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第10期北播磨地域ビジョン委員会の活動が令和4年3月で終了するにあたり、専門委員の方を招き、これまでの活動について意見交換を行う全体会を開催しました。
まず初めに、新ビジョン「北播磨地域ビジョン2050」についての説明があり、その後2年間の分科会活動を振り返り、感想やご意見など、意見交換を行いました。令和2年4月にスタートした第10期北播磨地域ビジョン委員会の活動は、最初からコロナ禍で先が見えない状況で活動が制限されていましたが、工夫を凝らして様々な取組を展開し、過去の活動と遜色ない充実した実践活動となりました。
全体会の様子 |
開会挨拶(山本委員長) |
田中専門員 |
奥村専門員 |
専門員からのコメント |
意見交換の様子 |
10月から6回シリーズで開催してきた郷土歴史セミナーの最終回である小野市編を「小野市立好古館」で、講師を館長の石野茂三氏と学芸員の藤原友子氏にお願いして開催しました。
まず初めに、幕末から平成までのひな飾りなど、約78組650体を豪華絢爛に展示してある企画展「県下最大のビッグひなまつり」を案内していただき、一堂に飾られる内裏雛や段飾り、御殿飾りを堪能しました。次に、ちゃぶ台や食器、調理道具、また炊飯ジャーなどの昭和レトロな家電を紹介した企画展「ザ・昭和のくらし1.-懐かしい台所風景ー」を解説していただきながら見学しました。子どもたちにとっては物珍しい昭和時代の面影が残る食卓も、年配の方からは懐かしいとの声が聞けました。
その後、好古館が貸し出しているひな人形が店頭に並ぶ小野商店街で「小野藩陣屋町のひなめぐり」を行いました。江戸時代の初めに小野藩陣屋町として建設された歴史と伝統のある小野商店街は、約800メートルの規模でそのままの姿で残っており、皆さん陣屋のまちの面影を訪ねながらひなめぐりを楽しまれていました。
北播磨郷土歴史セミナーは郷土の歴史を伝承するため、北播磨地域各市町の歴史資料館等の方の協力を得て開催することが出来ました。そして、延べ143名の方の参加があり、北播磨の郷土の歴史と魅力を堪能できるセミナーとなりました。
「北播磨おもいやり帳」は、北播磨地域で生活する外国人の方が、災害時に安全に避難したり、大切な命を守ることができるようにという思いで作成した、日本人とのコミュニケーションツールです。A4サイズの用紙1枚に、災害時などに役立つ16の情報が「やさしい日本語」で記載してあり、折りたたむと運転免許証よりも少し小さい、携帯しやすい16ページのおもいやり帳になります。
多くの外国人に活用していただくために、北播磨地域内の国際交流協会や多可町生涯学習課の職員の方々と意見交換を行いました。また、どこの国の方にも対応できるよう、言語は「やさしい日本語」で記載し、「やさしい日本語」については『入門・やさしい日本語』認定講師の栗山こまよさんに協力いただきました。
生活の絆が深まる分科会のビジョン委員と多くの方々の思いの詰まった「北播磨おもいやり帳」が、外国人と日本人とのコミュニケーションツールとして活用され、お互いの結びつきが深まることを願います。
ダウンロードは下記からお願いします。
「おもいやり帳」表面 |
「おもいやり帳」裏面 |
「おもいやり帳」完成 |
文化が花開く分科会は、北播磨地域が「芸術・文化を暮らしに活かせる地域」になることをめざして色々な取り組みをしています。
この本は、「伝統文化」をどうすれば未来の子どもたちに残すことができるかを考えて作りました。各地で昔から行われている祭りは、子どものころから親しみ、そして楽しみにしてきた文化です。その大切な祭りを、未来の子どもたちにつないでいきたいという思いで、各市町から5個ずつ選定し、ビジョン委員が描いた水彩画を挿絵にして、心を込めて1冊にまとめたものです。
