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2021年10月4日
担当部署名/北播磨県民局加古川流域土地改良事務所
1 開催趣旨
兵庫県では、ため池や疏水を地域の宝として、「まもり、いかし、つなぐ」ため、多様な主体の参画のもと、ため池保全県民運動を展開しています。その一環として、毎年10月を「ため池クリーンキャンペーン月間」と定め※、県内各市町の協力を得ながら、ため池管理者や地域住民によるため池の美化保全活動を支援しています。
農業用水の貴重な供給源であるため池は、大雨時に一時的に雨水を貯留する洪水抑制機能や非常時の用水源になるほか、水生動植物の生息環境を提供し、美しい景観や多彩な伝統文化を育み、地域の交流を広げてきた大切な水辺空間です。
しかし、農業者の減少や高齢化、農村部の混住化によりため池の管理が行き届いていなかったり、ゴミ投棄の増加などによって豊かな水辺環境が失われつつあります。
そこで、この運動を通じて、広く、ため池の魅力や大切さを伝えるとともに、その水辺環境の保全について啓発を行います。また、ため池における水難事故防止や台風等の豪雨に備えるための事前放流の啓発を併せて行います。
※北播磨管内では、10月に限らず、年間を通じて本運動を展開しています。
2 開催場所
北播磨県民局管内で、令和3年度、約20箇所のため池で実施。(実施済み含む)
このうち、代表的なため池での開催場所は別紙のとおり。
3 主 催
兵庫県及び各市町
4 協 賛
兵庫県土地改良事業団体連合会
兵庫県ため池保全協議会
5 内 容
ア 広報車による広報活動
イ ポスターを県、市町の庁舎、公民館、学校等に掲出
ウ 地域住民によるため池清掃活動や啓発イベントへの支援