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兵庫県不妊治療応援サイト

妊活はじめの一歩。

妊娠について考え始めた皆様、
最近、妊活について気になってきた皆様へ向けて、
はじめの一歩を踏み出すための妊活応援サイトです。
今や4.4組に1組が不妊の検査や治療を受けたことがあるという現状で、
決して珍しいことではありません。
2人ではじめの一歩が踏み出せるよう、応援させていただきます。

こんな悩み、ありませんか?

  • 最近“妊活”が 話題になって、ちょっと気になる。
  • 結婚して1年 経つけど妊娠しなくて心配…。
  • 近くに相談できる窓口はあるのかな?
  • 不妊症や 治療のことを知りたいな。
  • 助成金制度や 不妊治療の保険適用って?
  • 不妊の原因が 男性にあることもあるってホント?

現状を知ろう

妊活を応援する夫婦(めおと)忍者が、妊活の現状やポイントについて、
楽しく、分かりやすく紹介します。ぜひ、お二人でご覧ください!

妊活応援めおと忍者ニンンカツ虎の巻~2人の妊活を応援します~

マンガの登場人物

妊活応援めおと忍者
ニン吉&おカツ

悩めるカップルに妊活のイロハを
教えてくれる忍者

結婚
2年目の夫婦

夫はじめ32歳
妻あゆみ31歳

妊活応援マンガその01

教えて!妊活
“ニンカツ”って自分ごと!?」

妊活応援マンガその02

なるほど!妊活
“ニンカツ”って2人でするもの!?」

正しい知識を学ぼう

妊活のこと、あなたはどれくらい知っていますか。
まずは不妊症や治療のこと、
気になるお金についてなど、基礎知識を学びましょう。

妊活Q&A

不妊症の定義を教えて!
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないことをいいます。公益社団法人日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。
女性に排卵がなかったり、現在や過去に一定の病気にかかったことがあったり、男性の精子数が少なかったりすると妊娠しにくいことがあります。そのような場合は、上記の定義を満たさなくても検査や治療を始める方がよいこともあります。
(出典:厚生労働省『不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック(pdf)』P5)
不妊治療をすれば必ず妊娠できる?成功確率は?
男性も女性も、検査によって不妊の原因となる疾患があると分かった場合は、原因に応じて薬による治療や手術を行いますが、原因がはっきりしない場合も妊娠を目指して、性交のタイミング療法等の治療を行うことがあります。
不妊治療は、妊娠・出産まで、あるいは、治療を止める決断をするまで続きます。年齢が若いうちに治療を開始した方が、1回当たりの妊娠・出産に至る確率は高い傾向がありますが、「いつ終わるのか」を明らかにすることは困難です。治療を始めてすぐに妊娠する場合もあれば、何年も治療を続けている場合もあります。また、子どもを一人産んでいれば不妊ではないというわけではなく、二人目の子どもの出産に向けて不妊治療をしているという場合もあります。
出典:厚生労働省『不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック(pdf)』P5)
不妊治療を始めるタイミングは?まず何をすればいいの?
男女とも加齢により妊娠しにくくなり、治療を先送りすることで妊娠しなくなるリスクを考慮すると、一定期間を待たないですぐに治療した方がよい場合もあります。
出典:厚生労働省『不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック(pdf)』P5)
子どもができない原因は、女性だけにありますか?
不妊の原因は、女性だけにあるわけではありません。WHO(世界保健機関)によれば約半数は男性に原因があるとされていますし、検査をしても原因が分からないこともあります。
出典:厚生労働省『不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック(pdf)』P5)
不妊治療についてどこに相談すればいいですか?
県では、不妊や不育症、男性不妊等に関する疑問や、さまざまな悩みに、専門的な知識を有する医師・助産師がお応えします。不妊治療を受けようか悩んでおられる方も、現在治療を受けられている方も、夫婦一緒に一度ご相談ください。相談は無料、匿名可ですので、お気軽にご利用ください。(相談に関する秘密は守られます。)
詳しくは、兵庫県「不妊・不育専門相談/男性不妊専門相談について」ページをご確認ください。
男性にも不妊症ってありますか?
男性不妊症の原因には主に、精子を作る力が低下してしまう「造精機能障害」、勃起や射精ができない「性機能障害」、精子の通り道である精管が詰まってしまう「先天性の形態異常」や「精路閉塞障害」があり、吸引や切開により精子を採取する方法があります。
(出典:厚生労働省『不妊治療の保険適用について(pdf)』P2)
不妊治療が保険適用になりましたが適用条件を教えて!
令和4年(2022年)4月から、有効性・安全性が示された治療が保険適用の対象となりました。タイミング法などの一般不妊治療や、採卵・採精から胚移植に至るまでの基本的な生殖補助医療がその対象です。負担額は原則3割となり、女性は年齢が43歳未満、男性は年齢制限がありません。
詳しくは、こども家庭庁『不妊治療が保険適用されています(pdf)』をご覧ください。
不妊治療って、お金がかかるイメージ。実際はどうなのでしょう?
令和4年(2022年)4月より、不妊治療の基本治療が保険適用となり、これまで高額だった不妊治療の多くが3割負担で済むようになりました。高額療養費制度や自治体の助成事業を活用することで不妊治療の自己負担額をさらに抑えることが可能です。妊活にかかった費用は平均で、一般不妊治療で1クール約2万円、体外受精・顕微受精で1クール約13万円です(保険適用分のみ)。
兵庫県の市町の助成金にはどんなものがありますか?
県では、お住まいの市町が、不妊治療の検査にかかる費用の助成事業を実施する場合に、県がその市町に対して補助を行い、検査に対する支援を推進しています。助成に関するお問い合わせは「兵庫県不妊治療ペア検査助成事業」から、お住まいの市町の担当課を確認し、お問い合わせください。
詳しくは、兵庫県「不妊治療ペア検査助成事業」ページをご確認ください。
男性不妊治療も助成が受けられますか?
兵庫県では治療開始前の検査についてのみ、「不妊治療ペア検査助成事業」を行っています(令和5年度時点)。
詳しくは、兵庫県「不妊治療ペア検査助成事業」ページをご確認ください。

