更新日:2024年9月6日

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令和6年9月阪神南県民センター長メッセージ

意外かもしれませんが、芦屋、西宮、尼崎の沿海部ではマリンスポーツが盛んです。拠点施設も少なくありません。こうしたエリアが都市部に隣接していることも大きな特徴です。

先日終了したパリオリンピックのセーリング競技には、この地域から3名の方が出場。セーリング混合の部では吉岡美帆選手が銀メダルを獲得されました!

県立芦屋高校出身の吉岡選手は御前浜近くの県立海洋体育館で練習された方。日本セーリング界20年来の悲願だったメダル獲得を、阪神南地域の出身者が達成したというのはとても嬉しいことです。

都市と自然の多彩な景観が楽しめる

かつて吉岡選手が練習拠点とした県立海洋体育館。都会のすぐ近くにあり、本格的にヨットやカヌー、SUPなどが楽しめる施設です。初心者向けを含むスクールも充実しています。

ここからヨットやカヌー、ボートで海へ出ると、海側から六甲山地を背景にした都会の景観が広がります。海上からしか体験できない風景です。


新西宮ヨットハーバー沖で毎年開催される海の甲子園・ユースセーリング大会。毎年、関西を中心に全国の高校生が集まり日頃研鑽した技量を競う。

 

 

西に向かえば、芦屋浜と南芦屋浜の間の海面水路である芦屋キャナルパーク。東には自然の砂浜が残る香櫨園浜や甲子園浜。

更に東では、映画『あまろっく』で注目を集めた尼崎閘門「尼ロック」に守られた尼崎運河を巡るツアーも楽しめます。水質改善が進み、穏やかな水面でSUPを楽しむ人もいます。

南へ向かえば関西最大級のマリーナ「新西宮ヨットハーバー」。最大600艇が停泊でき、海外のスーパーヨットが寄港することもあります。

ヨットなどをつけることはできませんが、広大な人工砂浜のある潮芦屋ビーチは大阪湾に沈む綺麗な夕日が人気のスポット。毎年7月に開催される芦屋サマーカーニバルの花火ショーの会場としても有名です。

 

 

海、街、山の近接する景観は阪神南ならでは。

 
 
 
(写真提供:高島崚輔(芦屋市長))

 

 

マリンスポーツ施設が豊富

県立海洋体育館や新西宮ヨットハーバーの他にも、臨海部には幅広く、ヨットやカヌー、ウィンドサーフィン、SUP等の拠点となる公共施設、民間施設があります。釣り公園や釣具店も充実しています。

このほど、阪神南県民センターでは、こうした施設情報を含めて、体験会やスクール、イベント情報、関連施設マップ等により、管内のマリンスポーツを更に振興するための特設ページを開設しました。

個人的なことですが、学生時代、琵琶湖で一人乗りディンギー体験したことがあります。帆に風を受け湖面を滑空するかのように艇が走り出したときの爽快感は今も記憶に刻まれています。

未体験の皆さんも特設ページをご覧いただき、マリンスポーツに挑戦してみては如何でしょうか。阪神南の海の景観美とともに人生に新たな一頁が刻まれるかもしれません。


特設ページ「あにあんの海を楽しむ!マリンスポーツ特集」(外部サイトへリンク)

 

令和5年9月に開催された第14回潮芦屋ビーチで開催されたアクアスロン大会の一コマ。多数の小中学生も参加した。

尼崎運河をSUP(スタンドアップパドル)で楽しむ。

 

 

過去のセンター長メッセージ

お問い合わせ

部署名:阪神南県民センター 県民躍動室

電話:06-6481-7641

FAX:06-6481-8148

Eメール:hanshinm_kem@pref.hyogo.lg.jp