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兵庫県 地球温暖化防止・気候変動適応フォーラムの開催

2022年9月9日

担当部署名/環境部環境政策課温暖化対策班  直通電話/078-362-3273(内3373)

 生物は環境と相互作用しながら生きており、人間はそれら生態系の働きの様々な恩恵(生態系サービス)を受けています。近年の豪雨や熱波等の極端な気候や自然災害は、地球温暖化にともない、今後さらに悪化が予想されています。(国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書)それは生態系への影響、森林消失、希少動植物の減少や農作物被害も想定され、人間にとってもこれまでのような生態系サービスが享受できないだけでなく、さらなる気候変動と災害につながることが想定されます。
 「ぼうさいこくたい2022」において、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)のアプローチとして、兵庫の豊かな生態系が有する防災・減災の機能を発揮させることで自然災害リスクを軽減させ、持続可能な地域社会づくりにつながることを認識するとともに、様々な団体間の連携による防災の向上への取組について考えます。

1 日時
 令和4年10月22日(土曜日)14時30分~16時00分
2 開催形態
 ハイブリッド形式
 会場
  人と防災未来センター 西館1F ガイダンスルーム1(定員60名 申込多数の場合は抽選)
 オンライン
  Zoomウェビナー(参加可能人数500名)

3 参加料
 無料

4 主催
 兵庫県気候変動適応センター(兵庫県・(公財)ひょうご環境創造協会)

5 プログラム
 兵庫県内において、防災の視点を入れた生態系管理についての実例紹介と今後の取組の方向性についてのディスカッションを行います。
■コーディネーター
 三橋 弘宗氏 兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員
■パネリスト
「環境への取組から見た減災」
 上西 琴子 兵庫県環境部 次長
「災害に強い森づくり」
 山瀬 敬太郎氏 兵庫県立農林水産技術総合センター 森林林業技術センター 森林活用部 主席研究員兼部長
「シカの個体数管理と森林保全」
 藤木 大介氏 兵庫県森林動物研究センター 主任研究員
「水辺の自然再生を通じた減災への貢献」
 佐川 志朗氏 兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科 教授

6 申込方法
 チラシに記載の申込方法によりお申し込み下さい。