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在宅勤務や宅配サービスの利用が増えるなど新しい生活スタイルが定着していくなか、
運動をする機会を失っている方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍においても生活習慣病予防のための特定健診を定期的に受診し、
健康状態をチェックすることが大切です。
健康づくりのために、厚生労働省が推奨している1日の目標歩数は8,000歩。
あなたは昨日、何歩歩きましたか?
テレワークや宅配サービスの利用で、運動習慣を失ってはいませんか?
生活習慣病予防のために、できることから始めましょう。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」
生活習慣病とは、食事や運動、睡眠、飲酒などの生活習慣が原因で起こる疾患の総称。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの疾患が生活習慣病に含まれます。偏った食事、運動不足、喫煙、睡眠不足、過度の飲酒やストレスといった体に影響を与える習慣が続くことで発症し、放置すれば、他の生活習慣病を引き起こす可能性もあります。
生活習慣病のなかでも「がん・心疾患・脳血管疾患」は三大疾病と呼ばれ、日本人の死亡原因の約半数を占めています。



厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」
生活習慣病にかかると健康を損なうだけでなく、医療費による経済的負担が生活に大きな影響を及ぼします。
生活習慣病の治療は長期になることが多く、治療に必要な医療費も積み重なっていきます。
兵庫県内の高血圧性疾患の患者数
731,255人
1年間にかかる医療費
(窓口負担額)
47,505円
兵庫県内の脂質異常症の患者数
299,383人
1年間にかかる医療費
(窓口負担額)
35,714円
兵庫県内の糖尿病の患者数
284,978人
1年間にかかる医療費
(窓口負担額)
79,421円
生活習慣病は、放置すると他の疾患を併発することがあります。2つ以上の病気が重なるとリスクはもちろん、治療に必要な医療費も増え、生活費を圧迫してしまいます。生活習慣病は予防と早期発見が重要です。

1.
検査を受けることで、自覚症状がない疾患の早期発見ができる。
2.
健診結果に応じて、保健師や栄養士などの専門家から特定保健指導として、生活の見直しなどの助言を受けることができる
3.
身体の状態や、昨年からの変化を管理できる
4.
生活習慣病の発症や悪化を防ぎ、将来にかかる医療費の負担を軽減できる。
今年度40歳に
なる方
今年度から特定健診の対象となります。40歳の誕生日を迎える前でも受診できます。
40歳から74歳
特定健診の対象です。
毎年受診してください。
74歳
75歳の誕生日の前日前までに。受診を終えていただく必要があります。
75歳以上
特定健診は、医療保険者が被保険者に対して実施します。
対象の方には、保険者から特定健診の受診券や通知のお手紙が届きますので、届いたらすぐに予約しましょう!