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年明けの1月には多くの団体等で新年互礼会などの会が開催されました。参加させていただくなかで、共通して感じたことは、地域の皆さんが、長期間に及ぶ新型コロナウイルス感染症の影響や海外情勢などを背景とする原材料費の高騰、物価高といった状況のなかで、今年が、干支の「うさぎ」からも「飛躍の年」となり、活気ある1年となることを強く期待されていることです。
県では、2月13日から県議会がはじまり、4月からの新年度の予算についても審議が行われます。県民センターとしても、今年度事業の仕上げに向けた取組みと新年度に向けての準備をしっかりと進めていきたいと考えています。
さて、今月は「青少年の育成」について、その取組みを紹介します。
兵庫県では(公財)兵庫県青少年本部が青少年の健全育成に向けて、様々な事業に取り組んでいます。ここ阪神南地域では、阪神南青少年本部が、地域と連携して子どもたちが危険に遭わない環境の整備や様々な体験活動の場の提供を行っています。
まず、「青少年の健全育成を支える地域活動」では、管内各市の関係機関・補導委員・愛護委員・各業界と「青少年育成阪神南地区スクラム会議」を開催して子どもたちを取り巻く環境について意見交換を行っています。
2月23日(木曜日・祝)には、青少年団体が連携し、落語などのステージイベントやお手玉体験、おもちゃ作りなど、子どもたちが楽しめる体験を用意して「阪神南ふれあいフェア」を西宮市市民交流センターで10時~15時30分まで開催しますので、是非、お越しください。
つぎに、「青少年を守り育てる環境づくり」では、SNSに起因する犯罪被害や誹謗中傷などの弊害や有害情報から子どもたちを守るために、携帯電話ショップ、インターネットカフェ、コンビニなど、地域の店舗に指導と協力を依頼しています。また、地元の少年指導員とも連携し、ネット上の有害情報等からの保護や23時以降の青少年の外出禁止、JKビジネス(有害役務営業)に対する規制などにも取り組んでいます。
さらに、「青少年の体験活動の推進」では、小学生スナッグゴルフ大会(西宮カントリー倶楽部)、親子野球観戦(阪神タイガースの応援)、親子アイススケート体験(尼崎スポーツの森)、ピッコロ劇団の「ファミリー劇場鑑賞」の親子体験、バスケットボール観戦(西宮ストークス)といった親子のふれあいを深める事業を実施しています。
親子ふれあい いきいき わくわく 野球観戦 |
親子ふれあい いきいき わくわく アイススケート体験 |
親子演劇鑑賞体験 |
このほかには、婚活をサポートする「ひょうご出会いサポートセンター」の運営も行っています。4月以降にはオンラインでの登録やお見合い、AIによるお見合い相手の紹介が可能となります。(2月中旬から3月末まではシステム改修のため利用ができなくなります。)
青少年本部が運営する安全・安心なシステムなのでご利用いただければと思います。
また、阪神南青少年本部が実施している自主事業は、支援(賛助金)によって行われています。賛助会員への入会についても、よろしくお願いいたします。
阪神南青少年本部ホームページはこちら(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
阪神南青少年本部ホームページ |
最後に、大学生企業見学バスツアーのご案内です。
2月16日(木曜日)に行います。
県内大学・短期大学の学生を対象として、地元の「優良ものづくり企業」を見学するツアーです。
参加費は無料です。
見学企業は、(株)ニプロン、日本製鉄(株)関西製鉄所尼崎地区、三菱電機(株)伊丹製作所、東リ(株)で1社につき20名程度、参加いただけます。
申し込みは、2月10日(金曜日)まで尼崎経営者協会で受け付けていますので、興味のある学生の皆さんは是非ご参加ください。
大学生企業見学バスツアー(PDF:259KB)(別ウィンドウで開きます)
1月の終わりから全国を寒波が襲い、2月に入っても寒い日が続いています。
お体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
阪神南県民センター長 秋山 徹志
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