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更新日:2009年7月21日

よみがえった特別天然記念物(豊岡市)

コウノトリの郷公園(豊岡市)

 江戸時代には全国各地で見られ、昭和の初めには、豊岡盆地を中心に約100羽が生息していたといわれるコウノトリ。エサとなるドジョウの激減や農薬の影響などから個体数は徐々に減少し、昭和31年には国の特別天然記念物に指定されましたが、その後の官民あげての保護活動にもかかわらず、昭和46年に野生のコウノトリは絶滅してしまいました。

 その後、人工孵化・増殖に向けての懸命な取り組みが進められますが、人工繁殖にはじめて成功したのは、四半世紀を経た平成元年のこと。平成11年には、コウノトリと共生できる環境と自然学習の場を提供することを目的に「県立コウノトリの郷公園」が開園し、今日では昭和初期の個体数とほぼ同じ100羽を超えるコウノトリが飼育されています。

 最終目的であるコウノトリの野生化のためには、生息地の農地など生態系の保全を含めた取り組みが不可欠であり、共生に向けた地域ぐるみの努力が続けられています。

雪国に春の訪れを告げる

ザゼンソウ(香美町)

 シーズンには多くのスキーヤーでにぎわうハチ北高原。県下有数の豪雪地帯として知られるこの地に、雪解けとともに春の訪れを告げるのが、県の天然記念物にも指定されている大笹地区のザゼンソウ群落です。

 紫褐色の花のようにも見える部分は花弁ではなく、花や花軸の根元につく葉の変形したものです。サトイモ科等に見られ、仏焔苞(ぶつえんほう)と呼ばれています。その中に見える黄色の穂状のものが無数の花の集まりです。仏焔苞とそこから覗く花が、座禅を組んだ僧侶を思わせることから、ザゼンソウと名付けられました。また、達磨さんに似ていることからダルマソウ、牛の耳に似ていることからウシノミミとも呼ばれます。

 花や葉に独特の臭いがあり、色合いも地味なためか初夏のミズバショウほどは知られていませんが、但馬に春を呼ぶ大自然の使者。高原の豊かな自然とともに、これからも大切に見守っていきたいものです。

雲海に浮かぶ「天空の城」(朝来市)

竹田城跡(朝来市)

 JR山陰線竹田駅の西方にそびえる標高353mの城山。その山上に位置する竹田城は、全国的にも貴重な中世の山城遺構として国の史跡に指定されています。虎臥城の異称は、東西約100m、南北約400mの細長い城郭が山頂に臥した虎を思わせるためだとか。

 室町時代に、但馬の守護・山名宗全が、播磨の赤松氏、丹波の細川氏への備えとして築いたもので、羽柴秀吉の但馬攻めで落城。その後は龍野の赤松広秀の預かりとなり、修理改修されて現存する城跡の姿を整えました。

 慶長5(1600)年の廃城で建物は失われましたが、現存する石垣遺構から往事の縄張りを十分にうかがい知ることができます。天守台からのパノラマはまさに絶景で、秋には雲海の名所。円山川を隔てた対岸の朝来山山麓から眺めるとまさに天空の城です。


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