更新日:2023年11月1日

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杉原紙

兵庫県の中央部多可町で今日でも昔ながらの技術技法ですかれている手すき和紙「杉原紙」は、奈良時代の「播磨紙の系統を引く和紙と推定されています。かつては日本で1、2位を競うほどの生産量を誇っていました。当時は、祝儀贈答の品物として珍重され、鎌倉時代には幕府の公用紙に用いられました。室町時代の中ごろからは一般にも使われるようになり、証書や手紙などの大切な紙として愛用され、江戸時代には浮世絵・版画にも用いられていました。
大正末にいったん途絶えましたが、昭和45年(1970年)に昔ながらの技術技法が再現され、今日では書道用和紙やカラフルな民芸紙類をすいており、多くの愛好家の間で好評を博しています。
 

指定年月日 平成5年(1993年)3月19日

製造者 多可町立杉原紙研究所
連絡先 〒679-1322 多可郡多可町加美区鳥羽768-46
電話 0795-36-0080
FAX 0795-36-0080
ホームページ https://sugiharagami.takacho.net/(外部サイトへリンク)

杉原紙

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