郷土歴史セミナーの第5回目・三木市編を「三木市立みき歴史資料館」で開催しました。
まず初めに、講師の金松誠氏に「秀吉の播磨攻めと城郭」と題し、戦国時代の三木城主・別所長治と羽柴秀吉を大将とする織田信長方との間で争われた三木合戦について講演していただきました。その後、みき歴史資料館で特別展示中の兵庫県立歴史博物館所蔵資料を紹介する巡回展「”ひょうご五国”歴史文化キャラバン」を解説していただきながら見学しました。
最後に金松氏の解説で三木城跡を散策しました。参加者から、地元に住んでいて小さい頃から何度も城跡に来ているが、説明してもらえないと気づけない事がたくさんあったという声が聞けました。また、解説してもらうといつもと違う見方が出来て視野が広がったという感想もいただきました。
いよいよ次回が最終の郷土歴史セミナーで、3月13日日曜日開催の小野市編「県下最大ビッグひなまつり」です。
オンラインおはなし会を開催しました。前半は、京都にある鈴木形成外科の院長の鈴木晴恵先生に「健康長寿のための最良の食事とは?」と題しご講演いただきました。後半は、一般社団法人Lauai代表理事の西村芳子さんと、加東市の古民家シェアハウスを運営さている牛飼勇太さんも交えて「北播磨の食と職を考える」と題し、豊かな北播磨の自然を活かしていくにはどうすればいいのか?人々の暮らしに必要な食を、職として発展させていくためのヒント等についてトークセッションを行いました。
オミクロン株の感染急拡大のため、当初計画していた「北播磨の食材を味わいながら、未来を考えるおはなし会」から大幅な変更となり、不安一杯で開催しましたが、66名もの方に参加いただき大変有意義なおはなし会になりました。おはなし会の中で先生が「食べ物によって人生が変わる」と話されました。体に良い食べ物は何かをしっかり見極め、皆様が毎日の食事を通して『健康で豊かな人生』を過ごされることを願います。
令和2年秋に発足した北播磨地域ビジョン委員会有志による北播磨郷土料理プロジェクトチームが取り組んできました、北播磨の郷土料理と特産品を使ったメニューのレシピブック「北播磨郷土料理レシピブック」が完成しました。
北播磨の穏やかな風土が生み出した農産物や、それを生かした郷土の味を次世代に継承するため、四季折々の料理と播州百日どりや山田錦の特産品を使った新たな料理のレシピブックになっており、北播磨の恵みを楽しめる1冊です。
終了しました。ご応募ありがとうございました。
新型コロナウイルス感染拡大のため「オンライン(zoom)お話会」に変更しました。
日時:令和4年2月13日(日曜日)10時~12時 zoom受付開始:9時45分~ 内容:
申込締切:令和4年2月9日(水曜日) 申込方法:下記のフォームからお申込みください。 |
「第10期北播磨地域ビジョン活動報告会」を小野市うるおい交流館エクラにて開催しました。
(新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、当初予定していました「北播磨地域ビジョンフェスタ&ファミリーコンサート~北播磨ええとこやで~」は中止し、活動報告会のみを感染防止に留意しながら開催しました。)
まずはじめに、新ビジョン(案)の「ひょうごビジョン2050(案)」について坂本兵庫県参事から説明がありました。続いて「北播磨地域ビジョン2050(案)」の説明の後、各分科会ごとに活動報告を行い、最後に郷土料理プロジェクトチームによる「郷土料理と特産品を使ったレシピブック」完成の報告がありました。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため活動が制限されるなかで、活発な活動はできませんでしたが、委員の皆さんの活動報告には熱い思いがあふれていました。
活動報告会の様子は「北播磨県民局北播磨channel」で配信しています。
