ホーム > 県政情報・統計(県政情報) > 知事のページ > 知事エッセー > 平成14年度が始まって (平成14年4月15日配信)

ここから本文です。

知事のページ

更新日:2006年9月1日

平成14年度が始まって (平成14年4月15日配信)

平成14年に入ってもなかなか経済環境の厳しさに明るさが見えず、巷間言われていたのは、3月危機説、銀行を中心に不良債務問題が片づかないのではないかとの懸念であった。幸い、空売り規制を中心とする市場環境整備、デフレ対策、不良債務の消却の徹底などにより3月から株価も若干上向きに転じ、各企業の決算もようやく締められることになったようだ。

政府の14年度予算も年度内に成立、本県も総額3兆3千億円の規模でスタートを切った。前年度比税収で540億円の減収であったが、2年前から実施している行財政構造改革のフレームの枠内で人件費を含む歳出の抑制と地方債基金の活用により、

1.県民生活の安全と安心の確保
2.新しいふるさとづくり
3.参画と協働の推進

の3つの柱を中心に前年度のほぼ同規模を確保し、県民の皆様とともに作業してきた「美しい兵庫」をめざす地域ビジョン推進プログラムの開始もできることになった。

さて、4月から金融のペイオフ、定期預金の1千万円とその利子の限度保証制度が実施され、預金者に大きな影響を与えているが、県としても預金者の一人として対応が迫られた。私たちは、公金の保護に加えて、地域の金融にあまりに大きな変化をもたらすことがないことを基本に、預金から債券などに大きくシフトしないように、県の預金債権と県の債務、保証債務や地方債等の借入金を破綻の場合には相殺する、両者を差し引きし合うことを原則として対応している。

県という大きな組織体だからできることだろうが、今後の経済環境も踏まえながら慎重に対応していく考えである。最近、やっと経済指標が底を打った。横這いが続いている。アメリカの景気回復、円相場の安定、適切な金融対策と産業政策が作用し合うこととなれば、この秋口には明るい光が差してくれることを期待したい。本県としては、経済雇用再活性化プログラムを着実に実施していくことになる。頑張ろう。

お問い合わせ

部署名:企画県民部政策調整局広報戦略課

電話:078-362-3016

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp