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高齢者消費者被害防止キャンペーンの実施

2023年8月31日

担当部署名/県民生活部県民躍動課消費政策班  直通電話/078-362-3393(内線2786)

令和4年度に、県内の消費生活相談窓口に寄せられた相談の総件数は49,046件と前年度(2021年度)47,219件から3.9%増加しました。
消費者トラブルを示す苦情相談件数は42,831件と、前年度(40,943件)比4.6%増と5年連続で4万件を超えています。
苦情相談における契約当事者の年代の割合をみると、60歳以上が全体の40.5%、70歳以上は25.6%を占め、消費者トラブルに占める高齢者の割合は高くなっています。

なかでも「定期購入」の苦情相談件数は4,839件と前年度(2,997件)の1.6倍となり、商品別では「化粧品」が3,386件と前年度(1,770件)比1.9倍に急増、年代別では50~70歳代が3,193件と前年度(1,701件)の1.9倍に増加しています。
また、インターネット利用の増加の影響を受けネット通販の苦情(13,857件)も多く、ネット検索、SNS、電子メールがきっかけとなる消費者トラブルの割合は依然として高い状況にあります。

兵庫県と県内の市町では、高齢者を悪質商法の被害者にさせないために、高齢者保健福祉月間である9月に、「高齢者消費者被害防止キャンペーン」として、悪質商法の手口や相談窓口を知っていただくための、セミナー、パネル展示などを、県内各地で集中的に開催します。

1 高齢者消費者被害防止キャンペーン
県・町町実施事業
別紙のとおり(セミナー:13カ所、出前講座:17カ所、啓発活動:44カ所、展示:2カ所)

2 高齢者に多い消費者トラブルの事例(県立消費生活総合センター作成)
(ひょうご消費者トラブル情報等)
・緊急のロードサービスで高額請求!
・「お試し購入」の化粧品で皮膚障害?
・鍵開けで高額請求された!

(高齢者向けリーフレット)
R4年度版「こんな手口に気をつけて!」

3 問合せ先
兵庫県県民生活部県民躍動課消費政策班
TEL:078-362-3393
FAX:078-362-3908