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更新日:2022年6月21日

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兵庫県にU・Iターンした5人 vol.1

歴史や文化が異なる5つの国が合わさって一つになった兵庫県。神戸に代表される都市部もあれば、自然豊かな農山漁村もあり、世界に誇るものづくり企業の集積地や日本有数の観光地も。多様性に富んでいるからこそ、型にはまらない理想の仕事や暮らしが見つかるはず。

No.1ローバルな仕事をしたいその一心でUターン後悔はありません!

多可町→大阪府枚方市⇒多可町、加西市

オンリーワンの技術を持つ地元の企業で実力発揮

 

家族と暮らす多可町から隣の加西市内にある職場まで、緑の山々やのどかな田園風景が広がる中を車で走ること約30分。横山ななみさんが勤める伊東電機(株)は、物流倉庫や製造現場で活躍するモーター内蔵ローラーを使ったコンベヤの分野で世界シェア70%を誇るトップメーカーです

「就職の条件は『グローバル』としか考えていなかったので最初は大阪で探していたのですが、兵庫県にこんなにも海外に強い会社があるんだと知ってから、地元で働くという選択肢を加えました」。そう振り返る横山さんは希望通り、同社の海外展開を前線を担うグローバル戦略課に所属しています。

電話やメールを通じてやり取りする相手は、同社が直接取引しているオセアニアの企業の人や、海外4拠点にある

子会社の現地スタッフたち。製品・技術に関して日々、世界各地から寄せられる問い合わせに対応したり、見積もりを作成したりと業務は多岐にわたり、英語を使わない日はないほどだといいます。

利便性の高い大阪からのUターンに、「実は少し抵抗がありました」と告白する横山さん。「でも、いつかは実家に戻りたいという気持ちがあったし、貯金もできるからいいかなと思うようになりました。実際、仕事を終えて家に帰ったらおいしいご飯が待っている今の環境は最高です」とにっこり。「大阪まで1時間半ほどで行けるので、休みの日には買い物や友達に会いに出掛けます。今のところ選択に後悔はありません」と言い切ります。

 

伊東電機(株)勤務

横山ななみさん Uターン

多可町八千代区で生まれ育ち、大学進学のため大阪府枚方市へ。在学中、カナダと中国に計1年間留学し語学力を磨く。就職活動中に、高校時代お世話になった塾講師に相談したのを機に伊東電機(株)の存在を知り、Uターンを決意。大学を卒業後の2018年4月、同社に入社。

△海外からの問い合わせに英語で対応。

「語学力不足を痛感しているので、もっと勉強しなければ」と向上心を見せます。

 

No.2 充実した製造環境でかばん作りの面白さにはまっています

和歌山市→西宮市⇒豊岡市

日本一のかばんのまちでものづくりにやりがい

 

和歌山県出身の加納康祐さんが就職を機に住み始めた豊岡市は、日本最大のかばん産地。勤務する(株)由利も、企画から製造、販売までを手掛けるかばんメーカーです。「ここは田舎ですけど、海外のお客さんとも取引をしていますし、仕事面でのデメリットは感じません。むしろ、豊岡のまちだけでかばんの材料がそろってしまうくらい製造環境は充実していて、素材の最新情報も入って来るので勉強になります」と、地場産業のまちならではの魅力を語ります。

同社の事業の中心は国内外の有名ブランドをはじめとする企業からの委託生産。企画課の加納さんは、持ち込まれたデザイン画を基にパソコンで型紙を設計し、商談用の試作品を作るパタンナーとして活躍しています。「絵柄をどう形にするか、ゼロから一を作る部署なのでやりがいがあります」

同じデザインでもパタンナーによって仕上がる雰囲気は全く変わるといい、加納さんは必ずどこかにプラスアルファの提案をするようにしているそう。「デザイナーから怒られることもありますが、『その方が使いやすくなっていいね』と採用されることもあって。そのせめぎ合いが面白いですね。ものづくりは奥深いなと実感しています」

昨年からは自社のベトナム工場で現地のパタンナーへの指導も任されるようになり、日本のものづくりを伝える役割に新たなやりがいを感じているという加納さん。休日には仲良しの同期とバーベキューを楽しんだり、仕事終わりに城崎温泉に立ち寄ったりと但馬の自然を満喫し、英気を養っています。

(株)由利勤務

加納康祐さん Iターン

和歌山市生まれ。大学進学を機に兵庫県西宮市へ。経済学部だったことから当初は金融系を中心に就職活動をするも、幼い頃から好きだったものづくりに携わりたいと途中で方針転換し、2012年に(株)由利に入社。1年間の研修で各部署を経験した後、営業を経て、3年目に念願の企画部に配属された。

△自作した型紙で皮からパーツを切り出し、仕上がりをチェック。

 

 

No3 働きやすい職場に子育てしやすい住環境どちらも大きな魅力です

大阪府高槻市⇒西宮市、神戸市

通勤の快適さと充実の教育環境に大満足

 

 

神戸市に本社を構える日本イーライリリー(株)は、研究開発型の外資系製薬会社です。臨床開発本部の2つの部門で部長を務める岡本麻紀子さんは、社内で過ごす時間の大半が会議という日々を送っています。「他部門と連携しながら進めていく仕事が多いので、どうしても回数は増えますね。今日も5件入っていて、合間に次の会議資料を作ったり、個別の相談に乗ったりしています」

小学6年生の双子の母親でもあり子育てをしながらキャリアを築いてきた岡本さんは、同社女性社員のロールモデル的存在。そのため、部下以外の社員からも日常的に相談を持ち掛けられるといいます。社内イベントなどにも積極的に参加して自身の経験を伝えたりすることで、仕事と家庭を両立しやすい社内環境づくりに一役買ってきました。

