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丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ

見て、触れて、学べる。日本最大級の
草食恐竜に会える、丹波竜のふるさとへ。

丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ畑中 直之さん(はたなか なおゆき)

2006年8月、丹波市で約1億1,000万年前の大型恐竜の化石が発掘されました。これを記念して作られた丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」で、丹波竜の化石発掘調査の様子や館内展示などについて、担当の畑中さんにお話を伺いました。

丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ
丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ

丹波竜とは、どんな恐竜ですか?

畑中さん:正式名称は「タンバティタニス・アミキティアエ(Tambatitanis amicitiae)」と言います。2006年に、丹波市内にある篠山層群で化石が見つかった国内最大級の植物食恐竜で、長い首が特徴です。最初に化石を発見したのは市内に住む地学愛好家の2人で、長さ15cm程度の化石でした。その後、本格的な発掘調査が開始され、保存状態の良い化石がつぎつぎと見つかっていったんです。そして2014年に、丹波竜は、竜脚類の新属新種であることが分かりました。

丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ

丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」について教えてください。

畑中さん:小さいお子さんから大人の方まで、見て、触って、楽しみながら学ぶことができる、恐竜化石に関する体験型学習施設です。館内では、丹波竜をはじめとする恐竜の全身骨格のほか、発見当時の様子を再現した産状レプリカや、化石のクリーニングの様子などを見学することができます。なんと言っても、一番の魅力は、入り口を入ってすぐにみなさまを迎える丹波竜の全身骨格展示。世界でここでしか見ることのできない貴重なものです。

丹波竜の全身骨格は迫力満点ですね。こちらを訪れたみなさんの反応は?

畑中さん:やはり、お子さんは「恐竜かっこいい!」「すごい!」と驚いていますね。地層に興味がある方も多くいらして、熱心に見学されています。
毎年、隣接する西脇市内の小学生たちが、社会見学や自然学習の一環として、加古川線を利用して施設を訪れています。引率する先生のお話によると、地域を知ることと同じように「公共交通機関の電車を利用することも社会見学のひとつなんです」と話されていました。見学に訪れた小学生たちが、後日、同じように加古川線を利用して来館してくれたこともありましたね。

丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ
丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ
丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ

ここは、丹波地域にも加古川線にも欠かせない、魅力のひとつですね。

畑中さん:久下村駅から歩いて10分ほどで、ここまで来ていただけます。車窓からはロマンあふれる丹波の景色を楽しんでもらって、こちらでは丹波竜をはじめ、丹波や日本の太古の歴史を感じてもらうことができますよ。みなさまのお越しを、ぜひお待ちしております。

丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ
丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ
丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ

はるか昔、恐竜たちが生きていた時代の記憶へ、加古川線で会いに行く。丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」には、電車1本で叶う“気軽で壮大なお出かけ”が待っています!

ここでしか見られない
丹波竜の全身骨格は、たまりま線!

丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」

所在地 〒669-3198
兵庫県丹波市山南町谷川1110
TEL 0795-77-1887
開館時間 10:00~16:00(4/1~10/31は17:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日(祝祭日の場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/3)
※特別展の関係で、臨時休館の場合があります
アクセス JR加古川線 久下村駅下車 徒歩約10分
URL https://www.tambaryu.com/
丹波市立丹波竜化石工房「ちーたんの館」 スタッフ