先輩の声を聞こう!

妊活リアルボイス

実際に妊活を経験した先輩にインタビューしました。
今妊活でお悩みの方から、これから取り組もうとしている方まで、
先輩の体験談から妊活について学びましょう。

不妊治療は夫婦2人で。
男性も当事者意識を持つことが大切。

30代・男性

治療方法

タイミング法(排卵誘発剤併用)

はじめた年齢

夫29歳・妻28歳

治療期間

6ヶ月

妻は、もともと生理不順があったことや、周囲にも不妊治療を受けている方がいたので、自分も不妊症の原因となりうる疾患があるのではないかと感じていたようです。結婚して早い時期に2人で「30歳までに1人目が欲しいね」と話していたので、妊娠・出産を考え始めた段階で医療機関にかかることができました。

診察の結果、妻に排卵障害がありました。私も精子検査を行いましたが、精子数や運動率には治療が必要なほどの問題はありませんでした。妻の治療中は、私にできることが少なく、どう支えていけば良いのか悩みました。

ただ、私自身に妊娠・出産に関する知識が全くなかったので、ネットやアプリを利用して通勤時間や営業の合間に勉強をして、治療方法の種類や時期などの知識を深めつつ、パートナーにプレッシャーにならないように気をつけていました。また、仕事の都合が付く時は、一緒に病院へ行くようにしました。

妻からは、「いろいろ手伝ってくれて、一緒に頑張っているように感じられた。」と言われました。なかなか男性が当事者意識を持つことは難しいとは思いますが、「不妊治療は夫婦2人で受けるもの」という意識がとても大切だと実感しました。

不妊治療に関わって、改めて若い世代の方は、結婚して、早いうちに将来のイメージを作ることが大切だと思いました。何歳ぐらいに子どもが欲しいなと言うような漠然としたイメージでも構いません。夫婦でそのような会話をする時間を持ち、そこから逆算することで、どのぐらいの時期に何をしたら良いのか考えるきっかけになります。また、もし何らかの対策が必要になったとしても、余裕を持って取り組むことができると思います。

気持ちを切り替え、
旅行などで気分転換。

40代・女性

治療方法

人工授精

はじめた年齢

夫38歳・妻36歳

治療期間

1年半くらい(現在は子ども1人)

結婚してから子どもが欲しいと漠然とは思っていましたが、仕事やキャリアアップのための資格の取得などもあり、特に妊活はしていませんでした。資格取得がひと段落した30代後半になって少し焦りを感じ、改めて夫に相談して、妊活を開始しました。