「北播磨県民局北播磨channel」はこちらから(外部サイトへリンク)
坂本兵庫県参事の説明 |
交流分科会 |
生活分科会 |
文化分科会 |
環境分科会 |
産業分科会 |
料理プロジェクトチーム |
全体総括(田中専門委員) |
郷土歴史セミナーの第4回目・多可町編を「伊勢和山 極楽寺」で実施しました。まず初めに、講師の安平勝利氏(那珂ふれあい館長)に「三つの文化の発祥の町」~杉原紙・敬老の日・山田錦~についてお話いただきました。その後、極楽寺のお坊さんのご指導による「座禅体験」をしました。
座学では多可町が、900年以上の歴史を持つ手すき和紙「杉原紙」、国民の祝日「敬老の日」、酒米の最高峰「山田錦」と、三つもの文化の発祥のまちである事に驚き、また日本独自の文化に大きな影響を与えていたことに感心していました。それから座禅をするのは初めてという方が多かったのですが、丁寧に作法を教えていただいたので、子供から年配の方まで皆さん心を無にして体験できました。終わった後は「気分がすっきりした。」「気持ちが良い。貴重な体験ができた。」と好評でした。
次回は2月20日日曜日開催の三木市編「秀吉の播磨攻めと城郭」です。
新型コロナウイルス感染拡大のため、開催を中止とさせていただきます。
楽しみにしておられた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【令和4年1月21日】
北播磨地域ビジョン委員会の活動報告と北播磨ゆかりの音楽家によるコンサートを開催します。 日時:令和4年1月29日(土曜日)11時45分~16時00分 場所:小野市うるおい交流館エクラ ハートフルサロン 内容:第1部<ビジョンフェスタ> |
郷土歴史セミナーの第3回目・加西市編を、加西市教育委員会の皆さんの協力を得て開催しました。まず午前の部では、加西市健康福祉会館で講師の萩原康仁氏に「播磨国風土記と石の文化について」講演していただいた後、玉丘古墳を見学しました。小学生から年配の方まで幅広い年齢層の方が参加していましたが、分かりやすく丁寧に説明していただいたので、たくさんの質問が飛び交う活気のあるセミナーになりました。
午後の部は2コースに分かれて、講師の小川真理子氏の指導で「粘土で『埴輪』づくり」と、萩原氏が案内のハイキング「播磨国風土記と玉野村を巡る」を実施しました。小学生は玉丘史跡公園内で思い思いの形の埴輪を作成し、大人は石碑や板碑など玉野村の魅力を楽しみながらハイキングしました。一日に渡るセミナーでほとんどが野外での活動でしたが、皆さん楽しんで参加されていました。
次回は1月23日日曜日開催の多可町編「三つの文化の発祥のまち」~杉原紙・敬老の日・山田錦~です。
午前の部・萩原氏の講演 |
午前の部・玉丘古墳見学 |
午後の部・埴輪づくり1 |
午後の部・埴輪づくり2 |
午後の部・ハイキング1 |
午後の部・ハイキング2 |
4月に開催を予定していましたが、緊急事態宣言発令のため中止になっていた「地域を学ぶ講座『子午線物語』」を、子午線研究家の吉野健一氏をお招きして、子午線とは何か?日本のへそ「西脇」等について講演していただきました。
交流分科会は、令和2年度の活動方針を「子午線物語」と称し、標準時子午線東経135度を軸にその周辺の魅力を発信する活動を展開しました。その集大成として東経135度と北緯35度の交わる日本のへそにある「にしわき経緯度地球科学館『テラ・ドーム』」で、吉野氏に講演していたくことが出来て、皆さん感慨深く思っていました。
子午線研究家・吉野健一氏 |
交流分科会長の挨拶 |
日本のへそモニュメント見学 |
郷土歴史セミナーの第2回目・加東市編を「加古川流域滝野歴史民俗資料館」で実施しました。まず初めに講師の藤原光平氏(加東市教育委員会)に館内を案内してもらいながら加古川流域の歴史について説明していただき、その後滝野公民館に移動し、陶芸の先生の指導で「高瀬舟の花器」づくりを行いました。
