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日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」の総括評価・継続審査の結果発表

2023年7月14日

担当部署名/但馬県民局地域政策室地域づくり課  直通電話/0796-34-6126

日本遺産認定から6年間が経過した地域は、地域活性化計画に記載された目標の達成状況、事業の実施状況及び新たな地域活性化計画により、日本遺産として認定を継続することが適当であるかを審査する総括評価・継続審査が実施される。
平成29年度に認定された「日本遺産」17件について、「日本遺産審査・評価委員会」における総括評価・継続審査を経て、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」が認定継続とされ、令和5年7月14日(金曜日)17時00分に文化庁から報道発表される。

1.日本遺産の概要
地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に発信することにより、地域の活性化・観光振興を図る。
なお、文化庁では100件程度の認定を目指し、2020年6月の認定をもって現在104件が認定されており、うち、兵庫県に関連する日本遺産は9件が認定されている。

2.日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」の概要(平成29年度認定)
(1)名称
播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~
(2)市町
朝来市(代表自治体)、姫路市、福崎町、市川町、神河町、養父市
(3)内容
明治産業の近代化を牽引してきた鉱山業。その中核を占めた兵庫県但馬地域の鉱山群。
この鉱山群は必然的に兵庫県中播磨地域の飾磨港へ向かう「道」を求め、生まれた道が播但貫く「銀の馬車道 鉱石の道」。
人が行き交い、経済を支えたこの「道」を、地域の交流軸として捉え、ストーリーに由来する食や構成資産の学びを通じて、知的欲求を満たす「旅」を発信することで、誘客による域内消費と経済循環の拡大を図る。
また、観光を通じて地域に対する愛着と誇りを醸成し、新たな観光産業等を創出することにより人口流出を抑止するだけでなく、地域への回帰と定着により、活気溢れる地域形成を目指す。

3.問合せ先
兵庫県但馬県民局地域政策室地域づくり課 小西(こにし)
TEL:0796-34-6126 FAX:0796-23-1476