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2月23日に発表された向こう1か月の天気予報では、西日本の気温も3月に入ると平年と比べて高くなり、一気に春が訪れるとのことでした。
この地域にはさくらの綺麗なところがたくさんあるので今から楽しみです。
今月は、現在、募集している4月からの新年度事業についてご紹介します。
県民センターでは、地域の課題解決や活性化に向けて、尼崎市・西宮市・芦屋市で活動する地域団体が創意工夫し、より良い地域づくりを目指す新たな取組みを対象として、経費の一部を補助する「阪神南ふるさとづくり応援事業」を実施します。
対象とする事業の区分は3つあります。
1つ目は、地域課題の解決につながる取組み・地域の活性化に向けた取組みを支援する「地域活動支援事業」です。
例えば、多世代交流イベント
コミュニティー活性化イベント
避難所ルートづくり
水辺や緑地の保全活動
などが対象となります。
2つ目は、地域のにぎわいを創出し消費喚起を図る地域活性化に資する集客・交流イベントを支援する「地域の魅力発信集客イベント支援事業」です。
例えば、地域の実行委員会が実施する地域産品消費拡大イベント
イベント実行委員会が実施する各種まつり・バル
などが対象となります。
この2つの補助金額の上限は20万円です。
3つ目は、令和5年度に新たに設ける事業区分です。
2025年には大阪・関西万博が開催されます。国内外から2,820万人もの来場者が見込まれており、万博会場から距離的にも近い阪神南地域は、兵庫県を訪れる人々の玄関口となります。
そこで、万博開催に向けて、地域外からの交流を促進するにぎわいづくりを支援して、機運醸成を図る「大阪・関西万博に向けた交流促進支援事業」を新設します。
例えば、阪神南地域で盛んなマリンスポーツによる地域振興イベント
尼崎運河の水辺空間の魅力発信
地域周遊型の現代美術イベント
インバウンド誘客を図る体験型・周遊滞在型プログラム
などが対象となります。
この新設する区分の補助金額の上限は30万円です。
「元気な地域」を創るためには、地域で活動されている皆さんの積極的な取組みが欠かせません。是非、ふるさとづくり応援事業を活用してください。
また、阪神南地域には多くの大学や短期大学があり、兵庫県内でも学生が多い地域です。そこで、新年度においても、この地域の特徴をいかして、大学生が地域の団体や事業者と連携して取り組む地域活性化などにつながる活動を支援します。
次代を担う若い世代の柔軟な発想やチャレンジ精神・行動力は地域を元気にする原動力になります。
そして、学生の皆さんが実践した活動の発表の場として「阪神つながり交流祭」も開催します。地域活性化に向けて活動に取り組んだ学生の皆さんのネットワークが広がる機会となるよう取組みを進めていきます。
阪神つながり交流祭 2022年12月18日 関西学院大学西宮上ケ原キャンパス |
県民センターでは、引き続き、地域で活動する皆さんと一緒に取組みを進めていきますので、どうぞよろしくお願いします。
皆さんに素敵な春が訪れますように。
令和5年3月1日
阪神南県民センター長 秋山 徹志
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