ここから本文です。
更新日:2014年1月14日
近年、農作業のもつ健康への効果が注目されており、国の機関で研究が進められています。
厚生労働省は「健康づくりのための運動指針2006(外部サイトへリンク)(以下「運動指針」という。)」において、メタボリックシンドロームをはじめ生活習慣病の発症予防のための身体活動の強さ・量の基準値を示し、METs(メッツ)、Ex(エクササイズ)という指標を使用しています。
また、改訂版「身体活動のメッツ(METs)表(外部サイトへリンク)(以下「メッツ表」という。)」に様々な身体活動におけるメッツ値が示されています。
◇METs(メッツ):身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位
(参考)1METs:座って安静にしている状態
3METs:通常歩行
◇Ex(エクササイズ):身体活動の量を表す単位で、身体活動の強度(メッツ)に
身体活動の実施時間(時)をかけたものです。
(参考)3メッツの身体活動を1時間行った場合:3メッツ×1時間=3Ex
(エクササイズ)
運動指針では、健康づくりのための身体活動量の目標を、以下のとおり定めています。
(目標)◇週23エクササイズ(メッツ・時)の活発な身体活動(運動及び生活活動)!
◇そのうち4エクササイズは活発な運動を!
※活発な身体運動とは、3メッツ以上の身体活動です。
メッツ表では、農作業のメッツ値を以下のとおり定めています。
◇農作業:米の作付(野菜の植え付けも同作業)3.8METs(メッツ)
◇農作業:作物の収穫4.8METs(メッツ)
◇農村ボランティアに参加し、4時間の野菜の植え付けを行った場合
3.8METs(メッツ)×4時間=15.2Ex(エクササイス゛)を獲得できます!
※ジョギングを2時間強行った場合と同程度
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