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令和5年度 BCP/BCM支援プログラムの実施

2023年5月18日

担当部署名/危機管理部防災支援課防災事業班  直通電話/078-362-4336(内線5857)

 大規模災害の発生時等において、サプライチェーンの断絶や販路縮小、感染症罹患による従業員の出勤困難等様々な課題に直面する企業等にとって、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定及び事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)の実践が、企業存続のために重要となります。
 そのため、県では昨年度に引き続き、兵庫県内の企業・事業所を対象に、BCP/BCM支援プログラムを実施します。今年度は、更なる参加企業の拡大を図るため、通常型コースの一部週末での開催、土日宿泊型コースの回数増により、平日に忙しい方の参加機会を増やすと共に、新たにBCPのコア要素を約3時間で策定する半日型コースを設け、小規模企業者等にとっても、より取り掛かり易い内容とします。
 これら3つのコースを展開し、災害時にしなやかに立ち直る企業のレジリエンス(resilience:回復力、復元力等の意味)の強化を支援します。

1 プログラム概要
 1.通常型コース(全26回)
以下のア~ウを別日程で開催し、段階的にBCP・BCMの理解・策定と実践を深めるコース。事業者の理解進捗状況に応じて、各セミナーや講座を個別に受講
 ア 「支援セミナー」:BCP・BCMを理解する
 ・BCPの目的や必要性、マネジメントとしての運用について解説
 ・防災と事業継続の違い、BCP策定のポイント、発動事例等を紹介
 〔全8回(オンライン講座を含む):約2時間+α〕

 イ 「策定講座」:BCPを策定する
 ・策定に必要な文書、雛形データ等を提供し解説
 ・事業影響度分析等を通じた実践的なBCP策定手法を提示
 〔全15回(オンライン講座を含む):約7時間+α〕

 ウ 「実践講座」:BCP/BCMを実践する
 ・状況付与型の机上演習で仮想発災時を体験し、BCPの実効性を体験
 ・BCPの社内浸透など効果的なマネジメント(BCM)や、国際標準規格ISO22301認証等を解説
 〔全4回(オンライン講座を含む):約3時間(演習)+2時間(BCM、ISO)〕

 2.土日宿泊型コース(全2回)
通常型コースの内容を1泊2日で集中的に実施するコース
平日に多忙な方等に適したコースで、BCMに先進的に取り組む経営者等を交えた交流会、防災体験講座など、通常型コースにはない発展的な内容等も予定(会場:三木市にある兵庫県広域防災センター)

 3.半日型コース(全8回)
BCPのコア要素を半日で策定するコース。従業員数が少数、単一拠点の方等に適したコース。
〔全8回(オンライン講座を含む):約3時間〕

2 講師
ミネルヴァベリタス株式会社

3 受講料
無料(土日宿泊型コースの宿泊費と食事代は別途必要)

4 開催期間
令和5年6月5日(月曜日)~令和6年3月19日(火曜日)
詳細は、県ホームページに掲載(開催日は変更することがあります)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk41/bcp.html

5 後援
兵庫県商工会議所連合会、兵庫県商工会連合会

6 申込方法
専用登録フォーム(兵庫県電子申請共同運営システム)より申込
https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1645061479909

7 問い合わせ先
兵庫県 危機管理部 防災支援課 防災事業班
TEL:078-341-7711(内線5865)
E-mail:bosaishien@pref.hyogo.lg.jp