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令和4年4月に生殖補助医療にかかる費用が保険適用となりました。しかしながら「先進医療」については保険併用が認められているものの、その治療費は全額自己負担となり経済的負担は大きくなります。
兵庫県では、不妊治療を受けるご夫婦の経済的負担の軽減を図り、こどもを望む方の希望を実現できる環境づくりを推進するため、生殖補助医療と合わせて実施する「先進医療」と「その通院にかかる費用の一部」を助成します。
令和6年4月1日以降の先進医療費及び先進医療の治療にかかる通院交通費が対象です。通院交通費のみの申請はできません。
注意 先進医療実施施設として、厚生労働省に承認された医療機関で、先進医療を実施された方が助成の対象になります。(随時、厚生労働省のHPの更新に合わせて、表も更新いたします。)
下記、一覧表を確認してください。(令和6年10月1日時点)
申請受付中(令和7年2月28日までに申請してください。)(外部サイトへリンク)
※令和7年2月28日以降の申請については、追ってご案内いたします。
次の(1)~(4)の要件をすべて満たす夫婦
(※)以下の地域は、県外医療機関(隣接する医療圏に限る)を受診可能です。
但馬地域 | 鳥取県東部医療圏 |
西播磨地域 | 岡山県南東部医療圏 |
淡路地域 | 徳島県東部医療圏 |
「先進医療」の利用があれば、保険適用の有無に関わらず(全額自費診療でも)対象となります。
先進医療とは厚生労働省において、先進医療として告示された技術等です。
先進医療の実施施設として承認された医療機関で実施されたものが助成対象となります。
告示された治療、実施できる医療機関に関する最新情報は、以下のホームページをご確認ください。
【厚生労働省ホームページ】先進医療の各技術の概要(外部サイトへリンク)
【厚生労働省ホームページ】先進医療を実施している医療機関の一覧(外部サイトへリンク)
【参考】告示されている先進医療技術一覧(令和6年3月1日現在)
先進医療A | 先進医療B |
---|---|
ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI法) タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養 子宮内細菌叢検査(EMMA/ALICE法) 子宮内膜刺激法(SEET法) 子宮内膜受容能検査(ERA法) 子宮内膜スクラッチ IMSI 子宮内フローラ検査 子宮内受容期検査(ERPeak) 二段階胚移植法 Zymot(膜構造を用いた生理学的精子選択術) |
不妊症患者に対するタクロリムス投与療法 着床前胚異数性検査(PGT-A) |
<対象経費>
公共交通機関の利用料金(※1)または自家用車交通費(※2)の相当額
(※1)鉄道運賃、特急料金、バス運賃、船舶運賃。※タクシー、新幹線、航空機は対象外
(※2)移動距離に応じて算定(高速道路利用料金も対象となります)。
回数制限なし(保険診療の有無に限らず申請可能)
【参考】
体外受精、顕微授精の公的医療保険適用は、以下の回数制限があります。
治療開始時の妻の年齢が40歳未満:1子あたり通算6回
治療開始時の妻の年齢が40歳以上43歳未満:同3回
オンラインによる申請(1クールごとに申請が必要です。)
本人確認書類の他、治療に関する領収書等が必要になりますので捨てずに保管をお願いします。
(領収書は全期間分を捨てずに保管をお願いします)
<必要書類(見込み)>
申請受付はこちら(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
令和7年2月28日までを予定(令和7年2月28日以降の申請については、追ってご案内予定)
1クールごとの申請が必要となります。2クール分の助成を申請される場合は、2回に分けての申請が必要です。
お問い合わせ
部署名:保健医療部 健康増進課 保健・栄養指導班
電話:078-362-9230
内線:3186,3187
FAX:078-362-3913