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更新日:2017年8月1日

職員へのメッセージ(平成29年8月1日)

1はじめに(県政150年まで いよいよ1年

職員のみなさん、おはようございます。

今年は例年になく暑い夏を迎えていますが、7月12日に行われた「県政150周年1年前シンポジウム」には、大変な真夏日にも関わらず、県内各地から多くの皆さんにお越しいただき、イベントを大いに盛り上げていただきました。

県政150周年まで、いよいよ、あと1年です。新しい兵庫づくりのスタートを良い形で切れるよう、ともに知恵をしぼりながら頑張っていきましょう。

兵庫五国の元気と魅力があふれる盛大な1年にしていきたいものです。

2井戸県政5期目のスタート

さて、8月1日から、私にとりまして5期目の新しい任期が始まりました。

選挙期間中は、県内をすみずみまでまわり、兵庫の多様な魅力と可能性を再認識するとともに、県民の地域づくりへの意欲や、道路など交流基盤整備への期待を強く感じました。

また、人口減少、高齢化の影響を改めて目にし、いま懸命に取り組んでいる兵庫の「地域創生」を何としても成し遂げていかなければならない、この思いを強くしました。

来年は、兵庫県政150周年の大きな節目、また、本県が長らく取り組んできた行財政構造改革の最終年を迎えます。本格的な人口減少の中でも、活力を持続できる社会のモデルを兵庫から創り、発信する。この新たな挑戦を始めるために、今ほどの好機はありません。

目指す姿は、「活力ある ふるさと兵庫」です。

人口が減少しても、少子高齢化が進んでも、地域がその活力を持続し、発展する「地域創生」を目指さなければなりません。安定した社会基盤の上に、活発な経済活動が展開され、健やかで充実した生活が営まれる「活力」の兵庫。そして、生まれ育った人、今住んでいる人、さらに、これから生まれてくる人や、兵庫に住む人も含め、全ての県民が夢や希望の実現に向けて積極的に取り組める「ふるさと兵庫」の実現を目指し、6つの政策を柱に県政の再スタートを切ります。

3「活力あるふるさと兵庫」の実現に向けて

県政150年、兵庫の未来を拓く

その第一は、「県政150年、兵庫の未来を拓く」です。

地域が未来に向けて進むには、夢が必要です。閉塞感に覆われた、先の見えない時代だからこそ、これからどのような兵庫を創っていくのか、人口や経済の成長に代わる、新たな発展の方向を自ら示していかねばなりません。

そのための「兵庫2030年の展望」です。今の「21世紀兵庫長期ビジョン」と「地域創生戦略」の目標年のちょうど中間にあたる、2030年の兵庫の姿を描いて、新しい兵庫づくりの道標としていきたいと考えます。

また来年は、行財政構造改革の総仕上げの年です。手綱を緩めることなく「選択と集中」を徹底して、将来を見据えて全力で取り組み、新時代の礎をつくっていきましょう。

地域創生を軌道に乗せる

第二は、「地域創生を軌道に乗せる」です。

今、日本が直面している最大の課題は、人口減少と少子高齢化、そして東京一極集中です。しかも、この人口減少は、これから50年以上、あるいは、100年近く続く大課題です。

兵庫は、少なくとも趨勢値に負けない2060年450万人の確保を目指していきます。そして、兵庫ならではの「自立の道」を歩み、地域から日本を元気にしていかねばなりません。数々の困難を乗り越え、わが国の発展をリードしてきた兵庫なら、それができるはずです。

兵庫の未来を担う人づくり、県民の活躍の舞台となる働く場の充実、生涯にわたる暮らしの安心確保、地域に賑わいを生み出す交流の拡大など、一つ一つの取り組みを着実に軌道に乗せ、兵庫を新たな発展へと導いていこうではありませんか。

どこよりも安全な地域をつくる

第三は、「どこよりも安全な地域をつくる」です。

阪神・淡路大震災から22年が経過しましたが、この間にも、東日本大震災や熊本地震をはじめ、大きな自然災害が各地で猛威を振るっています。先日、九州北部を襲った豪雨災害でも、多くの命が奪われました。

災害は時と場所を選びません。南海トラフ地震の発生も懸念されています。兵庫は、大震災の経験と教訓を「忘れず」、しっかりと「伝え」「備え」「活かし」ながら、どこよりも安全な地域づくりを進めていきます。

こどもからお年寄りまで安心できる暮らしをつくる

第四は、「こどもから お年寄りまで安心できる暮らしをつくる」です。

団塊の世代の全員が75歳以上になる2025年に向け、医療・介護体制の充実は、喫緊の大きな課題です。また、子育て環境の充実を図り、女性の社会進出も応援していかなければなりません。さらには、次代を担う子どもたちが安心して伸び伸びと成長できる環境の整備、障害者がいきいきと活躍できる社会づくりなど、地域全体で暮らしを支え合う「安心の地域づくり」を推進します。

また、子どもたちに、ふるさとでの感動体験を積み重ねてもらうことも大切です。地域との縁や結びつきを感じてもらい、ふるさと兵庫への意識を醸成していかなくてはなりません。

交流をもっともっと増やす

第五は、「交流をもっともっと増やす」です。

人口が減ろうとも、人々の豊かな交流があれば、その地域は元気です。

兵庫五国の多彩な魅力を効果的に発信し、交流人口の拡大を図るとともに、内外の活力を県内津々浦々にまで循環させるため、道路、空港、港湾など交流基盤の充実にも取り組んでいきます。

また、東京オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップ、そして2021年に開かれるワールドマスターズゲームズ関西など、世界的なビッグイベントも目白押しです。この好機を逃さず、スポーツや芸術文化を通じた人々の交流を促進していきましょう。

地域自立の基盤をつくる

第六に、「地域自立の基盤をつくる」です。

県民の願いに応えられる県政を実現するためには、地域のことは地域で決め、行い、責任を持つことができる「地域の主体性」をしっかりと確立していかなければなりません。

東京一極集中の是正は待ったなしです。関西を東京に対抗するもう一つの極と位置づけ、関西広域連合を中心に、東京一極集中の是正、中央集権の打破に取り組んでいきます。

4結び(構想力、企画力、現場力、実行力で新たな150年を拓く)

今月からは、来年度の重要施策など、本県の新しい政策の方向についての検討も本格化していきます。また、この秋には、新たな「県政推進重点プログラム」を取り纏め、各施策の目標や工程を、県民に分かりやすく示していきたいと考えています。

人口が減り続ける時代。これからの課題への対応には、パターンもモデルもありません。だからこそ、時代の変化を見通す構想力、企画力、県民のニーズを的確にキャッチする現場力、創意工夫でその課題を乗り越える実行力が、改めて問われるのではないでしょうか。

職員の皆さんには、県民本位、現場主義、生活重視の基本姿勢を徹底していただき、従来の発想にとらわれない思い切った提案を期待しています。

未来は待つものではありません、自ら創り出すものです。ともに力を合わせ、兵庫の新たな150年を切り拓いていこうではありませんか。

暑い日が続きます。体調には十分気を付けて、ともに頑張っていきましょう。

お問い合わせ

部署名:企画県民部秘書広報室広聴課

電話:078-362-3022

FAX:078-362-4291

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