資料館には、江戸期から大正期まで続いた加古川を往来した高瀬舟や舟運に関する資料を中心に、その流域の経済や文化の資料や道具を展示してあり、100年前までは加古川と人々の生活がとても深く関わっていた事を知り、皆さん感心されていました。また、今回のセミナーには多くの小学生が参加していましたが、展示物の見えやすいところに小学生を集めてから分かりやすく丁寧に説明してもらった事が良かったという感想が聞けました。その後の高瀬舟を模した花器づくりも皆さん熱心に取り組んでいました。次回は12月5日日曜日開催の加西市編「播磨国風土記と石の文化について」です。
北播磨地域の各市町の歴史資料館等の協力を得て6回シリーズで開催する郷土歴史セミナーの第1回目・西脇市編を「西脇市郷土資料館」で実施しました。まず初めに講師の菅澤敏弘氏(西脇市郷土資料館)から西脇市の歴史と文化財についてお話いただき、その後資料館内を案内していただきました。そして午後からは希望者を対象に、兵庫県下では最も早く陶器の生産を行った窯跡がある「西脇市立緑風台古窯陶芸館」を案内していただきました。
西脇市が播州織で栄える前は陶器の生産が盛んだった事や、市内初の国重要文化財に指定される西脇小学校は、昭和初期の木造学校建築の典型的な姿を良好に維持しながら耐震補強やバリアフリー化などの機能強化も実施して現役で使用されている事など、自分が住んでいる地域の事でも意外と知らなかった事がたくさんあって良かったと言う感想が聞けました。また子供たちには「飛び出す絵本づくり」が好評で、それぞれきれいに色を塗って絵本を作っていました。次回は11月20日土曜日開催の加東市編「加古川流域の歴史について」です。
生活分科会では、日常生活や災害時での困り事を中心に、外国人がスムーズにコミュニケーションが図れるよう、「おもいやりカード」を作製しています。現在作製中のカードが外国人の需要にあっているか見ていただきアドバイスを伺うため、北播磨地域の国際交流協会の方々と意見交換会を行いました。
国際交流協会の皆さんからは記載内容はもちろん、市町別にあったらいいと思う言語の提案や、携帯しやすいカードの大きさや紙質等細部までたくさんの意見やアドバイスをいただきました。これらの意見をもとに実際に外国人が困った時に使ってもらえる「おもいやりカード」を作製していきます。
昨年の8月に続き2回目の「あびき湿原観察会」を、保存会代表の山下さんの案内で行いました。
あびき湿原は加西市の南東部にある兵庫県最大規模の湿原です。他では見られない絶滅危惧種や希少種の宝庫で、地域住民を中心にボランティアによる保全活動が活発に行われています。また、地元の小学生がギフチョウの幼虫の食草・ヒメカンアオイを育てて湿原に移植するなど、貴重な生態系を着実に将来に伝えるための様々な取組みが行われているという話も興味深く聞きました。観察会で撮影したトンボの写真に、兵庫県の絶滅危惧種(レッドリスト)に記載されている「ニホンアカガエル」が撮れていて参加者は感動していました。
観察会を終え、私たちも自然保全活動に出来ることから取り組んでいきたいという感想でした。山下さんから、ハッチョウトンボやギフチョウが舞い、ササユリやノハナショウブなどの草花が乱立するあびきの湿原もぜひ見て欲しいと言われたので、次回は6月に観察会を行う予定です。
観察会の様子 |
ニホンアカガエル |
キセルアザミ |
ヒメカンアオイ |
終了しました。ご応募ありがとうございました。
郷土の歴史を伝承するため、各市町の歴史資料館等の協力を得て、郷土歴史セミナーと体験学習を6回シリーズで開催します。小学生も参加できる内容です。ぜひご参加ください。 日時:令和3年10月30日(土曜日)9時30分~12時00分 ほか計6回 場所:西脇市郷土資料館 ほか6か所 募集人数:各回30名(先着順) 小野市、加西市の体験は下記のチラシをご覧ください 申込方法:下記の参加申込書に必要事項を記入のうえ、各回の申込締切日までに、郵送、FAXによりお申し込みください。 |
