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更新日:2020年12月11日

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令和2年度第1回県民モニターアンケート調査結果

令和2年度第1回県民モニターアンケート調査「介護に関する意識」の調査結果を掲載しています。

調査概要

  1. 調査テーマ:「介護に関する意識」
  2. 調査対象者:県民モニター2,192名(令和2年7月7日時点での登録者)
  3. 調査期間:令和2年7月7日(火曜日)~7月21日(火曜日)[15日間]
  4. 調査方法:インターネットを利用し県ホームページ上のアンケートフォームに入力
  5. 回答者数:1,732人(回答率79.0%)

調査結果の概要

県民モニター調査結果概要
項目 結果概要
介護をした(受けた)経験[Q1] 介護をしたり受けたりした経験がある人は前回調査(H29)より13.2ポイント上昇し48.3%となり、どちらも経験がない人(51.7%)とほぼ同数になった。経験がある人は、男性、女性ともに上昇しており、男性(46.5%)より女性(50.0%)が多いが、その差は大きくない(3.5ポイント)。
介護で不安に感じること[Q2] 「身体的な負担が大きいこと(71.9%)」が最も多く、次いで「介護がいつまで続くかわからないこと(67.8%)」。前回1位の「金銭の負担が大きいこと」は、今回13.7ポイント減少の63.0%で3位となった。
「介護がいつまで続くかわからないこと」は介護経験ありの方が多く、「金銭の負担が大きいこと」は介護経験なしの方が多い。

介護が必要な状態にならないために大切だと思うこと[Q3]

「十分な休養や睡眠(78.6%)」が前回と同様に最も多く、前回第4位の「スポーツや散歩などの適度な運動」が7.9ポイント増の77.6%で第2位、以下、「栄養バランスのとれた食事(74.2%)」、「規則正しい生活(72.8%)」となった。
自分自身や家族に望む介護[Q4] 自分自身が望むのは、「家族に依存せずに生活できるような介護サービスがあれば自宅での介護(40.6%)」が最も多く、続いて「自宅での家族と外部の介護サービスによる介護(21.1%)」となった。一方、家族に対する介護では、後者(43.4%)が最も多く、次いで前者(21.9%)となっており、前回と同様、自分と家族とでは傾向が異なる。
住んでいる地域での介護の安心感[Q5] 「どちらともいえない(43.0%)」が最も多い。「安心感がある」「どちらかといえば安心感がある」を合わせた『安心感がある』の合計は38.2%で『安心感がない』の合計18.7%との2倍となっている。
『安心感がある』の合計について、地域別では、各地域とも概ね3~4割となっている。属性別では、女性(34.6%)より男性(42.2%)、介護経験なし(34.5%)より介護経験あり(42.1%)の方が高くなっている。
介護保険料とサービス水準[Q6] 「保険料も介護サービスも現状程度でよい(32.6%)」が前回より5.5ポイント増加して最も多くなり、前回最多だった「保険料が高くなってもいいから、介護サービスを充実してほしい(22.5%)」を上回っている。「介護経験あり」でその傾向は大きくなっている。▼「わからない」は3割を占めているが、「介護経験なし(38.9%)」では4割程度と、「介護経験あり(22.0%)」を大きく上回っている。
働きたいと思う上限年齢[Q7] 「60~65歳(29.3%)」が最も多く、次いで「66~70歳(23.2%)」、「71歳~75歳(13.2%)」となった。
その年齢まで働きたい(働いていた)理由は「社会とのつながりが欲しいから(26.1%)」が最も多く、次いで「経済的にゆとりある生活を送りたいから(21.2%)」「働き続けないと生活費が足りないから(15.2%)」となった。
介護の仕事へのイメージ[Q8] 「体力的に大変な仕事である(79.4%)」が最も多く、次いで「精神的に大変な仕事である(62.0%)」「仕事の内容に見合った収入が得られない(53.4%)」となった。
地域で自分らしく暮らしていくための活動[Q9] 活動している団体や行事等は「町内会の活動(45.5%)」が最も多く、次いで「趣味のサークル(38.7%)」「体操など健康づくりの会(37.6%)」「老人会(37.5%)」となった。
参加している(したい)ものについては、「町内会の活動(26.6%)」が最も多く、続いて「高齢者大学・生涯学習講座(22.1%)」「趣味のサークル(21.7%)」となった。
60代以上では、認知度、参加度ともに全世代平均より概ね高くなっている。
高齢者が地域で自立して暮らすために必要な支援[Q10] 「介護サービス(訪問介護、デイサービス、ショートステイ等)(59.6%)」が最も多く、次いで「買い物支援(宅配・移動販売)(48.8%)」「移動(外出)支援(43.7%)」となった。
高齢者の支え合い活動への参加希望[Q11] 「参加したい(9.5%)」と「どちらかといえば参加したい(31.2%)」を合わせた『参加したい』の合計は40.7%と、前回46.9%を下回っている。介護経験のある人は46.5%で、介護経験なし(35.3%)を10ポイント上回っている。
人生の最終段階の過ごし方[Q12] 過ごし方を、「自分で考えている(32.4%)」や「家族と話し合っている(15.2%)」など意識している人は56.7%、一方、「何もして(考えて)いない(40.6%)」人も4割を占めている。意識している人は、介護経験ありで68.0%と介護経験なし(46.2%)を大きく上回っている。過ごしたい場所については「自宅」が5割(50.2%)を占めている。

 

(注)調査は、公募によってモニターになっていただいた方々に対して、兵庫県政に関する特定のテーマについてアンケートを行ったものです。無作為で抽出した方を対象とした統計調査ではありません。

(注)詳細な結果については、下部の関連資料をご覧ください。

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