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古くから伝わる神事「樋抜きの儀」(ひぬきのぎ)が今年も開催されます

2023年5月25日

担当部署名/東播磨県民局地域振興室県民課水辺地域づくり担当  直通電話/079-421-9063


東播磨地域を象徴する「ため池群と水路網」を地域の財産として、“守り、活かし、次世代に継承する”ため、多様な主体の参画と協働のもと、地域全体を“まるごと博物館”とする「いなみ野ため池ミュージアム」を平成14年度より展開しています。

この取り組みの一環であり、五穀豊穣と水利の安寧(あんねい)を祈願する地域の伝統行事(神事)“樋抜きの儀”(ひぬきのぎ)が執り行われます。

この神事は、加古川市志方西地区の5集落の貴重な農業用ため池である「原大池」の円筒分水工から、5つの集落の農地へ分水するもので、毎年5月最後の大安の日に行われます。


1 実 施 日   :   令和5年5月27日(土曜日)

                      神事開始 10時より

2 実施場所 :   原大池(加古川市志方町原字大池1060-1)

3 主 催       :   加古川市横大路、原、成井、永室、西牧の5集落

4 内 容       :   町内会や水利組合の代表者らが集まり、五穀豊穣と水利の

                        安寧(あんねい) を祈願する伝統神事です。拝礼と振る舞いの後、

                        原大池の樋抜き(ひぬき・取水バルブを開け)が行われ円筒分水工を

         経由し水が轟音と共に水路へ、そして農地へと流れだします。

5 問合せ先 :  東播磨県民局地域振興室県民課(水辺地域づくり担当)

                     TEL079-421-9063