選んだ病院は、住んでいる地域から1時間余り。私も夫も勤務時間が不規則な仕事なので、治療のタイミングの調整が少し大変でした。病院では、受診回数を少なく、検査や治療をまとめてやってもらったり、夫も家事に協力的なので家のことは2人で分担して乗り切りました。何より理解ある職場で上司にも相談できたのが、ありがたかったですね。

最初に2人で検査をすると、卵子も精子もすごくいい状態ではなかったものの特に大きな問題はなく、夫の方は処方してもらった漢方薬で改善されました。幸い3度目の人工授精で妊娠し、現在、子どもは2歳になります。

今、2人目の妊娠を目指して治療を始めましたが、人工授精での妊娠は難しかったので次の段階に進もうか考え中です。1人目のときは、自治体の助成制度などは活用しませんでしたが、今後はもし使えるものがあったら申請しようと考えています。

不妊治療の過程では「今度は妊娠できたかも…」と期待したあとに月経が来てがっかり…という繰り返し。私はなるべくナーバスにならないように「はい、次、行ってみよう」と気持ちを切り替えて取り組みました。また、ちょうどコロナ禍だったこともあり、あまり遠出はできませんでしたが、時間が合えば2人で旅行に行ったりして気分転換したのもよかったと思います。

頑張りすぎないこと。
時にはリフレッシュも大切。

30代・女性

治療方法

人工授精、体外受精、顕微授精

はじめた年齢

夫35歳・妻37歳

治療期間

1人目1年10ヶ月、2人目1年3ヶ月

妊活前は、不妊治療の病院というと、何年も悩み続けた人が受診するというようなイメージがあり、自分が受診するのには勇気がいると思っていました。
実際は全く違い、病院の雰囲気は明るく、ある意味システマチックで、なんとなく救われました。夫と検査を受けると、私自身に子宮筋腫があること、また夫は精子の数は少なく、運動率も低めでしたが特に治療は必要ないことが分かりました。

私が一番大変に感じたのは、自宅から約2時間かけての通院です。仕事の調整が大変でした。でも、病院帰りに買い物をしたり、気になっていたお店で食事をしたりして、気分転換をしたのがいいリフレッシュになりましたね。

これから始める方は、最初に体質改善のために食事やサプリ、温活など、いろいろなことをがんばろうとすると思いますが、頑張りすぎは逆にストレスになることも。時にはガマンしていたことを数日やめてみたり、スポーツや趣味で気分転換したりするのもおススメですよ。

私も活用しましたが、兵庫県や住んでいる市の不妊治療助成もしっかりチェックしましょう。

あと、私のように、何も自覚症状がなくても子宮や卵巣に異常がある場合があります。妊娠出産はまだ先と思っている方も、健康診断などで子宮がん検診を受けるついでに、エコーなどで子宮や卵巣の状態を知っておくのもいいと思います。

不妊治療は効率的に妊娠するための手段。
気軽にトライを。

30代・女性

治療方法

顕微授精

はじめた年齢

夫36歳・妻38歳

治療期間

3ヶ月

当初は、周囲で不妊治療をしている人がいなかったので、少し抵抗はありましたが、スタート時点の私の年齢が38歳と高齢だったため、体外受精から始めるつもりで不妊治療を開始しました。
6月に病院を受診し、採卵できた卵子の一部を体外受精、残りを顕微受精しました。結果的には、体外受精で胚盤胞まで育ったものを移植し、8月下旬に妊娠することができました。

私が不妊治療で一番大変だったことは、勤務調整でした。お客様にアポイントをとって仕事を進めることが多いため、時間の調整がとても難しく、仕事の進め方に悩みましたね。
けれども、職場では、上司にサポートしてもらい、家では夫の家事負担を増やしてもらうことで、なんとか乗り切ることができました。
また、自治体の不妊治療の助成金も活用しました。

自分自身もそうでしたが、「不妊治療」と聞くと、身体のどこかが悪いように思ってしまう人が多いと思います。でも、これはあくまで効率的に妊娠するための手段です。あまり深く考えすぎずにトライしてみてもよいと思います。

県内のサポート・相談窓口を
活用しよう

不妊治療を受けようか悩んでおられる方も、現在治療を受けられている方も、相談は無料、匿名可ですので、お気軽にご利用ください。(相談に関する秘密は守られます。)

面接相談(予約制)

予約電話番号

078-362-3250

完全予約制

原則、平日9時00分~17時00分/
相談日の5日前までにご予約ください

電話相談

電話番号

078-360-1388

相談日

毎月第1、3土曜日(祝日・年末年始を除く)
10時00分~16時00分

 

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