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松林を守るため、松くい虫の航空防除を行ないます

2022年6月3日

担当部署名/農林水産部治山課森林保全班  直通電話/078-362-3473(内4141)

 保安林など公益的機能の高い松林において、松を枯死させるマツ材線虫病のまん延を防止するため、航空防除(ヘリコプターによる薬剤散布)を次のとおり実施します。
 なお、散布にあたっては、地元から要望のある必要最小限の面積に対して周囲の環境に十分配慮します。

(1)日 程
 被害の原因となる「マツノザイセンチュウ」を媒介する「マツノマダラカミキリ」の発生初期(6月上旬)および、発生最盛期直前(6月下旬)に実施します。
 1回目 6月8日(水曜日)~6月9日(木曜日)
 2回目 6月28日(火曜日)~6月29日(水曜日)
(雨天の場合は順延します)

(2)散布面積
 丹波市 105.9ha

(3)散布方法
 ア 農薬取締法で定められている安全性の高い薬剤(チアクロプリド水和剤)を、マツ林の上空からヘリコプターで散布します。
 イ 実施にあたっては、
 1.実施場所、時間等について、あらかじめ地域住民に周知徹底します。
 2.不必要な場所に農薬が飛散しないように、実施時の気象条件(風、気流等)に注意するなど、周辺の環境に十分配慮します。

(4)最近の被害状況
 マツ材線虫病の被害量は、昭和54年度(121千立方メートル)をピークに減少しており、令和3年度はピーク時の約2.6%(3.1千立方メートル)にまで減少しました。

(5) ホームページアドレス
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk22/af17_000000007.html