ホーム > 2022年2月記者発表資料 > 令和4年漁期イカナゴシンコ(新子)漁況予報

ここから本文です。

令和4年漁期イカナゴシンコ(新子)漁況予報

2022年2月17日

担当部署名/農政環境部農林水産局水産課漁政班 外郭団体名等/兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター  直通電話/078-362-3476、078-941-8601

 令和4年漁期イカナゴシンコ(新子)漁況予報

 イカナゴは「春告魚」とも言われ、特にシンコ(新子)と呼ばれる稚魚を対象とした船びき網漁業は、兵庫県瀬戸内海における重要な漁業のひとつです。兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターでは、漁業経営の参考や消費者へのPR等を目的に、毎年、イカナゴ漁況について予報を出しています。イカナゴシンコ漁の解禁をひかえ、下記のとおりその概要をお知らせします。
 なお、詳細は別紙「令和4年漁期イカナゴシンコ(新子)漁況予報」をご覧下さい。

1 シンコ漁予測(概要)
 海域(播磨灘、大阪湾、紀伊水道)
 漁況予報 各海域とも平年を下回る

2 調査結果
 (1) 産卵親魚の調査(調査期間 令和3年12月2日から翌年1月4日)
 主産卵場である鹿ノ瀬海域での親魚採集尾数は、昨年を上回ったものの平年値を下回った。産卵量指数(親魚の大きさを考慮して算出した産卵量の目安)も昨年を上回ったものの平年値を下回った。
 (2) 稚仔の調査(調査期間 令和4年1月16日から19日)
 1調査点あたりの平均採集尾数は、播磨灘が3.4尾(昨年2.5尾、平年値11.1尾)、大阪湾が15.1尾(昨年3.5尾、平年値15.3尾)、紀伊水道が0.9尾(昨年1.1尾、平年値3.3尾)であり、大阪湾は平年並みであったが、播磨灘および紀伊水道は平年に比べて低い値であり、分布量は低水準であった。

3 シンコ漁の予測
 産卵量や稚仔の分布量は、昨年と比較すると増加しているものの今漁期のシンコ漁獲量は、播磨灘、大阪湾および紀伊水道の3海域とも平年を下回ると予想される。

4 漁業者による資源管理の取組
 本県の漁業者は、これまで湾灘ごとに統一した解禁日や終漁日の設定などの資源管理に取り組んできましたが、近年同様の不漁が予測されます。このため、引き続き親魚を残すことを考慮した漁獲など資源管理に取り組み、持続可能な漁業を目指します。

5 お問い合わせ
(予測について)水産技術センター水産環境部 (TEL 078-941-8601)
(取組について)農政環境部農林水産局水産課 (TEL 078-362-3476)