令和5年度ドローン社会実装促進実証事業

記者発表日時：2024年2月20日10時

担当部署名／産業労働部新産業課情報・成長産業振興班 外郭団体名等／(公財)新産業創造研究機構研究開発部門

～自律飛行ドローンによるGPS信号が届かない橋の下を通って医薬品搬送（全国初！）～

兵庫県と(公財)新産業創造研究機構(以下、NIRO)では、兵庫県内において次世代産業を創出し、県民の更なる安全安心な暮らしを実現するため、公益性の高い分野について、民間企業が実施する社会的課題の解決に資する実証試験を支援し、県内のドローン等を活用した新しいビジネスモデルの確立や社会実装を目指しています。

本年度は、10件の事業(添付資料7ページを参照願います。)を採択し、今後実証を進めることとしています。

この度、採択事業の1つである(株)プロドローンなどが提案する【運用コスト低減(橋梁下通過)を実現する医薬品搬送ドローンシステムの検証】を実施致します。

 

【実証内容】

ドローン物流は安全性や社会受容性の観点から、河川上をドローンの飛行ルートとする実証試験が数多く行われています。しかしながら、人や車両が往来する橋の上を通過する際には、安全性の担保に課題が残ります。

今回は解決策として、(株)プロドローンが開発した【GPS信号が受信できない橋梁下でも自律航行可能なドローン】を用いて、医薬品卸のメディセオから洲本川に架かる橋の下を通過して、県立淡路医療センターまで医薬品を搬送する実証試験を全国で初めて行います。

この実証により、多くの河川流域をドローン飛行ルートの候補対象とすることが出来るため、ドローンの社会実装が一層進むと考えられます。

この実証試験2月27日（火曜日）に報道の方々に公開致しますので、ご取材頂きたく存じます。

なお、取材会の詳細につきましては、次頁以降をご参照下さい。また、取材の場合には別紙の取材申込書にご記入の上、（公財）新産業創造研究機構（NIRO）までお申込み下さい。