ここから本文です。
「プレコンセプションケア(プレコン)」は若い男女が将来のライフプランを考えて日々の生活や健康と向き合うこと。次世代を担う子どもの健康にもつながるとして近年注目されているヘルスケアです。(引用:国立成育医療研究センター「プレコンセプションケアセンター」(外部サイトへリンク))
WHO(世界保健機関)が「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と提唱し、国際的にも取組みが推奨されています。
兵庫県では将来の自分やパートナーの妊娠の可能性を考えながら、自分のライフプランに適した心と体の健康管理を行うことを支援するため、正しい知識や相談窓口等、様々な情報を発信していきます。
【画像】引用:国立成育医療研究センター「プレコンセプションケアセンター」(外部サイトへリンク)
プレコンセプションケアの目的は3つあります。
直訳するとプレ(pre)「~の前」コンセプション(conception)「妊娠・受胎」ケア(care)「気配り・配慮」となりますが、近々妊娠したいと考えている方(パートナー含む)はもちろん、今は妊娠を考えていない方(パートナー含む)や家族にも知っていただきたいことです。
生活習慣を見直し、健康のためにできることから始めて、1つずつチェック項目を増やしていきましょう。
自身の体のことを正しく把握し、パートナーや家族と将来について話し合ってみましょう。
手引書:「プレコンノート」(国立成育医療研究センター)(PDF:3,701KB)
引用:国立成育医療研究センター「プレコンセプションケアセンター」(外部サイトへリンク)
若い世代が正しい知識を踏まえて将来の妊娠・出産を選択出来るよう、妊娠・出産を含む健康づくりや命の大切さについて啓発するため、希望する学校へ講師を派遣します。
【対象】県内の高校生及び大学生
【内容】プレコンセプションケアの普及啓発とともに幅広く以下の内容を織り交ぜた講義(性教育指導経験のある助産師等が講師をつとめます)
1.性に関する正しい知識と命の大切さ
2.生涯を見据えた若者の健康づくり
3.妊娠・出産の選択を含めた将来設計など
【料金】無料(プロジェクター等の備品は学校でご準備願います。)
【お申し込み・お問い合わせ】
令和6年4月1日から開始(実施予定2か月前までに下記へお申込ください)
公益社団法人小さないのちのドア
TEL・FAX:078-743-2405
E-mail:kataritai@door.or.jp
プレコンセプションケア講師派遣事業チラシ(PDF:501KB)
プレコンセプションケア講師派遣事業申込書(ワード:18KB)
講義を実施した学校の学生とプレコンセプションケアについて座談会を開催しました。
妊娠について考え始めた皆様、最近、妊活について気になってきた皆様へ向けて、はじめの一歩を踏み出すための妊活応援サイトです。今や約4.4組に1組が不妊の検査や治療を受けたことがあるとされており、決して珍しいことではありません。2人で「はじめの一歩」が踏み出せるよう、応援しています。
2022年4月1日から不妊治療が保険適用になりました。近年の結婚年齢、妊娠・出産年齢の上昇に伴い、不妊に悩む方や不妊治療を受ける方が増えています。妊娠・不妊のことも正しく知り、パートナーと将来のことを話してみましょう。
妊娠を希望しているがなかなか妊娠しないと感じている、気になることがあるという場合は、早めに受診してみましょう。いきなり病院に行くのに抵抗があるようなら、兵庫県が設置する不妊・不育専門相談で相談してみることもできます。専門知識を有する医師や助産師が無料で相談に応じており、匿名でも相談可能です。相談に関する秘密は守られますので、安心してご利用ください。
お問い合わせ