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下水道・主要施策の概要
(1)流域下水道事業の推進
- ア)猪名川流域下水道
猪名川流域下水道は、昭和41年4月に供用開始していた豊中市単独公共下水道を流域下水道としたもので、大阪府と共同で順次整備を進め、令和3年度末現在で425,500m3/日(うち兵庫県分223,560m3/日)の処理能力を有しています。
また、平成8年度から大阪湾のより良好な水環境の保全・創造を図るため、窒素及びリンも除去できる高度処理施設の整備に取り組んでいます。
- イ)武庫川上流流域下水道
武庫川上流流域下水道は昭和60年5月に供用開始し、その後も引続き整備を進め、令和3年度末現在で100,000m3/日の処理能力を有しています。
処理方法は、下流の水道原水に配慮し、当初から標準活性汚泥法に加えて急速ろ過処理を行っていましたが、放流水の窒素削減を図るため、平成2年度に窒素も除去出来る高度処理方法に計画変更し、平成11年10月に全系列の高度処理化が完了しました。
- ウ)武庫川下流流域下水道
武庫川下流流域下水道は昭和51年10月に供用開始し、その後も引き続き整備を進め、令和3年度末現在で357,000m3/日の処理能力を有しています。
本流域下水道は、合流区域を有しており、雨天時汚水の放流負荷を削減させることを目的とした雨水沈殿地の整備を進め、平成13年度末に全系列が完成しました。
さらに、大阪湾の良好な水環境の保全・創造を図るため、平成15年度に窒素も除去できる高度処理方法に計画変更し、高度処理化に取り組んでいます。
また、夏場晴天時の電力需