、千姫から緒方八重までの、女性の活躍の系譜を辿ります。
 考古博物館は「弥生ムラの風景」、「金銀銅の考古学」「兵庫ゆかりの武将たち-明智光秀とその時代-」ということで、かぶとなどの展示を行います。加西分館は古代鏡の展示館らしく古代鏡の展示を中心に、企画展を実施します。

質疑応答 

記者:

 大津園児死傷事故を受けた道路の交通安全対策は、いつごろから始めるのでしょうか。もうすでに始めているのでしょうか。また、資料に書いてある安全対策について来年9月までに完成させるということでよろしいでしょうか。

 

知事:

 調査を終えたということですので、この調査をベースに国の補正予算も活用しながら事業化を行い、来年9月頃には完成させるスケジュールで考えています。一部先行して県単独事業として着手しています。

 

記者:

 先週末に県議会で中小企業振興条例の改正案が議員提案で可決され、災害時に中小企業が速やかに復旧復興並びに事業継続できるように県が率先して支援することを明文化しました。これを受けて県は災害時の中小企業の支援をどのような形で取り組んでいくことを考えていますか。

 

知事:

 具体的に今まで中小企業の復旧復興に展開してきた事業継続のための施策あるいは金融対策を継続してやっていくことになります。最近、国で事業継続のパッケージ助成を始めています。国がいろんな施策をひとめまとめにして支援をする施策を始めていますので、次の災害が起こったときに国の動きを参考にして検討することになると思います。

 

記者:

 金融対策は融資などでしょうか。

 

知事:

 そうです。特に金利を下げてきました。それから、借りやすくする資金を用意してきました。今言いましたように国がかなりの補助政策を入れてきていますので、それを埋めるような県の事業があるかどうか見極めながら検討していくことになるだろうと思います。

 

記者:

 県議会がそういった形で災害に絡む条例を出してきたことに関して、知事はどのようにお考えですか。

 

知事:

 施策の並びを見ていると、いろんな分野の政策継続が書かれているのに、災害後の事業継続に対する対応部分がありませんでした。だから、そのような並びの中で条項を入れられたのではないかと思います。規定の仕方も他の分野の施策を講ずることとするという結びになっていて、バランスがとられています。欠缺を埋めたのだという印象です。

 

記者:

 この1年を振り返って、漢字一文字で表現するならどのような漢字が思い浮かばれますか。

 

知事:

 今年1月4日にすでに発表していますが、元気の「気」です。今年1年は(県政)ポスト150年の始まりの年ですので、元気をテーマに諸活動を展開したい思いでした。最近の経済情勢を見ると元気でない動きがありましたが、最後になって米中間の関税戦争はひとまずしばらくの間行われないことになったので、中国との関係でサプライチェーンが復活する可能性もありますし、良い兆しが出てきていますので、そのような意味で気合いを込めて新年を迎えるということで「気」がふさわしいのではないかと思い、「気」にさせていただきます。

 

記者:

 先ほど、減災月間という話もありましたが、明日で1.17まであと1ヶ月となり、昨日は346万人という人出でルミナリエが終わりました。会場では、私も含めて若い人たち、未災者がたくさん見られましたが、そういった方に写真映えといったことだけで終わらせないために、改めてルミナリエが果たす意義と、残り1ヶ月間どういった向き合い方をしていけば良いかについて一言お願いします。

 

知事:

 ルミナリエは、まさに、亡くなった方への鎮魂と明日への希望の光ということで平成7年12月に開始され、その理念はいささかも変わりません。綺麗だということだけであれば、丸の内で行われたミレナリオのようにすぐに終わっていたと思いますが、鎮魂と明日への希望の光という意義があることをベースにした光の祭典ということで、これだけ大勢の方々に毎年のようにお越しいただいているのではないかと思います。これから1ヶ月どうするのかについては、粛々と1月17日を迎えていただければよいのですが、先ほども紹介しましたように、減災月間で140にも上る事業が展開されますので、その準備などに携わっている方もいらっしゃるでしょうし、1月17日はメモリアルウォークを実施しますので、歩く練習を始める方もいらっしゃるかもしれませんし、もう一度あの日を思い出す方もいらっしゃると思いますが、節目の年としての節目の迎え方をぜひ県民の皆様にはしていただきたいと思います。その時に、「忘れない・伝える・活かす・備える」という四つの合言葉を常に唱えながらその日を迎えていただければと考えています。

 

記者:

 大阪で都構想の住民投票が来年11月というような話を松井市長が語りましたが、今後の兵庫県の行政組織の効率化等も含めて、受けとめを一言お願いします。

 

知事:

 都構想は大阪で検討されている話ですので、兵庫と直接の関わり合いはありませんが、行政組織の効率化や仕事の仕方の効率化は、ICTやAIの導入なども含め、RPA、行政の電子化も進めていかなくてはならないと考えています。意外と行政はそういったものの取り入れが遅いのですが、今日のNTTの全面広告の真ん中に兵庫県庁の情報企画課長が行っている取り組みが掲載されていましたので、県もやっているのだというPRをしていただけたのではないかと思い、意を強くしました。神戸新聞です。他の新聞にも出たのかもしれませんが、私は今日忙しく、まだ他の新聞に目を通せていません。

 

記者:

 先日、市民による追悼行事を考える会という市民団体の調査の中で、今回の追悼行事が全部で60件とありました。(震災から)5年ごとの節目の年は(追悼行事が)100件を超えていましたが、今回60件という件数で、前年よりは件数が増えているものの、節目の年としては減ってしまっているようなのですが、震災の記憶の風化を知事はどのように感じてらっしゃいますか。

 

知事:

 (震災を)経験した人たちが高齢化しているので、時の流れで追悼行事そのものの取り組みが少なくならざるを得ないのではないかと思います。一方で、若い人たちに伝える努力がこれからますます必要になると思っています。他方で、ボランティアや学生サークルの参加は以前より増えているので、悲観することはないと思いますが、いずれにしても新しい血を入れていかなければいけないと思います。

 

記者:

 コンサートや企画展に関しては前年より倍増していて、文化面を加えた形で追悼行事の多様性が増えてきていると思いますが、それについてはどう思われますか。

 

知事:

 追悼だけで事業展開するよりは、追悼も要素に入れながら多面的事業を展開することで、追悼事業自身も位置づける動きが多くなってきていると思います。防災イベント・展示・啓発など細かく分けていますが、大きくくくるとそんなに数は落ちていないかもしれません。もう(震災から)25年なので、追悼だけというイベントではなく、もう少し減災事業として位置づける動きが出てきていると思います。

 

記者:

 熊本県が1月から県の完全プロデュースで商業アニメを震災復興として行うそうです。若い世代に伝えるという意味では、幅広く文化をつかって説明していくことも震災を風化させないために必要と思いますが、そのあたりはどうお考えですか。

 

知事:

 人と防災未来センターの東館展示をどうするか、特に震災経験を若い人にどう伝えるかという中で、映像の活用、語り部コーナーの多言語化も検討していますので、そういった一環で整理されていくのではないかと考えています。東館展示のためだけに活用するのではなく、うまく作れれば貸出すること等も考えて留意していきたいと思います。

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