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新年明けましておめでとうございます。
地域の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、旧年中は、兵庫県の施策及び阪神南県民センターが実施します各種事業の実施につきましてもご理解と多大なるご協力をいただき、誠にありがとうございました。
新年を迎え気持ちを新たに「住んでみたい・住んでよかった」と思える地域の実現に向けて、皆さんとともに取組みを進めてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、今年も1月17日をむかえます。
阪神・淡路大震災から今年で28年。年月が経過し、震災を実際に経験された方の数は、人口の半分以下となっています。
「まち」は復興し、様々な開発によって、未来に向けての歩みが進められていますが、地震などの災害が発生した当時の状況や体験など、震災の記憶を伝え、その経験を未来への礎とすることが大切です。
そのため、1月17日には「ひょうご安全の日のつどい」が県下各地で行われます。
HAT神戸では、犠牲者への追悼と、安全・安心な社会づくりへの決意を発信する「1.17のつどい(追悼行事)」が開催されます。尼崎総合庁舎の1階ロビーでは11時50分から12時30分まで、その様子をリアルタイムで放映します。
当日は、この放映以外にも様々な取組みを尼崎総合庁舎で行います。(時間は10時から17時まで)。
その内容を紹介しますと、
・ 避難所体験として、避難所開設時に実際に使われる「間仕切り」や「折りたたみベッド」の展示
・ 過去の災害や避難についての解説やマイ避難カードの作成方法が学べる動画「教えて!コウノトリ博士」の放映(16日~20日)
・ 備蓄食料の配布(先着150食、18日(水曜日)も実施)
・ 災害時にガラスやがれきから足を守るための「新聞紙スリッパの作り方」の紹介
・ あらゆる自然災害に備えるための「フェニックス共済」の紹介
是非、この機会にフェニックス共済についても知ってください。
フェニックス共済は、兵庫県が条例に基づいて実施する安全・安心の制度です。
その一番のメリットは、建物の築年数や建物の構造、建っている場所などにかかわらず、定額負担で同一の保障が受けられることです。海や川、山に近いなど高潮や河川氾濫といった水害や土砂災害へのリスクが高い場合、加入いただくメリットは特に大きくなります。ご自身でもハザードマップなどにより、今一度、お住まいの場所の状況をご確認の上でご検討いただければと思います。
・ また、ご家庭で余っている食品を無駄にせず、福祉団体等を通じて福祉施設や生活困窮者等に配布する「フードドライブ」を1月17日(火曜日)、18日(水曜日)に行います。ご協力をよろしくお願いいたします。
兵庫県で新型コロナウイルス感染症の発生が確認されて、間もなく3年になります。新規感染者数は増加傾向が続いています。コロナ対応と社会経済活動を両立させるため、基本的な感染対策の徹底と積極的なワクチン接種についても、よろしくお願いいたします。
寒さも厳しくなってきました。どうぞ、お体にお気をつけてお過ごしください。
皆さまにとって本年が素晴らしい一年となりますように。
阪神南県民センター長 秋山 徹志
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