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更新日:2022年10月25日

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播磨のふるさと野菜4(たつの市、宍粟市)

御津の青うり

御津の青うり

【生産地】 たつの市

 

【来歴】

26年前に愛知県犬山市の「青うり栽培」を視察研修をしたことから導入が始まった。

西播地域の瀬戸内海沿岸地域は、江戸時代から伝統的にウリ類の栽培が行われていたことに加え、ウリ類は中近東の砂漠地帯原産であるため、御津町干拓地の砂地ほ場での栽培に適しており、生産が拡大した。

 

【特性】

白瓜は、「シロウリ群」、「カタウリ群」、「シマウリ群」の三系統に分かれるが、当産地で栽培されているのは「シマウリ群」の中の黒門系の品種である。

淡緑の果皮に縦に白い縞が入っている。形状は、長円筒型で、1kg前後の未熟なものを収穫する。べと病に強く、栽培が容易である。

青果と加工原料の兼用種である。

 

【利用方法】

主に、浅漬け・奈良漬けなどに加工され、夏季、だいこんの代わりに刺身にけんに利用されることもある。大阪では小振りのものをお盆にお供えする。

 

【問い合わせ先等】

《生産時期》 6月中旬~9月中旬

《問い合わせ先》 JA兵庫西御津野菜センター TEL:079-322-3027

しそう三尺

しそう三尺

【生産地】 宍粟市

 

【来歴】

宍粟きゅうりの栽培は昭和10年頃、現在の宍粟市山崎町に初めて導入された。品種は台湾毛馬で栽培面積は2haであった。昭和25年頃より安富町(現、姫路市安富町)に大和三尺が導入され、三尺きゅうりの栽培が始まった。栽培面積は4haであった。

気候条件、市場性等の立地条件が適合し、爆発的な勢いで作付けが増加した。昭和35年には18ha、昭和38年には80haまで増加し、国の指定産地を受け、神戸市場はもとより「宍粟きゅうり」の名を全国に轟かせた。

昭和50年代に入って産地が衰退したが、現在一部復活し、つけもの等加工品もつくられ、直売所等で人気を博している。

 

【特性】

長型(36~44cm)で歯切れが良い。

 

【利用方法】

生食、漬物、巻き寿司の材料

 

【問い合わせ先等】

《主な販売先》 旬彩蔵・JAハリマ管内直売所

《販売時期》 6月下旬~8月中旬

《問い合わせ先等》 JA兵庫西しそう営農生活センター TEL:0790-62-6617

お問い合わせ

部署名:農林水産部 農産園芸課

電話:078-362-3494

FAX:078-362-4092

Eメール:nousanengeika@pref.hyogo.lg.jp