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更新日:2018年1月23日

夏の食中毒について

食中毒は季節を問わず発生していますが、高温多湿の夏季は細菌性の食中毒が発生しやすく、注意が必要です。

食中毒のリスクは、いつも身の回りにあります。きちんと対策を取り食中毒を予防しましょう!

平成29年月別中毒発生状況(4月~10月)

グラフは、平成29年4月~10月までの兵庫県の病因物質別食中毒発生状況を表しています。(病因物質不明のものを除く。)

昨年は、兵庫県内では、カンピロバクターによる食中毒が最も多く(7件)発生しました。他にもサルモネラ属菌、ウエルシュ菌及びセレウス菌など、細菌性食中毒が多く発生しています。また、全国では、腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒も発生しています。

子ども、お年寄りなど抵抗力が弱い人は、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌に感染すると重症化するおそれがあるので、注意が必要です。

夏季に発生することが多い食中毒

  • カンピロバクター…生や加熱不足のお肉によるもの
  • サルモネラ属菌…生や加熱不足のお肉、卵によるもの
  • 黄色ぶどう球菌…素手でにぎったおにぎり等の室温放置によるもの
  • 腸管出血性大腸菌…生や加熱不足のお肉、殺菌不十分な生野菜などによるもの
  • ウエルシュ菌、セレウス菌…調理品の室温放置によるもの
  1. 例年、カンピロバクターによる食中毒が多発しています。また、腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒も、依然として発生しています。これらの原因は、生や加熱不足のお肉の料理です。
    夏休みは、キャンプや海水浴などでバーベキューをしたり、焼肉を食べる機会が多くなるので、注意が必要です。
    下に示す予防のポイントや、食中毒予防の3原則をしっかりと守り、夏の食中毒を防ぎましょう。
  2. 近年、夏場に突然の豪雨など自然災害が発生し、避難が必要なケースが増えていますが、避難先で配られたおにぎりによる黄色ぶどう球菌食中毒の発生が見られます。
    差し入れや炊き出しのおにぎり、おかずは、受け取ったらすぐに食べるようしましょう。時間がたったものは、もったいなくても廃棄してください。
    また、食べる直前に十分手洗いすることが重要です。ウエットティッシュやアルコールスプレーも有効なので、活用しましょう。
    炊き出しをする人は、下に示す予防のポイント、食中毒予防の3原則をしっかりと守って食品を提供するようにしましょう。

カンピロバクター、腸管出血性大腸菌、サルモネラ属菌、黄色ぶどう球菌等による食中毒の予防のポイント

  1. お肉や卵は、十分加熱して食べる。生では食べない。
    • 生のお肉や、加熱不足のお肉(牛肉のタタキなど)には、食中毒の原因菌であるカンピロバクターやサルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌などが付いている可能性があります。お肉は必ず十分に加熱してから食べましょう。
    • 生卵や卵を使った加熱不十分な食品(卵かけごはん、オムレツ、自家製マヨネーズ、洋菓子など)には、サルモネラ属菌が含まれている可能性があります。卵も十分に加熱してから食べましょう。
  2. お肉を焼く箸と食べるためのお箸は使い分ける。
    • カンピロバクターは、少量の菌でも食中毒を引き起こします。生のお肉に触った箸で焼いたお肉を取ると、焼いたお肉に菌を付けてしまうことになります。しっかり箸の使い分けをしましょう。
  3. 卵は新鮮なものを選び、購入後は冷蔵保存する。ヒビの入っている卵や賞味期限を過ぎた卵は、生では食べない。
    • 卵は、サルモネラ属菌に汚染されている可能性があります。生で食べないのはもちろんのこと、サルモネラ属菌は室温で増殖するので、冷蔵庫で保存し、購入後は早めに食べることも忘れないようにしましょう。
  4. 調理前、調理中、食事前などは、石けんでしっかり手を洗う。
    • 自分の手に食中毒の原因となる細菌が付いていることもあります。また、調理しているときに生のお肉や卵を触ると、お肉・卵に付いていた細菌が手に付いてしまいます。細菌が付いたままの手でその他のものを触ると、触ったものにも細菌が付いてしまいます。石けんを泡立てて手を洗い、流水でしっかり細菌を洗い流すようにしましょう。
  5. 調理した食品は、室温で放置せず、すぐに食べる。余ったものは、すぐに冷蔵・冷凍で保存する。
    • 室温は、細菌が増殖するのに最適な温度です。細菌が含まれる食品を室温で放置すると、食品中で細菌が増殖してしまうので、すぐに食べるようにし、余ったものは冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。また、冷蔵庫や冷凍庫に入れても細菌が死ぬわけではないので、なるべく早く食べ、古いものは廃棄するようにしましょう。
    • 手には、黄色ぶどう球菌がついていることがあり、素手でおにぎりをにぎると、おにぎりが黄色ぶどう球菌で汚染されます。汚染されたおにぎりを室温に放置するとさらに菌が増殖するため、食中毒発生のリスクが高くなります。おにぎりは、ラップなどを使って作り、室温で長時間放置しないようにしましょう。

お問い合わせ

部署名:健康福祉部健康局生活衛生課

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FAX:078-362-3970

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