ホーム > 2023年9月記者発表資料 > 生活協同組合コープこうべが「全国育樹活動コンクール林野庁長官賞」を受賞

ここから本文です。

生活協同組合コープこうべが「全国育樹活動コンクール林野庁長官賞」を受賞

2023年9月8日

担当部署名/農林水産部治山課森づくり普及班  直通電話/078-362-3613(内線4218)

生活協同組合コープこうべ(神戸市)は、平成20年5月に本県等と締結した「企業の森づくり活動への取り組みに関する協定」にもとづき、西宮市越水地区の里山林(2.5ha)を「コープの森・社家郷山(しゃけごうやま)」と名付け、育樹活動に取り組んでいます。
この度、これらの功績が評価され、公益社団法人国土緑化推進機構主催の令和5年度「全国育樹活動コンクール」において林野庁長官賞を受賞されました。
なお、表彰式は、11月11日(土曜日)及び12日(日曜日)に茨城県で開催される第46回全国育樹祭で行われる予定です。

1 生活協同組合コープこうべの取組概要
・学識経験者の助言のもと、侵入が進む照葉樹を除伐してコナラ等で構成された豊かな夏緑樹林へと再生させる育樹活動に15年にわたり取り組んでいる。
・社内SNSを通じて職員に呼びかけ、月1回程度の頻度で計220回、延べ1,447人が自発的に育樹活動に参加している。
・また、組合員(一般消費者)向けに体験イベントを主催し、延べ11,584人の参加を得たほか、組合員(一般消費者)の自主活動グループによる活動を積極的に支援して合同企画を開催するなど、育樹活動の普及にも注力している。
・定期的に植生や希少種の生息状況等を調査しており、種の多様性を整備前と比較するなど育樹の効果を科学的に検証しているほか、活動エリアごとに森林整備目標を定めて育樹の計画を策定するなど、模範的な取り組みが行なわれている。

2 全国育樹活動コンクールについて
森林及び樹木の保護・保育の推進は、国土の緑化を進めるうえで極めて重要であることから、地域の育樹活動などで顕著な実績をあげた団体等を表彰する公益社団法人国土緑化推進機構主催のコンクールである。

3 本県における過去の受賞状況
平成元年度以降、農林水産大臣賞を3団体、林野庁長官賞を1団体、国土緑化推進機構理事長賞を15団体が受賞している。

農林水産大臣賞
平成17年度 三田里山どんぐりくらぶ(三田市)
平成19年度 NPO法人ひょうご森の倶楽部(神戸市)
平成28年度 こうべ森の学校(神戸市)