令和3年度但馬地域観光客動態調査結果(速報)
2022年10月13日
担当部署名/但馬県民局地域政策室地域づくり課
直通電話/0796(26)3685
1.全体概況
(1)観光入込数
令和3年度の但馬地域への観光客入込数は、前年度を277千人上回る6,056千人(対前年度比+4.8%)となった。
(2)概要と対応
令和3年度の入込数は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昭和60年度以降で最小の入込数となった前年度(5,779千人)より回復したものの2番目に少ない入込数となっており、但馬地域の観光は引き続き厳しい状況であった。宿泊客についても入込数に対する割合(19.1%)は昭和60年度以降2番目に低い(最小:R2の18.4%)など厳しい状況が続いており、今後は特に遠方からの観光客を増やしていくことが課題であると考えている。
一方で、夏期は、台風の影響や緊急事態宣言発令等のため298千人(▲16.0%)減となったものの、秋期の県民割の開始(R3.10.14~)や、冬期の積雪に恵まれたことによりスキー客は484千人(+21.6%)増等、回復の傾向も見られる。
引続きの回復を図るため、2023年の兵庫デスティネーションキャンペーンに向けた新たな観光コンテンツの造成や観光スポット等の情報発信を強化し、2025年の大阪・関西万博でのフィールドパビリオンでの展開も想定しながら、但馬の観光産業の回復を推進する。
2.地域別の状況等
(添付の発表資料をご覧ください)