終了しました。ご応募ありがとうございました。
日本の時刻の基準となる「日本標準時子午線(東経135度線)」が、北播磨地域を縦断しています。 日時:令和3年11月23日(火曜日・祝日)10時30分~12時00分 (受付10時00分~) 場所:にしわき緯経度地球科学館「テラドーム」研修室 定員:25名(先着順) 申込締切:11月12日(金曜日)定員に達し次第締め切ります。 申込方法:下記の入力フォームからお申し込みください。 |
昨年12月の「冬メニュー」から始まった北播磨郷土料理レシピ本の撮影ですが、今回はいよいよ最終の「秋レシピ」と「黒田庄和牛レシピ」で、テストキッチンが9月15日に、写真撮影が9月22日に行われました。
秋の郷土料理は「シメ鯖寿司」「焼き鯖寿司」「けんちん汁」です。頭から尻尾までまるごと一匹でつくる「シメ鯖寿司」は時間と手間がかかりますが、北播磨の秋祭りには欠かせない料理です。それともう少し手軽につくれる鯖寿司として「焼き鯖寿司」もつくりました。
秋の特産品料理には、加西市産のにんにく「ハリマ王」のフライドガーリックと、小野市産のいちじく「おのこまち」を使ったフリッターをつくりました。いちじくは、ぶどうと一緒にドライフルーツにもしてみました。
そして黒田庄和牛レシピは、皆さんにぜひ黒田庄和牛和牛のおいしさを知っていただきたいので、手軽に購入しやすい黒田庄和牛のミンチ肉を使った「フライガーリック入り肉みそ」と「金ゴマ肉団子」にしました。それと「金ゴマ肉団子」を使ったアレンジメニューとして、スープ、サラダ、甘酢炒めもつくりました。
北播磨郷土料理レシピブック作成チームの思いが詰まった料理が、どんなレシピ本に仕上がるのか楽しみです。
テストキッチン(9月15日) |
写真撮影(9月22日) |
シメ鯖寿司 |
焼き鯖寿司 |
けんちん汁 |
いちじくのフリッター |
黒田庄和牛の金ゴマ肉団子 |
金ゴマ肉団子のスープとサラダ |
安全、安心な有機肥料「HYS低温発酵有機資材·保田ぼかし」の学習、実践活動を通じて、有機農業の普及と安全・安心な農産物の魅力の発信に努めている元気な産業が興る分科会では、これから植え付ける冬野菜用の保田ぼかしを作りました。
保田ぼかしは、神戸大学名誉教授 保田 茂先生が提唱されるぼかし肥料で、材料の肥料を混ぜ、密閉して熟成させます。今回は分科会長の農業倉庫でご家族の協力も得て作業しました。機械を使用すると肥料を混ぜる作業はとても簡単で感動したが、袋に入れてからカビが生えないように空気をできるだけ押し出して密封する作業では悪戦苦闘しました。夏なら4週間、冬なら2ケ月で熟成して完成するので、自分で作った保田ぼかしで冬野菜を作るのを楽しみにしています。
材料の肥料 |
肥料を混ぜる |
機械を使い肥料を混ぜる |
空気を抜き密封する |
交流が拡がる分科会では、加西市の「北条鉄道」を題材に、地域の関連団体等へイベント企画を提案・開催し、都市との交流拡大を図る活動をしています。その一環として加西市役所の方に案内していただき、鶉野飛行場跡を見学しました。
鶉野飛行場跡は、太平洋戦争が悪化しはじめた頃、優秀なパイロットを養成するため、昭和18年に完成した長さ約1,200メートルの旧日本軍の飛行場跡です。航空隊には17歳から25歳までの若者が全国から集められ、ここで30時間の飛行訓練を受けた後、各航空隊へと散っていきました。
現在の北条鉄道「法華口駅」は、かって海軍航空隊の入り口駅でした。当時に思いをはせながら、飛行場の周辺の防空豪の跡など生々しい戦争の爪痕が見られる貴重な施設を巡りました。
紫電改実物大模型 |
巨大防空壕シアター |
鶉野平和祈念の碑苑 |
北条電鉄「法華口駅」に続く道 |
