「震災資料のメッセージ」は、人と防災未来センターに寄贈された一次資料(震災当時に被災したり、使用されたりした現物)を紹介するスポット展示です。今回は「ビデオがつなぐ、被災の記録」をテーマに、阪神・淡路大震災当時に普及していた家庭用撮影機器、映像による被災地記録に焦点をあてます。
1 期間
2023年8月1日(火曜日)~2024年1月28日(日曜日)
2 展示場所
阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター 西館3階(有料ゾーン)
3 展示の趣旨
1995年に発生した阪神・淡路大震災では、テレビが連日、現場の様子を報道しました。被災地の人々も、自らビデオカメラを手に取り、近隣の状況を映像で記録しています。モノとしての存在が消えつつあるビデオテープには、被災地で流れた時間、人々の見つめた風景、撮影者の視線や行動が刻まれています。これらを後世に残すため資料室で継続的に行ってきた(モノからコンテンツへの)変換作業についてもあわせて紹介します。
4 展示資料
壊れたビデオカメラ一式(資料番号:1200883-001003)ほか
5 その他
展示の詳細については、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター資料室までお問合せください。
https://www.dri.ne.jp/material/room/guide/