公共事業コスト縮減取り組み
兵庫県では平成9年度から、コスト縮減に関する計画に基づき、良質な社会資本を低廉な費用で整備・維持することに取り組んでいますが、近年の厳しい財政事情の下、限られた財源を有効に活用するため、引き続きその取り組みを推進する必要があります。このため、平成21年6月にコスト縮減取り組みの内容をより明確化、具体化した「兵庫県公共事業コスト縮減のためのガイドライン」を策定し、計画から工事実施までのあらゆる機会で、コスト縮減取り組みを進めています。
平成21年6月に、今後のコスト縮減取り組み方法を明記した「兵庫県公共事業コスト縮減のためのガイドライン」を策定しました。
平成23年度公共事業コスト縮減取り組み結果
平成23年度は「兵庫県公共事業コスト縮減のためのガイドライン」に基づき、計画、設計、実施の各段階においてコスト縮減に取り組みました。計画段階、設計段階においては、新技術・新工法の導入やアセットマネジメント計画によるライフサイクルコストの縮減等、210事業に対して190事業でコスト縮減に取り組み、また、実施段階においては、資源の再利用・有効利用等、451事業に対して432事業でコスト縮減に取り組みました。
平成22年度は「兵庫県公共事業コスト縮減のためのガイドライン」に基づき、計画、設計、実施の各段階においてコスト縮減に取り組みました。計画段階、設計段階においては、新技術・新工法の導入やアセットマネジメント計画によるライフサイクルコストの縮減等、207事業に対して185事業でコスト縮減に取り組み、また、実施段階においては、資源の再利用・有効利用等、653事業に対して639事業でコスト縮減に取り組みました。
平成21年度は「兵庫県公共事業コスト縮減のためのガイドライン」に基づき、計画、設計、実施の各段階においてコスト縮減に取り組みました。計画段階、設計段階においては、新技術・新工法の導入やアセットマネジメント計画によるライフサイクルコストの縮減等、63事業に対して60事業でコスト縮減に取り組み、また、実施段階においては、部分供用等による早期投資効果の発現や現地資材の活用等、102事業に対して95事業でコスト縮減に取り組みました。