職場のある三宮から西宮の自宅までは、電車で1本。「車内はあまり混んでいませんし、オン・オフを切り替えるのにちょうどいい距離。何より、住環境が本当に充実しているんです」と笑顔を見せます。

例えば、子どもがまだ小さい頃に大けがをした際、高度な医療を提供する県立こども病院の存在が心強かったこと。中学受験を控える中、交通の便が良いため選択肢は関西全域まで広がり、それぞれの個性にあった学校選びができること。自宅から車で1時間ほどの距離に大自然が広がっていて、キャンプにスキーにと年中さまざまなアウトドアを楽しめること。「兵庫に住んで良かった」という事例は数え切れず、今の暮らしに大いに満足しているようです。

日本イーライリリー(株)勤務

岡本麻紀子さん Iターン

大阪府高槻市生まれ。大学の薬学部で学び、兵庫県内の製薬会社に就職。29歳の時、東京への本社移転を機に関西に残りたいと日本イーライリリー(株)に転職し、新薬を創るための臨床開発を担当。翌年、結婚を機に西宮市の甲子園に移り住む。36歳で双子を出産。子どもが2歳の頃に管理職に就いてからも、在宅勤務制度を活用し子育てとの両立を図ってきた。

△カフェテリアなどリラックスできる空間でミーティングをすることも多いそう。

 

No4 温泉リゾートで接客 見飽きることのない海に毎日わくわくしています

愛知県稲沢市⇒洲本市

神戸にも程近い自然豊かな島での生活を満喫

 

紀淡海峡に臨む海岸沿いに旅館やホテルが点在する洲本温泉は、淡路島を代表する温泉地。その中心部に立つホテルニューアワジが、二階圭介さんの職場です。朝のチェックアウトに始まり、日帰り入浴や宿泊に訪れた人の入館手続きなど、フロント係として次々にゲストを迎え、にこやかに応対します。

接客好きで、同ホテルを選んだのも「仲居さんがいて、お客さまに寄り添うようにおもてなしをするリゾートホテルで働きたかったから」という二階さん。近隣の見どころやアクセスについての質問に答えるのも大切な時間です。

「島のどこに何があり、今はどんなイベントが開催中かなど、島内のことはできる限り把握してご案内できるよう準備しています」と涼しい顔で話しますが、実は淡路島を訪れたのは就職活

動時が初めて。観光に関する予備知識もなかったため、入社後はパンフレットやインターネットでの情報収集のほか、休日のたびに各地に足を運んで少しずつ知識を蓄えてきたといいます。

「お薦めする上で、実際に分かっていなければきちんと説明できないので、自分の目で確認するようにしています。後日、『良かったよ』と言われると本当にうれしいですね」

最近のマイブームは、島内に増えつつあるおしゃれなカフェ巡り。店内でゆったりとした時間を過ごしながら、窓からの眺めを楽しんでいるそうです。「身近に海がある生活は初めてなので毎日見ても飽きることはなく、わくわくします」。仕事帰りには従業員専用の温泉に浸かって一日の疲れを癒やすなど、充実の島ライフを送っています。

(株)ホテルニューアワジ勤務

二階圭介さん Iターン

大学を中退後はアパレルショップなどで働き、サービス業に魅力を感じる。さらなるステップアップをとリゾートホテルでの勤務を希望し、2018年3月、幼い頃からテレビCMで知っていた(株)ホテルニューアワジに入社。玄関スタッフを1年務めた後、今年2月末にフロント係に着任。

「外国からのお客さまも多いので、もっと英語をしゃべれるようになりたいです」と英語も勉強中。

 

No5 仕事と趣味の音楽を両立 望んでいた生活を楽しんでいます

広島市→西宮市⇒神戸市

芸術文化あふれる神戸で理想の暮らしを実現

 

「社会人になっても趣味の音楽を続けやすい環境であることは、どこで働くかを考える上で大きなポイントでした。その点、関西は数多くのアマチュアオーケストラが活動しているので選択肢が多く、今は思い描いていた理想の生活が実現できています」と明るい表情で語る青野眞子さんは入庁2年目の兵庫県職員です。

現在は産業労働部産業政策課に所属し、県議会への対応や他部局との連携が必要な場合などに部の窓口として調整に当たるのが主な業務です。神戸市中央区の職場までは、市内にある職員住宅から約30分。徒歩と電車で通っています。

「電車は時間帯によっては混んでいますが、ストレスを感じるほどではありません。神戸の街は海も山も近いのに都会的な部分もあって、暮らすには

ちょうど良いバランスです」

転居を伴う異動の可能性を考えて特定の楽団には所属していないものの、中学時代から使い続けている相棒のビオラを携え、さまざまなオーケストラに参加している青野さん。「1シーズンに1回は公演に出るようにしています。オケごとに特徴や雰囲気が違って楽しいですし、『音楽を続けている社会人がこんなにいるんだ』と、いつも皆さんから刺激を受けています」と笑顔を見せます。

今年からは「第九」の合唱にも挑戦。年末のコンサート本番に向けて、共に参加する同僚たちと練習に励んでいます。こうした音楽活動に加え、週末は県立美術館でアートに触れたり、喜楽館で落語を鑑賞したりと、芸術文化を満喫しています。

兵庫県職員

青野眞子さん Iターン

中学2年生の時に弦楽器のビオラを始める。大学進学を機に、生まれ育った広島市を離れ、兵庫県西宮市へ。大学の部活動でオーケストラに魅了され、2017年4月に兵庫県職員となった後も、休日を中心にさまざまなオーケストラに参加し演奏活動を続けている。

△「今はデスクワーク中心ですが、いずれは県民の皆さんと直接関わるような仕事をしてみたいです」

 

 

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