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更新日:2018年4月20日

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平成29年但馬地域の県政10大ニュースを選定しました

但馬地域において平成29年中に実施した県の主要な施策、事業の中から、下記のとおり10項目を選定しました。

今年は、「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」の日本遺産認定をはじめ、今までの地域創生の取組みの成果となる明るい話題が多い年でした。

 

平成29年但馬地域の県政10大ニュース

「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」が日本遺産に認定
  ~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~

4月28日に、生野・神子畑・明延・中瀬の鉱山群からなる「鉱石の道」と、飾磨港から生野銀山までをつなぐ「銀の馬車道」が、日本遺産に認定された。認定された当該地域は、鉱山町の景観、歴史、生活、文化など様々な地域の姿を通じて、日本の鉱山史を丸ごと体感できる貴重なエリアとして、認知度が高まるとともに、日本遺産を通じた様々な取り組みを通じ、地域の活性化に大きく寄与するものと期待される。

また、今年デビューした、生野銀山の超スーパー地下アイドル「GINZAN BOYZ」の今後の活躍も楽しみである。

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」営業開始
  ~但馬への観光客4年連続1,000万人突破~

6月17日に、山陰本線を走るJR西日本の豪華周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運行を開始し、城崎温泉はじめ、山陰海岸の新たな魅力開拓に期待がかかる。

また、8月には全但バスが「特急 Limon Bus」 (城崎温泉-東京)の運行を開始し、但馬地域と首都圏を結ぶ初めての高速バス路線であり、両地域間を乗り換えなしで行き来できる唯一の交通手段が実現。

但馬への観光客は、平成28年度まで4年連続で1,000万人を達成、今年度も城崎温泉を中心に外国人観光客が増加するなど、引き続き1000万人達成が見込まれる。 

但馬産食材提供の包括的連携協定を締結
  ~都市部のレストランメニューに~

4月28日に但馬産食材提供の包括的連携協定を、全国で飲食店を展開する「(株)オペレーションファクトリー」、但馬の企業支援に取り組む「(一社)但馬地域経済活性化推進機構」、但馬県民局の3者で締結。これにより、但馬産食材の「知名度及び認知度の向上」、「ブランド力強化」、「販路開拓・消費量拡大」が期待される。

6月には取り組みの第一段として、大阪のレストランで但馬産食材を使用したランチメニューが提供された。

野外コウノトリ100羽到達、全国、世界の空へ羽ばたく
  ~コウノトリと共生する地域づくり進む~

最初の試験放鳥を行った平成17年9月24日から12年を経た酉年の今年6月に野外コウノトリの羽数が100羽に到達した。野外コウノトリは、8月には秋田県仙北市への飛来が確認され、これにより国内全47都道府県での飛来が確認された。韓国にも飛来しており、野生復帰の取組みは今、全国へ、そして世界へと広がりつつある。

同時に、コウノトリも棲める環境を創り出す「コウノトリ育む農法」の作付面積も拡大しており、生産された無農薬・減農薬の米・大豆は、新たなブランドとして国内外で高い評価を得ている。

コウノトリ但馬空港の年間搭乗者 3万人達成!!
  ~新型機ATR42-600型機の導入に弾み

 平成30年度の新型機ATR42-600型機の就航に向けて、地元住民へのATR機の一足早いお披露目(見学会)を実施し、機体の静かさや機内の快適さを体験してもらい、就航への期待が膨むなか、積極的な旅行商品の開発、見学ツアー「但馬空港まるごと見せちゃいます企画」やマラソン大会、空港グッズの販売などの多彩な企画が人気で、平成28年度に達成した平成6年開港以来最高の年間搭乗者数30,660人を上回る勢いで推移している。

八鹿日高道路、浜坂道路開通
  ~ミッシングリンクの解消へ基幹道路の整備進む~

北近畿豊岡自動車道路「八鹿日高道路」が3月25日、山陰近畿自動車道「浜坂道路」が11月26日に開通し、高速道路のない地域(ミッシングリンク)の解消に向け一歩前進した。阪神間や鳥取県からの所要時間や域内の移動時間が短縮され、地域活性化(観光・産業)、救急医療、防災などに重要な役割を果たす。

 

道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」オープン
  ~山陰海岸ジオパークの新たな拠点に~

但馬で 12 番目、新温泉町で初めての道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」が9月21日にオープン。ジオ周遊情報提供、ガイド手配、アクティビティ手配などによる道の駅を活用したワンストップ・サービスの試行などによって、ジオパーク活動の拠点としての積極的な展開が期待されている。

また、11月26日には余部鉄橋「空の駅」のエレベーター「余部クリスタルタワー」の運行が開始されるなど、山陰海岸ジオパークの新たな人気スポットが誕生した。

「たじまウィメンズワークウェア」市販化決定
  ~女性技術職の活躍後押し~

但馬の重要産業である建設関連業に携わる女性の割合が高まる中、「女性向けの作業服が少ない」という不満の声から、昨年、女性の意見を反映させて開発した、女性向け作業服「たじまウィメンズワークウェア」の製造・販売する市販化協定を、10月27日に「ワークウェア」の企画製造販売小売業の「(株)アグロワークス」と締結。

「たじまウィメンズワークウェア」は、シルエットを大切に、ファスナーのデザインなどで女性を意識したワークウェアとして、女性の社会進出に寄与することが期待される。

記録的豪雪や大型台風が襲うも混乱少なく
  ~地道な防災・減災の取り組み進む~

1~2月に記録的な豪雪に見舞われ、1月27日には、県道宮津養父線(養父市下網場)で法面崩壊の融雪災害が発生したが、21日後には通行止めを解消させた。

また、9月の台風18号及び10月の台風21号は、平成16年台風23号の再来かと危惧されたが、道路の通行規制や鉄道の運休、航空機の欠航等の交通障害や農作物への影響は生じたものの、関係機関の連携した対応や住民の早期避難もあり、大きな混乱は避けられた。

日頃のパトロールや危険箇所の点検、総合治水対策や土砂災害対策の推進、迅速な水防や除雪対応、住民の自主的な防災活動や避難行動など、「自助」「共助」「公助」による地道な防災・減災対策が行われ、災害を最小限に抑える取り組みや地域の災害対応力の強化が進んだ。

豊岡総合庁舎の耐震化完了
  ~周辺市街地の浸水被害軽減対策も併せて実施~

豊岡総合庁舎の保健所棟の耐震化が2月に、豊岡福利センターの外壁塗装が6月に完了。

併せて、庁舎周辺市街地の浸水被害軽減対策として、但馬県民局と豊岡市の共同事業により、庁舎駐車場地下に雨水を一時的に貯留する施設の設置が11月に完了した。

 

 1.選定基準
 (1)但馬の特徴を反映し、他地域にはあまり見受けられないもの
 (2)県民の将来へ、夢や希望を与えたもの
 (3)県民の暮らしに身近で、共感を与えたもの
 (4)今の時代を反映し、本年の記録とするにふさわしいもの
 (5)その他、より県政への理解と関心を深めたもの 

2.項目の並べ方
 順不同  ※関連する項目同士をまとめ、時系列を基本に並べています。重要度の順位をつけたものではありません。

 

 記者発表資料

 

 

お問い合わせ

部署名:但馬県民局 総務企画室

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FAX:0796-24-3211

Eメール:tajimasom@pref.hyogo.lg.jp