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6月になりました。今年は平年より1週間早く5月29日に梅雨入りの発表がありました。
近年、1時間あたり100mmを超えるような猛烈な雨が、全国的にも多くなってきており、各地で大きな災害が発生しています。
県では6月を「土砂災害防止月間」および「豊かなむらを災害から守る月間」とし、大雨をはじめとした災害防止のために危険地域の点検指導と防災の啓発などの運動を実施しています。
私も、防災パトロールとして、森林整備箇所やため池整備箇所の大池(加古川市)や新池(明石市)を視察する予定です。
森林やため池は、降った雨を一時的に貯留することで河川への流出を遅らせ、下流域の洪水の発生を軽減し調節する機能があります。
これらの機能を有効に活用するため、当県民局では、一時的に雨水をためて流出を抑制できるよう、ため池放流口の改良に取り組んでいます。
ところで、皆さんは、ご自宅や職場など身近な場所の自然災害の危険性についてご存じですか。
「兵庫県CGハザードマップ」では、大雨で浸水する可能性のある区域や、土砂災害の危険箇所などを確認することができます。
また、「ひょうご防災アプリ」では、県内市町の避難情報や気象警報などをいち早くお知らせしています。
梅雨を迎える前に、今一度ご確認いただき、いざという時に備えましょう。
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