兵庫県では、「スマートひょうご戦略」に基づき、“自治体運営の透明化を進め、多様な主体との協働につなげる”取組を推進しています。その一環として、1mメッシュの高精度な3次元データを誰でも自由に利用できるオープンデータとしてWebサイトに公開していますが、このたび山間部について、より精度の高い50cmメッシュの3次元データを公開します。
50cmメッシュとなることで、より詳細な地形や構造物の現況把握・分析が可能となり、山間部に調査に行くことと同様の調査が机上でできるため、地域課題の抽出や解決に積極的に活用されることを願っています。
※国土地理院が広範囲に公開している標準的データは5m又は10mメッシュ(本県公開データは、その100倍又は400倍の精度)
1 公開するデータ
(1)内容種類 データ形式
1. 建物・樹木などの地物の高さを含む地表面 [DSM] 画像データ(緯度・経度・標高値を含む)
2. 建物・樹木などの地物の高さを含まない地盤面 [DEM]
3. 地形の微細な凹凸を表現する地図 [CS立体図]
※航空レーザー測量(令和3年~4年度実施)により取得したデータ等を加工・作成
(2)公開日
2023年1月10日(一部先行公開(別添範囲図))、2023年6月以降(予定)
(3)利用方法
「G空間情報センター」のWebサイトからダウンロード
ダウンロードできない場合は、兵庫県情報政策課にお問い合わせください。
G空間情報センター
設立趣旨:地理空間情報活用推進基本計画に基づき、様々な機関が保有する地理空間情報を円滑に流通し、
社会的な価値を生み出すことを支援する機関として設立
運用主体:(一社)社会基盤情報流通推進協議会
事業内容:各主体が整備する地理空間情報を集約し、産学官民連携のインフラとして、誰もが容易に検索・
入手できるWebサイトを構築
2 ビジネス・研究等での利活用
目的を問わず二次利用可能なデータですので、様々な用途でご利用ください。
(想定例)
・森林資源調査
・災害被害シミュレーション
・遺跡分布調査
・農業・林業機械の自動走行
・簡易測量・工事設計支援
・地籍調査事業におけるリモートセンシングデータ利活用
3 データ利活用のアイデア・提案の募集
3次元データを利活用して、地域課題を解決するアイデア・提案を順次募集しています。
(分野や手法は問いません)
ご提案やお問い合わせは、下記までご連絡ください。
内容に応じて、関係者を交えた対話・共創の取組について調整させていただきます。
<連絡先>兵庫県企画部情報政策課スマートシティ推進班