ホーム > 2022年5月記者発表資料 > ~ 国道429号 榎峠バイパス事業 環境保全の取組み ~オカオグルマの移植作業を実施します!

ここから本文です。

~ 国道429号 榎峠バイパス事業 環境保全の取組み ~オカオグルマの移植作業を実施します!

2022年5月27日

担当部署名/丹波県民局丹波土木事務所道路第1課・丹波市立青垣いきものふれいあいの里事務所・兵庫県森林動物研究センター研究部  直通電話/0795-73-3847・0795-88-0888・0795-80-5510

 県は京都府と共同して安全・安心で円滑な交通の確保等を目的とした榎峠バイパス事業(トンネル化)を進めています。兵庫県側の事業地内に希少な植物オカオグルマが生育しているため、丹波市立青垣いきのもふれあいの里と兵庫県森林動物研究センターと連携し、地元住民の方々の協力のもと、工事に先立ち移植作業を下記のとおり実施しますのでお知らせします。


1 日時
 令和4年6月11日(土曜日)10時00分~11時00分〔予定〕
 ※小雨決行(大雨の場合は中止、中止の判断は前日16時頃)

2 場所
 榎峠バイパス事業地(丹波市青垣町中佐治地内)
 ※地図は関連資料「発表資料」をご覧ください。

3 内容
 事業地内に生育しているオカオグルマの株を近接箇所(事業に影響のない箇所)にスコップ等を用いて移植しま 

 す。

4 参加者
 丹波市青垣町中佐治 平野自治会 数名

5 その他
 取材をしていただく場合は、希少種であることから生育場所が特定されないようにご配慮をお願いします。

【参考】
オカオグルマ(キク科)
名前の由来“オカ”と“オグルマ”に分けて考える。“オカ”というのは、乾いた草原、低い山の草原というような意味合い。“オグルマ”は、キク科のオグルマ属の花を指す。“オグルマ(御車)”というのは、花びらがきれいに円盤状に並んでいる状態をいう。
分布と自生地本州、四国、九州に広く分布し、乾いた日当たりのいい草原に自生する。
特徴花は黄色い舌状花(ぜつじょうか)と真ん中の筒状花(とうじょうか)とで構成されている。茎は長く伸びて、ほぼ数十センチくらい。所々の茎に細い葉が互い違いに出て、地際にはヘラ形の葉が放射状に出る。以上、「和名の由来と見分け方山渓名前図鑑野草の名前春」(山と渓谷社)より

※希少性・写真については、関連資料「発表資料」をご覧ください。