ホーム > 県政情報・統計(県政情報) > 知事のページ > 知事エッセー > 統一地方選挙前半戦が終わって (平成15年4月15日配信)

ここから本文です。

知事のページ

更新日:2006年9月1日

統一地方選挙前半戦が終わって (平成15年4月15日配信)

4月13日に統一地方選挙前半戦の結果が定まりました。当日は好天にも恵まれ、絶好の投票日和でしたが、もう一つ関心が薄く、投票率も前回と比べ全国では4~5%低く、本県でも4%弱低いものでした。

今回の統一地方選挙は、争点が少ない、盛り上がりに欠ける、政党離れなどがコメントされていましたが、私は今回の選挙の特色を次の3つに整理してみました。

一つは、世代交代です。今年2月東京記者クラブでの講演の際、今回の選挙の特色は何かと尋ねられた時、「世代交代」と答えました。知事選挙を見ても、北海道、神奈川、福井、佐賀、大分が現職知事の勇退が予定されていたからです。21世紀の未来を20世紀を支えた方々から21世紀に生きる若年層に委ねようという動きが強く顕在化してきました。統一地方選挙後半の市町村長、議員選挙でも同じ傾向にあると思われます。

その二は、組織型か草の根型かです。もともと選挙の要諦は私たちの代表者の選定ですからふさわしい人を選ぶのが基本です。だからいずれでなければというより、より多くの人々の理解をどのような過程で得るかということが大切なのではないでしょうか。いずれにせよ「参画と協働」と「情報公開」に基づき、最初から最後までともに動く、このような過程を共有する一体感がいかに大切かを改めて確認させられたのではありませんか。

その三は、ムード選挙でしょう。本来選挙は何のために行うかと言えば、政策を掲げて選択を問い、その実現をめざすことを争うものです。マニフェスト(政策綱領)の動きもありましたが、政策の精度を上げ、整合性をとったことの意義はあるものの、やはり有権者の選択が政策で行われたというよりも、時代の閉塞感やあきらめ、無力感を背景として、どちらかというと、好き嫌いの人気投票的な動き、スター投票的なムードに流されているところもあるのではないでしょうか。無党派とか、政党支持無しとか、無組織とか、積極的推進型ではなくいわゆる否定型パターンの流行はこのことを表していると思います。

いずれにせよ、統一地方選挙前半戦は決まりました。私も二年前に県民の審判を受けたばかりです。今こそ、21世紀の兵庫、成熟社会にふさわしい兵庫づくりをめざして、県民の皆様と一緒に策定してきた兵庫長期ビジョン「美しい兵庫」の実現に、改めて全力を尽くさなければと決意しています。どうぞよろしくお願いします。

お問い合わせ

部署名:企画県民部政策調整局広報戦略課

電話:078-362-3016

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp