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更新日:2021年8月31日

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兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」秋季企画展「象嵌ー象る/嵌める」(加西市)

加西分館「古代鏡展示館」秋季企画展「象嵌ー象(かたど)る/嵌(は)める」(加西市)

加西企画展象嵌

概要

象嵌(ぞうがん)は、一つの素材に異質の素材を嵌め込む装飾技法です。本体が金属の場合、くぼみに金、銀、純銅などの金属や色のある石などを嵌め込み、本体との色の違いにより紋様を表し装飾します。この技法は、中国では金属器文化が萌芽する二里頭(にりとう)文化期(約3700年前)からみられますが、春秋時代以降盛行し、漢代につながっていきます。

本展では、銅鏡や装身具などの作品の中から、漢代以前の象嵌作品を展示し、古代金属工芸の美と技を紹介します。

【展覧会の概要】

会期:令和3年9月18日(土曜日)から令和4年3月13日(日曜日)

時間:午前9時から午後5時(展示室への入場は午後4時30分まで)

休館日:水曜日(2月23日は開館)、12月20日から1月1日、2月24日、(ただし、10月20日(水曜日)から11月17日(水曜日)は無休)

観覧料:一般100円(障がい者割引有り)、高校生以下無料、

※別途フラワーセンター入園料(一般500円など)が必要

〈おすすめの展示品〉

1.孔雀石象嵌透彫鏡(くじゃくいしぞうがんすかしぼりきょう)(戦国時代)当館蔵

透かし彫りの鏡背に、薄い青銅板を嵌め込んで鏡面とした二重体鏡(にじゅうたいきょう)とも呼ばれる鏡。

透かし彫りの紋様は、鈕(ちゅう)のまわりに四葉紋を配し、その葉に接するように大柄な羽紋を付け、さらに方格で区画した外側にも同じスタイルの羽紋を配しています。四葉紋内、方格、方格角から伸びる羽紋及び周縁には非常に薄い孔雀石を象嵌しています。

※孔雀石:マラカイト。銅を含むもっとも一般的な二次鉱物。微結晶の集合体の縞模様が孔雀の羽の模様に似ていることに由来する。

2.金銀緑松石象嵌帯鉤(きんぎんりょくしょうせきぞうがんたいこう)(戦国時代)当館蔵

帯鉤とは、中国で紀元前6世紀から紀元後4世紀にかけて、帯を留めるために使われた金具です。棒状ないし板状で、裏側にボタン状の突起があり、一端が上を向いた鉤(かぎ)となっていて、ベルトの端をボタン状の突起に留め、腰を一周した帯の先の孔を帯鉤の鉤に留めて用います。形態は変化に富んでいて、青銅製のものが多く、本品は、金銀や緑松石(トルコ石)を象嵌した華麗な作品です。

3.金銀象嵌杖頭(きんぎんぞうがんじょうとう)(戦国時代)個人蔵

種々の動物やその他の紋様に金や銀の象嵌が施された杖の頭。上顎の牙が印象的な龍のような動物の背中の上に、鳥や獣が配置されています。長い尾羽を持った鳥は後ろを振り返り、口を開け耳を後ろに倒した獣が鳥の羽の間から顔を出しています。龍のような動物には、尾のような細長いものが顔と反対側に延びています。その先端は上方に丸まっており、この部分には目のような表現が認められるため、尾ではなく蛇を表現しているのかもしれません。杖の木部は失われており、この杖頭とセットとなる鐓(とん・石突き部)にも金銀の象嵌が施され、その下部は象の足のような指が作り出されています。

孔雀石

孔雀石象嵌透彫鏡(戦国時代)当館蔵

帯鉤

金銀緑松石象嵌帯鉤(戦国時代)当館蔵

杖頭

金銀象嵌杖頭(戦国時代)個人蔵

開催期間

  • 2021年9月18日(土曜日)~2022年3月13日(日曜日)

開催場所

会場名 兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」
会場住所 兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1(県立フラワーセンター内)
会場へのアクセス

【車】(無料駐車場あり)

中国自動車道加西インターから南へ3km

山陽自動車道加古川北インターから北へ9km

加古川バイパス加古川西ランプから北へ17km

【電車】

北条鉄道北条町駅からタクシー又はバスを利用

その他アクセスについては、加西分館ホームページをご覧ください。

交通手段

上記会場へのアクセスをご覧ください。

 

主催

兵庫県立考古博物館加西分館

お問い合わせ先

主催者名 兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」
住所 兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1(県立フラワーセンター内)
電話 0790-47-2212
FAX 0790-47-2213

関連メニュー

〈関連行事〉

講演会「象嵌の美と技」※要予約

日時:令和3年12月4日(土曜日)、午後1時30分から午後3時、会場:古代鏡展示館2階

定員:先着20人、対象:中学生以上

講演会「百花繚乱-陶酔と貴顕の鏡-」※要予約

日時:令和4年2月26日(土曜日)、午後1時30分から午後3時、会場:古代鏡展示館2階

定員:先着20人、対象:中学生以上

※予約の方法、受付期間については、加西分館ホームページをご覧ください。

イベント「クイズに正解して、古代鏡缶バッジをつくろうよ!」※当日受付、要観覧券

展示されている古代鏡を見ながらクイズにチャレンジ!全問正解で古代鏡缶バッジをつくります。

会場:古代鏡展示館エントランスホールおよび展示室

日時:

令和4年1月2日(日曜日)から4日(火曜日)は、午前9時30分から午後3時30分。

1月の日曜日(9日、16日、23日、30日)、2月の日曜日(6日、13日、20日、27日)は、午後1時30分から午後3時

 

 

お問い合わせ

部署名:兵庫県立考古博物館   加西分館「古代鏡展示館」

電話:0790-47-2212

FAX:0790-47-2213

Eメール:Kokohakubutsukan@pref.hyogo.lg.jp