8月11日にテストキッチンを、8月18日にレシピブックの写真撮影を行いました。
今回は北播磨特産の酒米「山田錦」の米粉を使った料理で、「フォー」「肉まん」「ぎょうざ」の三品です。
「フォー」はベトナム料理で用いられるライスヌードルで、日本では生麺が手に入りにくいため乾麺が多いですが、ビジョン委員が山田錦の米粉を使い手打ちで作った生麺を使っています。モチモチ食感でスープがよく絡んだフォーはのど越しもよく、乳児にも好評で「離乳食にいいかも!」と言うお母さんの声も聞けました。
テストキッチン(8月11日) |
写真撮影(8月18日) |
山田錦米粉の手打ち「フォー」 |
「フォー」完成 |
西脇市杉原川の豊川橋から蓬莱橋間の両岸でプラごみ調査を行いました。橋の上から見た感じではゴミは少なそうでしたが、川岸に降りてみると結構多くのごみがあり、中には工事用ゴムマットのような大きなゴミもあってびっくりしました。レジ袋などは原型を残さずに木に引っ掛ったものが多かったので、おそらく上流から流れてきたものだと思われます。これからも杉原川と同じ加古川流域の上流と下流でも調査をしていく予定です。
7月7日に夏メニューのテストキッチンを、7月14日にレシピブックの写真撮影を行いました。
作成チームが夏メニューに選んだ一品目は、鮎を使った「鮎ごはん」と「鮎の甘露煮」です。地元加東市の闘竜灘は毎年5月1日に日本一早く鮎漁が解禁されることで有名です。
二品目は、金物のまち三木市でその昔、鍛冶屋職人が夏場のスタミナ料理として愛した郷土料理の「鍛冶屋鍋」。具材にむかし明石の行商が売り歩いていたという明石の真ダコとナスを使用し、器に「鍛冶屋鉄鍋」といわれる特注の鍛冶屋鍋を使用しています。今回は昔ながらの「鍛冶屋鍋」を少しアレンジしてみて、締めにそうめんを入れたり、リゾットにしても食べられるお得なレシピです。
三品目は、果肉が大きくて分厚く、やわらかく甘みがあり、種が少なくて食べやすい地元特産品の万願寺とうがらしを使った「万願寺とうがらしの彩りマリネ」です。鮮やかな彩りが食欲をそそります。
最後は、地元特産のぶどうを使った「ぶどうタルト」。北播磨では、ゴールデンベリーA・藤稔・ブラックビートなど数多くの品種のぶどうが栽培されているので、自分の好みの品種で作るのも楽しみの一つです。
撮影も残すところ山田錦レシピと秋メニューの2回。作成チームの皆さんも慣れてきて和気あいあいと料理、撮影されていました。
テストキッチン(7月7日) |
写真撮影(7月14日) |
「鍛冶屋鍋」のアレンジレシピ |
夏のメニュー |
12月5日(日曜日)に加西市で開催する郷土歴史セミナーの下見会を行いました。加西市教育委員会の方のガイドで「播磨国風土記の玉野村を巡る」ハイキングコース約4kmを歩きました。当日は天気が良く暑い日でしたが、板碑の設置されている木陰や疎水は爽やかな風が吹き、ココロ癒されながら古代歴史のロマン漂う玉野村を巡りました。
「文化が花開く分科会」では、北播磨地域の各市町の歴史資料館等の協力を得て郷土歴史セミナーと体験学習を6回シリーズとして開催します。そこで、10月30日(土曜日)に西脇市で開催する郷土歴史セミナーの下見会を「西脇市郷土資料館」で行いました。資料館には県下有数の量や質の資料が収集してあり、興味深く見学しました。
日本の時刻の基準となる「日本標準時子午線(東経135度線)」が、北播磨地域を縦断しています。 日時:令和3年4月25日(日曜日)10時30分~12時00分 (受付10時00分~) 場所:にしわき緯経度地球科学館「テラドーム」研修室 定員:30名(先着順) 申込締切:4月12日(月曜日)定員に達し次第締め切ります。 申込方法:下記の入力フォームからお申し込みください。 |
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