兵庫県では、県民の利便性向上と職員の事務効率化を図る「スマート県庁」の実現に向けた取組を推進しています。 その一環として、令和3年10月に策定した「行政手続オンライン化推進方策」に基づき取り組んでいる行政手続のオンライン化について、実施状況を取りまとめましたので公表します。 また、契約事務のデジタル化による事業者及び庁内の負担軽減・事務効率化等の効果や課題を検証するため、電子契約の導入の実証実験を実施します。
1 行政手続オンライン化の実施状況
行政手続オンライン化推進方策に基づき、効果性・実現性の高い手続から優先してオンライン化
(1) 令和3年度に新たにオンライン化した手続(実績)
・手続数:217手続(うち主要手続※:42手続) ※年間申請等件数が400件以上の手続
・年間件数:308千件(うち主要手続:299千件)
→令和3年度末で年間件数の82.7%でオンライン対応
(2) 令和4年度に新たにオンライン化する手続(予定)
・手続数:3,375手続(うち主要手続:76手続)
・年間件数:467千件(うち主要手続:447千件)
→令和4年度末で年間件数の93.1%でオンライン対応
2 電子契約の実証実験の実施
電子契約サービスの提供事業者と連携し、模擬的に電子契約を行い、現行の書面契約と比較・検証
(1) 目的
契約書の製本・郵送にかかる時間や費用削減等が期待され、今後の普及が予想される電子契約の導入に向けて、書面の契約と比較した効果や課題を検証する。
(2) 実証実験で利用する電子契約のサービス提供事業者(50音順)
1.株式会社インフォマート
2.GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
(3) 期間
令和4年6月27日~令和4年8月31日