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11月になると、秋もいよいよ深まり、冬の訪れを感じさせられます。
これからの時期は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行も懸念されていることから、ワクチン接種や基本的な感染防止対策をしっかりと行いながら、旅行やスポーツなどを楽しみたいですね。
今月は、普段の生活ではなかなか意識しないかもしれませんが、私たちが住む「まち」の道路整備について紹介します。
尼崎、西宮、芦屋の3市からなる阪神南地域は、高速道路や幹線道路、鉄道が東西南北に走り、利便性が高い交通ネットワークが整備され、これは地域の大きな財産であり「強み」のひとつです。
阪神南県民センターが管理する道路の延長は116.4キロメートルですが、車や人の流れは、時間の経過とともに変化していくことから、より便利で快適に、そして安全なまちにするための取組みを進めています。
まず、幹線道路では車線を4車線に増やす拡幅工事や未整備区間では道路の新設工事を行っているほか、鉄道アンダーパスの工事も実施しています。幹線道路でのこれらの取組みによって、阪神間の南北あるいは東西の交通がよりスムーズになります。
次に、平地の多い地域では、たくさんの人が自転車を利用されていることから、自動車の交通量の変化も踏まえた安全対策に取り組んでいます。歩行者と自動車、自転車を縁石などで物理的に分離する自転車専用道の整備や路面に自転車の通行位置や方向を表示することにより、安全な交通空間をつくります。
特に、阪神南地域は、自転車の事故が多く、県全体の4分の1を占めています。安全に通行できる環境づくりと同時に、自転車を利用する際には、ルールをしっかり守りましょう。(自転車安全利用5則というルールがあります。)
また、先月、ご紹介した阪神間モダニズムを巡るデジタルスタンプラリーは12月11日(日曜日)まで実施していますので、是非、お出かけください。
デジタルスタンプラリーはこちら |
阪神南県民センター長 秋山 徹志
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