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更新日:2009年7月21日

県域を一望する大自然の宝庫(養父市)

氷ノ山の四季(養父市)

 兵庫県の北西部、鳥取との県境にそびえる氷ノ山は須賀ノ山とも呼ばれ、標高1,510mの県下最高峰。但馬の円山川や矢田川、播磨の揖保川など、その山麓は日本海と瀬戸内海の双方に注ぐ大河の源流部ともなっています。

 北方の鉢伏山などと同様、古代に噴出した溶岩によって構成されるため、山頂付近にまで高原が広がり湖沼や湿原なども残る一方、溶岩台地の周辺部ではしばしば急峻な崖を形づくります。山頂近くに残る古生沼の湿原では、湿地性の珍しい高山植物や寒冷地植物が見られ、サクラソウ科のツマトリソウやカヤツリグサ科のヤチスゲなどの西限としても知られます。

 雄大で変化に富んだ大自然は、ブナ原生林の紅葉や古千本の樹氷、山麓の棚田など、四季を通じて美しい風景を見せてくれます。

但馬海岸随一の紅葉と雲海(豊岡市)

来日岳(くるひだけ)からの雲海(豊岡市)

 城崎温泉の七つの外湯のひとつ「鴻の湯」に面した高台に、城崎温泉ロープウェイの駅があります。ゴンドラの架線が伸びる山が大師山。

 この大師山の南西に位置する来日岳は、山陰海岸国立公園の最高峰で標高567m。山上からは南の豊岡盆地から但馬の山並み、但馬海岸までが一望できます。晩秋にはなだらかな山麓と紅葉が染めあげ、円山川に川霧がかかる季節には、山々のシルエットに縁どられた美しい雲海が眼下に広がります。

 山上には来日岳山の家や林間キャンプ場などもあり、頂上近くまで車道が通じているため、城崎温泉から紅葉や雲海を楽しみに訪れる人も少なくありません。昭和40年代に大師山・来日岳間のロープウェイが計画されたことがあり、実現していれば丹前浴衣姿で雲海が楽しめたかもしれません。

イヌワシの舞う希有な自然美(新温泉町)

上山高原(新温泉町)

 山陰の名湯・湯村温泉で名高い新温泉町。岸田川の上流部にあたる町の南部には、小又川や霧ヶ滝の深い渓谷が刻まれ、落差65mの霧ヶ滝をはじめ、シワガラの滝や布滝など早瀬や大小の滝が谷間に水音を響かせる深山幽谷の地です。

 標高946mの上山には、小又川渓谷と霧ヶ滝渓谷の源流部。上山から北に広がる上山高原にはブナの原生林やススキ草原など豊かな自然が残され、国の天然記念物・イヌワシやツキノワグマに代表される貴重な生態系を育んできました。しかしここもやはり環境の変化とは無縁ではなく、植林による植物相の変化などが原因でノウサギやヤマドリなどイヌワシのエサとなる小動物が減少しており、その絶滅が危惧されています。

 現在、上山高原や麓の集落では貴重な自然環境の保全・復元、環境と共生する暮らしや自然環境の実現を目指したエコミュージアム構想に、地域をあげて取り組んでいます。


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電話:0796-26-3674

FAX:0796-23-1476

Eメール:tajimachiiki@pref.hyogo.lg.jp

部署名:但馬県民局県民協働室環境課
電話:0796-26-3650
FAX:0796-23-1476
Eメール:tajimaks@pref.hyogo.lg.jp